本の題名『地球にちりばめられて』を読了

多和田葉子さんの講談社出版『地球にちりばめられて』を読む。

今年のGWは何かと世間のニュースに少々翻弄されていて読書に集中出来ず、Meine Tochterがその真っ只中の誕生日、仕事が忙しいらしく4月のある下旬、二人で回転ずしのボックスに鎮座益し午後を飲み食べ誕生日を祝ってから呑兵衛の日々、読書がままならず・・・。

それでもブログ友より紹介の多和田葉子の「ゴットハルト鉄道」(講談社文芸文庫)を読み私の好きな多和田さんではないような内容にうんざりしながら、それでもヨーロッパという大陸で生き延びようとする姿がその彼女のFotoと共に人間の苦悩が垣間見られもう少し応援しなければ・・と街を歩いているとタイトルの本に出会いました。

読み始めはう~ん! しかし読了後、本の後ろの帯を読み益々納得です。

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そうなんです。実に多彩な友たちに出会いながら消滅してしまった自分の国の言葉を捜しにヨーロッパの国々を渡り歩いて行くHiruko、言葉言語を通して彼女独特の世界を豊富な知識で渡っていく。

生きるとはこういうこと、移民の世界は「ゴットハルト鉄道」の本からも読み取れますが、これからの地球一個人は大変難しいところに皆立たされているような・・・。

今日は子供の日、歩いて30分程のお店まで柏餅を求めて多和田葉子氏の事を考えながら和風の表紙と共に柏餅を戴きましょう。

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Commented by k_hankichi at 2018-05-06 09:30
異国において自他ふたつの言語、ふたつの文化(あるいはそれ以上)に囲まれ、いきつ戻りつしながら生きるなかで、にじみ出てくるさまざまな発見。おようさんの軌跡にも重なるような。
Commented by Oyo- at 2018-05-06 21:59 x
はんきちさま 彼女の小説から言の葉を拾いたくなるような言語への執着が読みとれるのです。
そしてベルリンで生活なさっている空気までもが・・・。(ベルリンは出てこないのですが)
Commented by k_hankichi at 2018-06-21 19:44
読み終えました!素晴らしい作品。これぞ、小説の醍醐味です。ありがとうございます。

ところでいま改めて写真を見ると、本の後ろにお菓子の包みがあるような。なんだろなあ?
Commented by Oyo- at 2018-06-21 20:49 x
はんきちさま あ!読まれたのですね^^ 私ももう一度ゆっくり読み直したいと思っています。
こちらの本の表紙が和風でついこの日5月5日の子供の日で柏餅を買い、キャフェのテーブルの上に置いて写したのですが、本の内容とはほとんど関係ないかな・・・ウフッ!
by madamegrimm | 2018-05-05 16:37 | 人間 | Comments(4)

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