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カテゴリ:人間( 490 )

極悪時代を何気なく

 読ませてくれました。村上春樹氏・・・。
題名『猫を棄てる』〈父親について語るときに僕の語ること〉 文藝春秋6月号です。

春樹さんはいつも読みやすい文を何気なく素直に綴りながら両親を初めて題材にして自らのルーツを表現し戦争という極悪時代の父の姿がリアルに読み取れていく・・・。

人間のどうしようもない苦しみの環境に置かれた立場から父は俳句を詠み、猫という動物の習性で驚きを表し、父親の運命的経験が自分の生命に繋がっていく。

あの時代を、体験無き彼が親を通して解りやすく現代の若者たちに強く訴えているように感じる・・・。

自然体の今の村上春樹氏なのです。流石!

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敗戦後、数年経っての父と子の長閑なFotoですね・・・。







by madamegrimm | 2019-05-17 06:31 | 人間 | Comments(2)

少しお休みします

又「このページは表示されません」とUp切り替えでマイ記事が消えてしまいました。

なぜそのようなことが起きるのか、がっくりの日々で少しパソコンから離れます。

理路整然としないインターネット時代、新しい事への挑戦は意欲が湧かなくなってきました。

疲れているのか・・・それでも今日も7000歩、おやすみなさい。

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by madamegrimm | 2019-05-07 23:51 | 人間 | Comments(2)

山あいで風邪治る

ひとり黙々とWi-Fi機種を組み立て後はSohnのスマホからのみにして3日間ゆっくり洗濯布団干し掃除をマイペースで動き回り、いつの間にか体調が自然体に戻っていました。

あー、良かったー、長引いていたがまだ回復力があることにほっとする。

庭の緑の草花を眺め、時々鶯が枝を刈り取った柿の木に来ては拙いホーホケキョを囀って行く。

夕暮れの木々の美しい事。

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人間は健康になるといろいろな夢が湧いてくる。

次回は室内の模様替えをしよう。






by madamegrimm | 2019-04-29 23:03 | 人間 | Comments(4)

『夢も見ずに眠った』

 ブログ友が読んでいらしたこのタイトルの本、私も疲れから来る風邪を引いてしまい、ここ数日夢も見ずに眠っていました。

著者・絲山秋子さんの『夢も見ずに眠った』(河出書房新社)は病む前に読み終わっていたのですが、今回の風邪はノドの痛みから始まって自力で治そうと病院嫌いの私は「寝ていれば治る」と過信していたのですが3日経ってもちっとも良くならず閉口・・・とうとう近くの医院へ駆け込む。

薬を飲まないと治らない体になってしまいました。ようやくちょっと前から風邪の菌が抜けてきているような気がします。

本当は今日は友たちとお花見の予定でしたのに出かけられなくて残念でした。

その絲山さんの本、日本のあちこちを訪れながらある男女の結婚離婚を経て未来の2022年6月で終わっていますが旅を主題にしているワケでもなく淡々と日々が過ぎて行くわだかまりのない各地の表現に同じ地を私も渡ってきた者として何となく身近に感じる不思議な小説。これからの男女はこのような生き方になっていくのかな・・とふと思う物語なのでした。

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by madamegrimm | 2019-03-30 16:40 | 人間 | Comments(4)

とうとう弱者です

 そもそも2日続けて外出をすると体調によくないとある時期から把握はしていたのですがその日しか設定できないそれぞれの事情に楽しみにしていた出来事が気候不順生憎の急に冬戻り、着ていく洋服も慌ててマフラーをもち出したり注意はしていたもののとうとうノドの痛みが昨夜から始まり今朝のZeitungの週刊誌広告を見ましたら`「のど」から始まった病気はタチが悪い’なんていう見出しにギョッ!
感化されやすい私の身体、見てしまったその見出しにそんなことがあるのかな~と追い打ちをかけるその記事に(まったくー)と思いながら極力ノドのうがい薬で昨夜から痛みをおさえ起きたり寝たり過ごす今日になってしまいました。

歳はとりたくなくても日々過ぎて行く時間、音楽でとラジオを点けても若い方たちの世界、クラシック音楽番組もうんうんと思うだけ、コンサートに出かけたいと思ってもなんで日本はこんなに高い値段なのか・・・

数日前には新聞代が4月から大幅値上げ、シニア定期バス料金も見事な値上げ、この国はどうなっているのでしょう。

貧富の差をこんなに感じる昨今、一般庶民・高齢者に本当に失礼ではありませんか?

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春は来ているのですが・・・






by madamegrimm | 2019-03-25 15:00 | 人間 | Comments(2)

ある日の私

 今日午前今年の桜・ソメイヨシノ開花宣言が東京に出されました。
数日前から春の色が街々を賑わせてくれており散歩に出かける。
 昨日の事、バスを降り地下街を歩いていると洋品店でバーゲンセール、地味なリュックばかりを持っている私、着ているコートも白っぽいグレイ、そうだ、春が来たのですからもっと明るく・・・ごそごそボックスを漁っていますとオレンジ赤色のリュックが目につく。定価が11000円、それがなんと3000円。安い!店員が寄ってきて「さっきまで紺色があったのですが売れてしまいこの色は今届いたんですよ」と。
旨い話に釣られ「着ていらっしゃるコートにぴったりです」とまたおだてられ鏡に映してみると(うん、なかなかいいぞ・・)とうとう求めてしまいました。
くじが引けるとのこと、じゃらじゃらと回すと百円券が二枚当たり、由ってお買い得2800円のお買いもの。ウフフ
 さて反対側のデパートへ地下道を歩き三省堂支店へブログ友の読まれた本を求めに。
新刊場所を探しても無い・・丁度店員さんがいらしたのでメモを見せる。彼もその場所を見ていましたが消える。しばらくして単行本のその本を持って現れました。
「あれ、文庫ではないんですね」何てぶつぶつ言う私、しかし埼玉県の事がかなり詳しく記されている本で最近映画でも「翔んで埼玉」なんて可笑しなタイトルの映画が人気でブームに乗ってしまうミーハーの私は欲しいと思った本は求めてしまう我が人生、河出書房新社出版『夢も見ずに眠った』(絲山秋子著)を買う。
 さて、お腹が空いたので食堂街へ上って行く。
ぶらぶら何にしようかな~。珍しい店名「ごうぶり」という中華料理店のようで4種類の小型中華まんじゅうがセットになっている定食を見つける。
美味しそう!午後の空いている時間でしたので席に着き何となく面白さを感じる店長なのかお年を召した方が給仕してくださる。今月は私の誕生日月なのでポイントが2倍つくのでラッキー、そのポイント1000円分を使って残り600円程を支払う。
さあ、次は何処へ・・・あ、掃除機のゴミ袋が無くなりそうなのでヤマダ電機で500円引きの券を持っていたので5階までエスカレーターで上がる。驚き!捨ててしまう紙袋の値段が1200円もするのです。結局700円位払うことでしたが、ぶらっと散歩でもかなりの消費、バス停に戻り近くのスーパーで夕食の買物をしてあー、疲れた。貴景勝も負けてしまい5000歩運動はしたもののたまったものではございませんでした。お粗末。





by madamegrimm | 2019-03-21 15:12 | 人間 | Comments(2)

連なって行く私の読書

 今年に入って1月末に70歳で亡くなった橋本治氏の追悼記事があちこちで読まれ彼独自の考え方や行動が惜しまれています。

そんな中、ブログ友のご紹介で吉田秀和の『バッハ』を読んでいる内に橋本氏の「硬直した古い知性」とか諸々の言葉に動かされ、ふっと吉田健一の『時間』を読み始めました。

難しい・・・吉田健一独特の文章はタイトルが「時間」でもありますのでそれを延々と吉田節で綴っている。

例えば 刻々にたって行く時間をその通りに意識することが現在であるということの他にその意識で我々の世界が奥行を増してこれをありのままに見ることが出来るということがある。

ずーっとこのような文体が続いていく・・・。

そしてふっと小林秀雄の文章が読みたくなり、家にあった『無私の精神』(文藝春秋・昭和47年発行)の中の「無常といふ事」を開くと⦅生きている人間などというものは、どうも仕方のない代物だな。何を考えているのやら、何を言い出すのやら、仕出来すのやら、自分の事にせよ他人事にせよ、解った例しがあったのか。鑑賞にも観察にも堪へない。其処に行くと死んでしまった人間といふものは大したものだ。何故、ああはっきりしっかりとして来るんだろう。まさに人間の形をしているよ。してみると、生きている人間とは、人間になりつつある一種の動物かな⦆と川端康成と話しているのです。川端は笑って答えなかったそうですが・・・。

吉田秀和の文章は、バッハを聴くことによって、私たちが幸福になるのは、この芸術としての彼の楽曲とその中にあるそれ以上のものと、その両方を聴きとる心がなければ、生まれてこない話である。その心は、バッハの最も単純な独奏曲から合奏協奏曲、無伴奏チェロないしヴァイオリン組曲から⦅音楽の捧げもの⦆や《フーガの技法》にいたる精神的にも技術的にも高度の発展をとげた末に初めて可能になった大芸術まで広がってゆく器楽曲の世界からでも、養われ、発展させられることのできるものだ。しかし、バッハのもう一つの巨大な世界、つまり声楽のそれを顧みないでは、やっぱり、欠陥といわないまでも、大きな穴のある心になる。
 いや、こういう言い方は私の本意ではない。私は言いたいのだ。バッハのカンタータをぜひ聴いてごらんなさい。一度その魅力に開眼させられたら、これまでなんという宝の山を気がつかずに通り過ごしてきたことか!と思わずにいられないだろう、と。これまた、大変な世界なのだ。(P60)


何か頭が・・・要は私は古い人間なのでした。

工夫していきましょう。

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by madamegrimm | 2019-03-17 22:14 | 人間 | Comments(4)

日本の同時代小説

事実は小説よりも奇なりと昔あるアナウンサーがおっしゃっていらっしゃいましたが、その当時はなるほど~っと名文句ですねーと感心しておりました。
しかしこの本を読みビックリ!小説は事実よりも奇なりの現代小説。

斉藤美奈子著・岩波新書『日本の同時代小説』です。

`現代の小説が一冊でわかる本’と著者も言ってられますが自分の生きている時代の性格を知りたいと私も思い、求めてみました。

いや~、21世紀に入りいろいろな出来事が事実として繰り広げられてきている今、今日も3・11から8年が経ったニュースが流れる中、人々の考える様々な心が現代の小説になって拍車がかけられていくこの国の現状が垣間見られる本でありました。

第一章から「1960年代 知識人の凋落」というタイトルです。最後の第6章は「2010年代 ディストピアを越えて」で彼女は悲観していない。

明治からの日本の文筆家ほとんどが書物の内容と共に記されています。

何人かは漏れていてあれ?私の好きな福永武彦小説が無い~と少々嘆きましたが彼女は流石よく読んでいられ今を生きる若者たちへも勇気を与えてくれる文芸書でした。

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by madamegrimm | 2019-03-11 13:48 | 人間 | Comments(4)

また我が月・弥生が来ました

 カレンダーを捲ると春の色、チューリップがあちこちの部屋にピンク・赤・黄・白とオー・プランタンと告げてくれています。

この月をむかえ、とうとう長寿喜びの字の寿が来てしまいます。昔の人はここまで生きていられた事への祝い心がこのような言葉となって歴史に残っているのでしょう。

現代はあたりまえの歳、まだまだ次は傘寿(80歳)米寿(88歳)と続いていく。

人生の長さに途方もない気持が押し寄せてくる。

今週はいろいろ予定が入っていますが自分としてはちっとも喜ばしくない・・・。

日々をこなすだけの肉体の老化はまさに日に日に何かが衰えて行っている。

美味しいものを食したくても段々と受け付けなくなってきている。

食べ過ぎると肉体が悲鳴をあげる。飲み過ぎると宇宙転換が始まる。

ああ、そろそろ段捨離を始めなければ・・・あ、かわいい小鳥の囀りが聞こえる。

モーツアルトでも弾きましょっと。

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好きなローズビア、上野・アトレの小さなバーで・・・










by madamegrimm | 2019-03-03 11:55 | 人間 | Comments(2)

心がすっきりしない今日

 はっきり申し上げられない。

一般市民の心を踏みにじるような政府と皇室関係・・・複雑な善良市民は置き去りにされているこの三日間の茶会と称する艶やかな人々。

おかしいと思うのは私だけであろうか・・・。

春色が街々に見える昨今の最後の平成にもの申す・・・悲しい心です。

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by madamegrimm | 2019-02-26 18:01 | 人間 | Comments(4)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou
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