人気ブログランキング | 話題のタグを見る

安江佐和子氏プロデュースのコンサートへ

 タイトル《il Sole/Y×S Crossing♯02》です。

真夏の午後、照りつける太陽の真下を西早稲田の会場へ山あいの友を誘って出かける。

~高橋悠治作品と共に~と副題が付いています。

チラシには高橋悠治氏の写真とプロフィールが記してありません。
ここ連日出かけることが多く久しぶりに山あいの友に会える嬉しさで会場に飛び込みました。

今日の佐和子さんのコンサートはそんな甘い世界ではありませんでした。

世に名高い武満徹、谷川俊太郎、林光、柴田南雄、そして高橋悠治氏!

何とその高橋氏がいらっしゃっていて開演前にプレトークで登場です。

演奏『花の世界』という作品では朗読で参加なさっていらっしゃるのです。

飄々とした風格(この言葉が合っているか恥ずかしいですが)の方で今までの自分の世界とかみ合わない・・いえ、自分の軽さに身の置き場所を逸してしまうような折角の演奏が空気のようになって聴こえてくるのです。

正直、難しいのです。

自分の甘さに苛まれたコンサートでした。

新たな音楽を聴かせてくださいましてありがとうございました。

安江佐和子氏プロデュースのコンサートへ_b0105259_20304127.jpg
そしてこの日の曲は★打バッハ/高橋悠治(ピアノと打楽器)、★Jeux(新作)/杉山洋一(ピアノと打楽器)、★吹き寄せ/高橋悠治(ピアノソロ)休憩をはさんで、★花の世界/高橋悠治(ピアノと打楽器)、★Psappha/ヤニス・クセナキス(打楽器ソロ)

山あいの友は非常に興味を持ってくれました。
二人で新たな世界を高田馬場でお茶をしながら語るのでした。







Commented by k_hankichi at 2018-08-04 21:15
高橋悠治にクセナキス!
嗚呼、聴いてみたいなあ。衝撃的だろうなあ。高橋さんも居たなんて。
おようさん、よいなあ。
Commented by Oyo- at 2018-08-04 21:58 x
はんきちさま 猛暑で準備万端整えずに聴いてしまい自分の浅はかさに苛まれています(^_^;) もう一度聴きたい・・・。
Commented by sawako-ys at 2018-08-04 23:34
大変な猛暑の中、本日はありがとうございました。事前に説明が足りなかったのかもしれませんが、リサイタルとはまた別の企画で、一人の作曲家(杉山洋一)を軸に、その人の人生に影響を与えた周囲の作曲家を紹介するという、他にない新たな企画でした。難しいと思う必要も勉強の必要もないのです。ふ〜んこんな音楽があるんだ..と珍しい..と思って頂けたら充分嬉しいです!マダムのご感想が私には一番スゥ〜と入ってきて嬉しかったです‼︎
Commented by maru33340 at 2018-08-05 08:41
高橋悠治アルバムで初期のバルトークのピアノ曲を収めたアルバム、バッハのゴルトベルク、サティのアルバムを愛聴してます。
いずれも夏の昼下がりに聴きたい音楽です。
Commented by Oyo- at 2018-08-05 21:14 x
sawakoさま コメントを戴き恐縮です。凄く嬉しいです。あらためて杉山氏の意味が解る次第で恐れ入ります(^_^;)
高橋悠治氏の朗読で「花は動こうとする。動いてはいけない」を繰り返している彼の声が印象的でした(*^^)vそして最後のクセナキスの曲、流石の佐和子さま!素晴らしいでした!
Commented by Oyo- at 2018-08-05 21:18 x
maruさま そうなんですか!!凄い!今回は高橋氏はチベットの方の楽器の紹介だけでピアノ演奏はなかったのですがお歳相応のユニークさが素敵でした(^・^)
by madamegrimm | 2018-08-04 20:32 | クラシックはお好き? | Comments(6)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou