安江佐和子氏プロデュースのコンサートへ
2018年 08月 04日
真夏の午後、照りつける太陽の真下を西早稲田の会場へ山あいの友を誘って出かける。
~高橋悠治作品と共に~と副題が付いています。
チラシには高橋悠治氏の写真とプロフィールが記してありません。
ここ連日出かけることが多く久しぶりに山あいの友に会える嬉しさで会場に飛び込みました。
今日の佐和子さんのコンサートはそんな甘い世界ではありませんでした。
世に名高い武満徹、谷川俊太郎、林光、柴田南雄、そして高橋悠治氏!
何とその高橋氏がいらっしゃっていて開演前にプレトークで登場です。
演奏『花の世界』という作品では朗読で参加なさっていらっしゃるのです。
飄々とした風格(この言葉が合っているか恥ずかしいですが)の方で今までの自分の世界とかみ合わない・・いえ、自分の軽さに身の置き場所を逸してしまうような折角の演奏が空気のようになって聴こえてくるのです。
正直、難しいのです。
自分の甘さに苛まれたコンサートでした。
新たな音楽を聴かせてくださいましてありがとうございました。
山あいの友は非常に興味を持ってくれました。
二人で新たな世界を高田馬場でお茶をしながら語るのでした。
嗚呼、聴いてみたいなあ。衝撃的だろうなあ。高橋さんも居たなんて。
おようさん、よいなあ。
いずれも夏の昼下がりに聴きたい音楽です。
高橋悠治氏の朗読で「花は動こうとする。動いてはいけない」を繰り返している彼の声が印象的でした(*^^)vそして最後のクセナキスの曲、流石の佐和子さま!素晴らしいでした!