黄金のがちょう
2008年 02月 27日
大好きな顔が教室を入ると飛び込んできました。
ちょっぴり大人になってきているので何気ない顔でIchの顔を見ながら心の奥は(お、グリムおばさんだ!)な~んて・・・。
今日はどんなお話かな?という顔、顔・・です。
しーんとなったところで初版64話‘ぼけなすの話’4番目(あ!いけない、3番と言ってしまったー!)の‘黄金のがちょう’「昔、ひとりの男がいました。・・・」を読み始めたらいっせいにこちらを見る。
この話、おもしろいんです。
3男のぼけなす君が森の白髪頭の小人さんにお菓子をあげた事によって黄金のがちょうを手に入れ、そのがちょうを触るとくっついてしまって離れなくなり次から次と人がくっついてしまい、笑わないお姫様に困っていた王様が笑わせた者に姫と結婚させようとおふれを出していたのでぼけなすは姫の前に出て行列を見せます。
大笑いした姫に王はなんやかやといいのがれをして、ぼけなすに難題をふっかけ困らせながらとうとう親切にしてあげた小人のおかげで姫と結婚することが出来るというメルヒェンです。
いつも思うことですがなんて素晴らしい創造力でしょう!
グリム童話の醍醐味です。
皆と別れる時、こんな昔から創造の世界が語り伝えられているスゴサを話し、皆さんも素敵なおはなしを作ってみてね、と言いながら教室を後にしました。