フランボアーズとピスタッチオ
2017年 06月 20日
現在のフランスをしばらく目にしておりませんが豊かな土地から醸し出される様々な食材は私の心を誘う。
時々拝見している関西のお方のブログにラズベリーを収穫なさったFotoをUpしていらっしゃり、懐かしさにフランスへ飛んで行きたい衝動にかられています。
ヨーロッパ独特のマルシェ(朝市)は食料を吟味する者にとっては魅力が尽きません。
この季節はまさにフランボワーズ、日本ではラズベリーと呼ばれることが多いですがパリの街のこのフランボワーズ・木イチゴは果物の中では最高の宝石の様・・・。
幼児の頃に連れて行ったmon filsは食が細く病気がちの子であったがこのフランボアーズを食べさせた時の嬉しそうな顔は今でも思い出されます。
それ以後、パリのこの時期になるとmon mariは日曜日filsを連れて朝市に出かけ可愛い箱に入っているフランボアーズを大量に買い込んできて幸せそうに二人で食しているのでした。
そしてマルシェのナッツ類を売っている場所からは緑色をしたピスタッチオ、これがまた二人の大好きな木の実、ポリポリ・パリパリ飽きることなく食べ過ぎ・・・。
こんな贅沢は日本では出来ません、この国日本のピスタッチオの塩っ辛いことと云ったら・・・そしてトレ・シェール!
小さな食べ物が大きな農場に繋がるフランスという国の農業国としての偉大さ・・。
人間をつくる食べ物は思想をつくる基本になるのではないか・・・小さな思い出です。
なんと対照的なる味わい。でも僕もどちらも大好物であります。ピスタチオは、その実を酒の肴にしてもよし、イスクリームにしても大好き。