世の人々
2013年 07月 31日
九州から沖縄を経て名古屋の中部国際空港で保護されたとのこと。
96歳のお爺さんです。
何かいたたまれない・・・。
おじいさんも哀しいですがその妻も哀しい。
最近の人間模様がまさに小説よりも奇なりがここずうっと続いていて、蒸し暑い日々と一緒に人様の姿がリアルに現れてきて、気候の変化と共に人間もストレートになってきています。
人の心の難しさ・・・、お金というバブル期を経験したことによって、小さな幸せをつかむことが困難になってきました。
小さな幸せを求めて故郷に帰った人もコミュニティーでの苦しみに苛まれ、争いがエスカレートしてしまう。
これからの人間はどのように生きていくのでしょうか。
霧雨の木々の中で
2013年 07月 29日
バスの運転手さんも親切でホッとしました。
緑濃き場所、降りるバス停は小さな集落。
澄んだせせらぎの音と、透き通った小川の木橋を渡っていきます。
車では味わえない風情、初心に返った気分です。
急坂道が多いことに気が付き、この次からは滑らないように杖を持たなければ。まだ少しオーバーですが・・・。

帰りのバス停後ろはけものが出てきそうです。

雨も止み、帰路の車窓から夕焼け空と共にピンクの夾竹桃がまぶしく光っていました。
今朝(30日)の朝顔

又も朝顔で・・・
2013年 07月 28日
それも同じ鉢から、赤紫や空色や真っ白の朝顔が顔を出すんです。
今朝は又、ホワイト!

この前は水色、その前は赤紫、そして今日の真っ白朝顔。
琉球朝顔の方は大きな葉と共にツルがどんどん伸びています。

初めはこのようなお花でした。

次はいつ咲くのでしょう。

楽しみです(^.^)
今朝の朝顔とスペイン脱線事故の近くの本を読み終わる・・・
2013年 07月 26日

先日、他本と一緒に気楽に読めそうと思い、「カミーノ!女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅」という幻冬舎文庫の本を購入、大変な距離を44日間かけて歩き通した作者、森知子さんという方の本です。
フランスとスペインの国境の山越えから始まり、スペイン北西部のサンティアゴ・コンポステーラを目指して歩く巡礼の旅です。この場所はローマ、エルサレムと並ぶキリスト教徒の三大聖地のひとつで、イエスの使徒のひとりであった聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の亡骸が眠っているといわれている。
巡礼の歴史は1000年以上。世界遺産にも登録されているそうです。
この方はフランスのピレネー山脈を越えて北スペインを歩くコースで苦しい戦いの中での人々との出会いを楽しみながら、サンティアゴ・コンポステーラまで頑張っていかれるおはなしです。
読み終わったばかりのところで、スペインの脱線事故、それも場所はそのサンティアゴ・・・。
驚いています。オー・マイ・ゴット!

ラタトゥイユ=ratatoulle
2013年 07月 25日
昨夜、作り置きのラタトゥイユをパスタと共に食する。冷製パスタです。厚切りのロースハム等と一緒に美味しくいただきました。暑い夏にぴったりです。
ラタトゥイユとは、南フランスのニースなどでよく食される野菜だけの素朴な料理です。
わたくしがパリに居た頃は気がつかなかったと申しましょうか、レストランなどではみかけませんでした。
簡単家庭料理なんですね。
今、日本ではお年寄りや若いご家庭のお子たちに人気があるようです。パンの上にのせたり、パスタのソースにもなります。そのままの副菜でダイエット食にも^^
作り方は至って簡単。
野菜は、ズッキーニ、なす、ピーマン、パプリカ(黄、赤、無くても)、玉ねぎ、にんにく、トマト缶(赤いフレッシュトマトが手に入りましたらベスト)、赤唐辛子一本。
調味料他→オリーブオイル、塩、コショウ、赤ワイン、少々の出し汁、お好みの香草(バジルなど)
作り方→大きめの鍋にオリーブオイルを多めに入れ、みじん切りにしたにんにくと玉ねぎを少し色ずくまで炒める。赤唐辛子のお好きな方は種を取って加える。
ズッキーニとなすを乱切りか5ミリ位の円形に切り、鍋に加える。
焦がさないようにしんなりさせましたら、ピーマンパプリカも加え炒める。
塩コショウをして少しの出し汁(大匙1,5位)と赤ワインを少し入れ、ぶつぶつ火が通ってきましたら、トマト缶ひと缶分を全部入れて赤ワインを足し、10分ほど煮込みます。
煮崩れない程度に火を通し、味を整えて出来上がり!
バジルを添えてボンナペティ。
花の脆さと
2013年 07月 24日
今朝、短く切ってお花だけさしましたが、蕾もあるのに残念です。
今日は比較的気温は上がらないようですが、暑さで夜中も常にうたた寝状態です。
疲れも溜まって来ました。
朝顔のツルだけは元気にどんどん伸びています。
カーネーション側のIch,朝顔のツルにあやかりたいものです。

元気を出すために、最近日本で流行っている南仏のラタトゥイユを作り、冷蔵庫に入れてさて、どこかに出かけてきましょう。

夜はハムをたして冷たいパスタにしましょうっと。
急く心
2013年 07月 23日

赤紫の色が咲き始めました。
参議院選挙が終わり何か腑に落ちない昨日今日、少しスッキリさせてくださったのは、ブログ友人の記事を見て、後、今日の内田樹氏のブログを開けて見ましたら、今回の選挙について記していられました。
有権者たちが選んだ今回の政党、{自民党、公明党、共産党、}この3つの党に対して、党内の異論や分裂が抑制されている政党を選んでいる、と。
これは確かにそう思います。
ねじれ国会に対する恐れが人々のこころを短絡的な方向へと導かれていってしまいました。
本来の民主主義はたくさんの異論を論じ合った上での調整システムでなければならないところを、効率よいスピード感を人々は求めた・・・。
それによって企業と同じ感覚で、政治もこのグローバル社会の中で動かざるを得ない立場に追いやられてしまったのです。
内田氏も言っています。
未来の見通しに対してこのようにシニカル(皮肉な態度をとるさま)になったのは歴史上はじめてである、と。
そんな中、若い女性議員が共産党から一人当選していました。
わたくしは無党派ですが、このようなキラッと光る若い女性が反対勢力から議論を醸し出してくれることを期待したいです。
「神が書いた曲」を読んで
2013年 07月 20日
音楽のクリティカル・エッセイという副題がついています。
「日傘の女性」というエッセイから始まり、Ichの好きなモネの作品の母と子の面影がバッハのフーガのごとく主題を変形して繰り返してゆく悲しい過去の夢幻なのであろう・・・と語っていく。
静かに芸術に対して独自の表現で見つめながら、時々ハッとするような激しい感情が作品を観た後に茫然とするようなエッセイもある。ー 「私と踊って」
孤独を、シューベルトの「冬の旅」からゴッホのアルルの作品・・・「郵便配達人」の瞳へと、待ちわびる心を浮かばせる。
シューマンの歌曲「異郷にて」では著者の梅津氏もドイツのケルンに留学していらっしゃったようで、この曲の詩
<すぐに、ああもうすぐ私にも静かな時が来る/ そこでこそ私は安らぎ、上の方から/ ささやいてくるひっそりとした美しい森に包まれる/ そして私がここにいることなどもう誰もしらない>と言うまでもなく、安らげる場所は死であろう・・と。
たくさんの人間の感情表現が随処に現れ、読んでいるうちに心が研ぎ澄まされ、モーツアルトのピアノ協奏曲が何故か聴きたくなるような清々しい気分になってしまいました。

ゴッホの郵便配達人
バックミュージックはゲザ・アンダのモーツアルトピアノ協奏曲第20番第21番、 そしてMein Sohnの16歳の時に演奏したポーランド・フィルとの共演・第23番。なんて清々しいモーツアルトでしょう。
究極の他者である神と、切り離されたこの世の私(人間)とを結びつけるものは、神秘的な啓示・・・
炎天下で巨大ひまわり
2013年 07月 19日

今年の夏は亜熱帯気候ではないかと思うほど、南国のお花が嬉しそうに咲いています。ほんの近くを歩いただけで・・・



夕立も大粒です。
ふー、疲れました(^。^)
2013年 07月 17日

夕方デパートに買い物へ出かけましたが、雨が降ってきて雨宿りも兼ね、プロントに入って一人で生ビールとカシスオレンジカクテルを飲んで一休みしてきました。
食欲はあまり無し・・・。何か無性にアルコール系が飲みたい。
不良老女アル中になり始めたかな・・・。
本を読んでいても最近長続きしない。集中出来ない何かが襲ってくるのです。
その一つとして、読んでいる最近の本が書いていらっしゃる作者、ほとんど自分より年下。
その時はおもしろく読むのですが、それっきり・・・。
生活力も低下し始めている。
きっと、がんばってきた自分への諦観でしょうか。
これってかなりきつい事です・・・。