哲大くんと言う方
2008年 03月 04日
同じ若者を持っている親の一人としてご家族の気持は計り知れないものがあるでしょう。
青年哲大くんは仲間と一緒に年数回、魚をトラックにいっぱい積めてホームレス支援団体に贈っていたとか・・・。
`魚のあんちゃん’として親しまれていたようです。
Zeitungを読んでいるところによると自分からはほとんどしゃべらず上野公園でホームレスに食事を配る情景をじっと見つめていたそうです。
ボランティアの人が一度だけ「ガソリン代」と言ってお礼を渡すと、その後は魚を届けたら、すぐに帰ってしまうようになったそうです。
なんて美しい若者に育っているのでしょう!
上野公園のホームレス食事風景はIchも何度も出会ったことがあります。遠くからそ~っと見ていると人間の奥深い哀しみが襲いかかってきます。
炊き出しのところから黙々と、孤独な人々が100メートル以上の行列をして順番を待っているのです。
人間の哀れです。
哲大くんとそのお父様どうかジョン・万次郎のようにどこかに漂流し生き続けていってください。祈っています。
久里浜海岸