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懐かしのCDがいっぱい

 もう連休は関係ございませんが世間が騒いでいると何となく同じ気分になってこの休みを利用して家の中の整理を始めています。

応接間がMein Sohnのピアノ室であったため、グランドピアノを山あいに移動させてからあちこちに彼の残していったCDが積み重ねられ片付け始めたのですが、懐かしいCDや私の知らないCDなどが沢山出てきてそれでも彼はかなり処分していたのですが、よくまあこんなに買い込んでいたとは・・・。

彼のベルリン時代、音楽学校の演奏会で弾いたメンデルスゾーンや現地のCDなどがざくざくと現われます。

懐かしく聴いたりしていますが、このような物も求めていたのです。

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そう、アファナシェフです。
ベートーヴェンのピアノコンチェルトシリーズで2005年頃のザルツブルグでのモーツアルテーム・オーケストラとの共演です。

アファナシェフはエミール・ギレルスにも習っていられて、この演奏を聴いていると、あの強烈な個性はあまり感じられず、大変素直な美しい演奏をしています。

Mein Sohnの17歳頃のベルリンの演奏がよみがえってきて彼の才能を懐かしく振り返っております。

親が至らなかったのですね・・・。立ち直ってくれるでしょうか・・・。

ミッシェル・ベロフのドビュッシーやSohn好みのCDがまだまだ沢山、連休は整理に明け暮れます。

Walter Gieseking(ギーゼキング)のRAVEL(ラヴェル)も凄い!
「クープランの墓」など見事です! 

部屋がかえって散らかって来ました。フー!

















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by madamegrimm | 2018-04-30 19:03 | クラシックはお好き? | Comments(2)

香り漂う

 暖かいいえ暑い位の午後の陽射しに植物たちの香りが歩く道のあちこちから漂ってきます。

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ジャスミンの薫りが増す昨今・・・

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食する筍からすくすくと伸びる竹

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竹の姿は私のこころを刺激します。

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竹取物語は童話の原点でした。






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by madamegrimm | 2018-04-26 20:41 | 樹木草花 | Comments(2)

西脇順三郎の詩から

 西脇順三郎は1894年(明治27年)1月20日に小千谷市に生まれる。
1982年(昭和57年)6月5日死去。

印象派絵画のような詩は私のこころを振るわせます。

詩集を読んでいて次の詩に出会いました。

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無常
バルコニーの手すりによりかかる
この悲しい歴史
水仙の咲くこの目黒の山
笹やぶの生えた赤土のくずれ。
この真白い斜塔から眺めるのだ
枯れ果てた庭園の芝生のプールの中に
蓮華のような夕陽が漏れている。
アトリエに似たこのサロンには
ガンボージ色のカーテンがかかっている。
そこで古のガラスの洋杯を蒐める男が
東方の博士たちへ鉛とエナメルと
バラスターの説明をしていた。
饗宴は開かれ諸々の夫人の間に
はさまれて博士たちは恋人のように
しゃがんで何事かしゃべっていた。
ノーラは美しく酒をついだ。
(笹薮に雪がちらつと降って
雉子(きぎす)の鳴く声きけば
この失われた夜のことを憶うのだ。)
やがてもうろうとなり
女神の苦痛がやって来たジッと
していると吐きそうになる
酒を呪う。
虎のように歩きまわる
ふと「古の歌」という本が
ひそかに見えたと思って
もち出して読もうとするとそれは
《verres anciens》だった。
客はもう大方去っていた。
とりのこされた今宵の運命と
かすかにおどるとは
無常を感ずるのだ
いちはつのような女と
はてしない女と
五月のそよかぜのような女と
この柔い女とこのイフィジネの女と
頬をかすり淋しい。
涙とともにおどる
このはてしない女と。

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西脇氏の経験豊かな心が伝わって来ます。

        追伸

西脇順三郎は1922年(大正11年)から1925年(大正14年)イギリスへ留学、その間にイギリスの画家と結婚しています。日本に連れていらっしゃいましたが昭和7年に離婚しています。

この時期の国際結婚の難しさが詩からも読み取れるのでした。

人間の一生涯を考える今日この頃です。



































































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by madamegrimm | 2018-04-24 16:14 | 人間 | Comments(2)

ビュールレ・コレクション(Bührle Collection)へ出かける

 5月7日まで開催されている国立新美術館へ思いきって出かける。

地下鉄・乃木坂に久々降り立ちました。

スイスの実業家であるエミール・ゲオルク・ビュールレ(1890~1956)によって収集された印象派絵画を中心とした西洋美術からなるプライベート・コレクションです。
あのルノワールの少女像の本物を見たくそしてセザンヌの赤いチョッキの少年像と。

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手振れで申し訳ございません。入口です。

入ってすぐは肖像画、アングルやクールベ等の油彩です。

珍しいエドガー・ドガの作品で『ピアノの前のカミュ夫人』という題が付いています。作家のカミュではなくドガの眼科医である奥方でピアニストだそうです。

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ベートーヴェンの楽譜が置いてあります。ドラマを感じました。

『可愛いイレーヌ』

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何と気品のあるルノワールの作品でしょう。見惚れてしまいました。

そしてコローの『読書する少女』という晩年に集中した室内での人物画から、初期の赤いジャケットを着てうつむきかげんの少女の姿が美しく醸し出されています。

シスレー、ピサロ、マネ、モネ、ゴッホ、ドガ、セザンヌ、マティス、ピカソ等たくさんたくさん素晴らしい油絵に圧倒され、このビュールレ氏の心が伝わって来るような作品群に酔いしれました。

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フランスを思い出し、懐かしい風景が甦り人間の心を震わせる芸術は何て幸せにしてくれるのでしょう。
帰り、日比谷で下車、銀座のあるビルのレストランから外を見るとまー、エルメスビルのてっ辺に馬2頭像が・・・エルメス会社の出発点です。

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さすが銀座です。
手前のソニービルが無くなっていました。左角の不二家はリニューアル^^

今日一日心洗われる。












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by madamegrimm | 2018-04-20 23:15 | 人間 | Comments(4)

こころの哲学です

 本を読み始めて`あれ?前に読んでいるみたい’と思いながら読み進めているうちに数年前にある雑誌に連載されていたものが加筆修正された山折哲雄著『ひとりの哲学』(新潮選書発刊)を読了。

山折氏は宗教哲学者でいらっしゃいますが生まれがサンフランシスコ、このお歳では日本人として珍しい生い立ちの方です。

現在、京都で自由暮らしのご様子、いつでしたか・・・家族で奈良を旅していた時、連れが「あ、山折哲雄さん!」とすれ違いざまに接して、もう20年以上も前ですが着物姿で奈良の町を歩いていられ奈良県にぴったりのお姿が目に焼き付きました。

それからは彼の発する書物は気がつけば読むようにしてきました。

お生まれも親鸞の方のお寺出身、この本もひとりの哲学ですが仏教の13世紀の頃のいろいろの宗教者がひとりで改革していく姿を追って行く・・・。

この大和の国の歴史を踏まえて、ご自分の足で(と申しても相棒の方の車運転で走っています)、親鸞、道元、法然、一遍、日蓮、そして漱石や啄木を追いながら「ひとり」の哲学を考え、キリスト教の宗教改革と比較しながら日本人の「こころ」へと分析していくのでした。

おもしろく拝読いたしました。

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by madamegrimm | 2018-04-16 13:32 | 人間 | Comments(2)

春の嵐でしたが

 この頃ブログ友人たちへのコメントをしましてもエキサイトブログの会社の所為でしょうかUpすると「このページは表示できません」と出てコメントが消えています。
何故なのでしょう。

昨夜の風雨はたいしたことは無く日曜日をむかえる。

玄関わきのモミジが若葉で美しい。

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昨夕のハナミズキ

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by madamegrimm | 2018-04-15 11:21 | 未分類 | Comments(2)

春の風物詩

 町を歩くと私の眼に光る植物

 春の芽吹きがさら~っと伝わって来る

 竹の子 見てください この輝き  かぐや姫が潜んでいるよう

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夕闇迫るともっと輝く花たち

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こちらも

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こちらも

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そして今晩のおかずは新筍煮

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新竹の子の美味しさは 春の風物詩







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by madamegrimm | 2018-04-13 19:01 | 樹木草花 | Comments(2)

モーツアルトを聴きながら

 昨夜はMeine Tochterに誘われて飲みに出かける。

彼女行きつけの場所が私もいい歳をして出かけるようになってから馴染の常連客とも親しくなって行きお酒を飲む楽しさが増してきました。

小さな居酒屋ですがアットホームの雰囲気を醸し出させてくれる温かい場所です。

お酒に呑まれないよう気をつけながら楽しい会話が若いオーナー夫妻の人柄でしょうか・・・飛び交い、昔の父親たちがハマっていく意味が解り人間の新しい姿の発見です。

いにしえでしたら老不良婦人と名付けられそうですが、お酒は男性だけの世界ではない今のご時世、爽やかな気分で先日見つけたアルバンベルグ四重奏団のモーツアルトにも酔いしれている私です。

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この楽団は確かもう解散していると思いましたがベートーヴェンを得意としていて切れのいい演奏に魅了されていたのですが、このモーツアルトの四重奏の数曲と最後の一枚にはアルフレッド・ブレンデルが加わってK414とK493を演奏しています。
モーツアルトの神髄です。








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by madamegrimm | 2018-04-11 11:06 | 人間 | Comments(4)

自然の空気に圧倒され

 しばらく定期健診を受けていなかったので二年ぶりに出かける。

その足で山あいへ・・・

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新芽と花々の勢いが強烈です。

眼を開けていられない位、とうとう花粉症か?

土手も

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庭も

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チューリップの葉っぱの間からはスミレ^^

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紫チューリップも咲いていました。

帰路植物に圧倒されて疲れがドッと押し寄せてくる。

ビールを飲んで早々とおやすみなさい。

それに致しましても雑然とした庭・・なんとかしなければ・・
















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by madamegrimm | 2018-04-09 20:35 | 樹木草花 | Comments(2)

予約していたCD『クロード・ドビュッシーの墓』を受け取りに

 素敵な発想のCD、近現代芸術史ご専門の沼辺信一氏解説によってドビュッシーの立位置がさらに深まる。

1918年3月25日、クロード・ドビュッシーはパリの自宅で息を引き取った。
から始まる沼辺氏のライナー・ノーツの内容は見事です。

第一次世界大戦の末期に亡くなったドビュッシーの訃報は欧州大戦終結(1918年11月)後、ようやく故人の業績を偲ぶ流れの中でパリの音楽雑誌『La Revue Musicale』が追悼号を刊行し多くの作曲家や友人の評論家などにより回想等が寄せられたそうです。

その別冊に楽譜集がつきその題が『Tombeau de Claude Debussy』・『クロード・ドビュッシーの墓』と名付けられていて著名な作曲家10人が新作を持ち寄ってドビュッシーを偲いでいるのでした。

それらの作品をピアニストでいられる青柳いづみこ氏が中心となられて今回のCD発刊となられましたようです。

演奏会も先日行われたようできっと素敵なコンサートでいらっしゃいましたでしょう。

バルトーク、ストラヴィンスキー、ラヴェル、ファリャ、サテイ等の方々の作品が列ねています。勉強になりました。

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今年はドビュッシー歿後100年を記念しての発刊は素晴らしいです。
詳しくは「私たちは20世紀に生まれた」沼辺氏ご本人のブログ8日記載をご覧ください。

先日求めた鉢アザレアが美しく輝いています。ドビュッシーへのオマージュ!

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by madamegrimm | 2018-04-08 12:00 | クラシックはお好き? | Comments(4)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou
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