晩夏です
2016年 08月 25日
台風後の蒸し暑さピーク時、山間の家の近くの木橋からいつもの風景が嵐後の静けさとなって薮と流れが一体となっている。
川は恐いが濁る激流の中を魚たちが流されながら生き延び又清流となりいつも自然は繰り返される。
家の庭は何故か一面ギボシの花!
花言葉:沈静
手入れをしないと諸々の花たちが毎年群生してくれる。
ずーっと庭を眺めていると、まず早朝から蜂たちの到来、この小さな花びらの中に入ってちゅーっと蜜を吸ってはすぐ出て次の開花している中に入っては吸って出てくる。それが何匹も何匹も・・・。
数時間後にはクマンバチが到来、そしてその後はアゲハ蝶が美しい羽をバタバタさせながら夏椿の大きい花の方に行ったり来たり。
お昼頃にはあまり好きではないひよどりたちが柿の木にとまっては戯れ、小さな虫を啄ばんでいる。飽きるとサワガニのいるせせらぎに降りては水浴び!
空を見上げると毎年飛んでくる燕たちが翼をひろげて弧をかいて飛んでいる。
人にとっては蒸し暑い耐えられない空気でも木々を駆け巡る有様は暑さを忘れさせてくれる。そして生きずらい世の中でも・・・。
毎年、8月の原爆投下された日が誕生日であるEhemannは祝われるのを避け上旬から山間の家に住み込んでいる。
様子を見に・・・のいつもの隠居生活なのですが、食料とお金を持って訪ねるといろいろ庭の労働をしてくれていたよう。
少し気分転換を、と食べ物の整理をして老人二人はとぼとぼバス電車に揺られて連れ戻ったのでした。
年々疲れていきます・・・。
美しく夕闇迫る川面。