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「月夜の森の梟」(朝日文庫)を読み

 小池真理子さんの亡き夫・藤田宜永氏を思い続ける美しいエッセイ集に出会い彼女の文章の底力に圧倒されました。

後ろの解説に林真理子さんが記していらっしゃいますが夫の藤田氏とも親しく小池さんとのエピソードもなるほどと思い藤田宜永と言う作家の作品はまだ未読で探し出して来ようと想っています。

夫との別れ(死)は人それぞれではありますがこの本の題名は私も同じく夜空の月を見るたびに亡き夫に守られているような…神秘を感じるのでした。

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# by madamegrimm | 2024-03-27 20:15 | 人間 | Comments(2)

あー、ポリーニさんが…

 イタリアのピアニスト、マウリツィオ・ポリーニさんが亡くなったよう…

ある時期、一世を風靡した名ピアニストでした。私と同じ歳!どんどん80代になると命の短さを感じる今日この頃…

まだ私は成さなければならないことが山ほどある…

神様御仏様阿弥陀様もう少しこの世でお助けくださいませ。

ポリーニさんのご冥福をお祈り致します。



# by madamegrimm | 2024-03-24 13:27 | クラシックはお好き? | Comments(4)

暑さ寒さも彼岸まで…

又寒さが…先程からエアコンをつけてしまいました。

昨日は都内は20度を超える気温でしたのに今日は風も花粉も吹きあれています。
国会は相も変わらずマンネリ-
テレビが観れない今、ラジオを聞き新たな発見をしたり、川上弘美さんの独特の恋愛小説に多感さを感じ、東野圭吾さんの幅広い人間社会描写に思い出しては又求めてしまい読みふける…

疲れてくると散歩兼買い物に出かけ日々気温の変化がありながら春の知らせを教えてくれる花々に心癒やされる。

パンジーがあちこちで笑ってくれています(^-^)

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# by madamegrimm | 2024-03-18 12:32 | 樹木草花 | Comments(2)

13年前の3.11から

 早朝の生島ヒロシさんの番組から気仙沼大島から生放送で流れてきて忘れもしないあの日の午後…

地震津波放射能漏れと強烈な体験をした私たちは関東から東北地方は最たる混乱に陥りました。

毎年この日が来るとこの国の人々は一人一人皆違う経験が身に迫って来ると思います。

今年の新年も能登半島地震に驚き地震大国わが国は如何にして生きて行くか問われ続けています。

夫の月命日でもあり自分の数日前の誕生日でもあり何か気忙しい三月、花粉も飛び春の花たちも新芽を出し梅の香りがふわ~っと漂って来て心ここにあらずと人間を不思議な春の空気に躍らされています。
私の嬉しくもない誕生日の日、この日の体調が良かったSohnと久々に銀座を闊歩してきました。

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梅も美しく香ってきます。

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いろいろ変化を求めてもう少し頑張りましょう!




# by madamegrimm | 2024-03-11 11:53 | 人間 | Comments(2)

TIMELESSを読んで

朝吹真理子さんの新刊「TIMELESS」を読んで人間のふわ~っとした面白さに惹かれ合間合間の読書に心奪われました。

「きことわ」から女性のサガが何となく素直な表現に魅力を感じていましたが、このTIMELESSもドロドロした人間関係の無い沢山の人々が何気なく登場し、それぞれの関係性のなかで未来の2030年まで事が起こり六本木麻布江姫の葬儀の様子など話が時代を飛び交う内容に思わず笑みが浮かんでしまうほど身近な表現で世の中を闊歩する朝吹さん!

男女の愛情の無いふりをしながら深く心に留めて付き合っていく様は未来への預言でしょうか…

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# by madamegrimm | 2024-03-05 13:24 | 人間 | Comments(2)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou