トーマス・マンの『魔の山』を再読しながら

 こちら都内は朝から冷たい雨が降り続けました。

一年の6か月支給される年金支給日の今日、近くの銀行はお年寄りで行列になりますので大きな街に出かけていろいろ用事をすませてきました。

今年の夏の後半から再度翻訳物の『魔の山』を読み続けています。

この作者の小説の奥深い人間描写に感嘆のためいきがでます。

「ベルクホーフ」という限られた地域の中での人間模様が繰り広げられる作者の力量には今の作家たちの世界とは比べものにならない知力を感ぜずにはいられません。

ハンス・カストロプが冬山でスキーを始め、道に迷い精神の極めた描写など切羽詰まった中に美しい景色が繰り広げられるところなど、何度読んでも圧倒されます。

登場人物たちの手に取るような表現力、宗教の事、医学の事、芸術の事など様々な世界が私を興奮に追いやります。

ドイツ語でも読みたい・・・、しかしもう私には限界のような気が・・・。

原文をひろげてはため息の連続になっています。

そして昼、街に出ましたとき、見つけてきました。今年のノーベル文学賞の作者パトリック・モディアノ氏の『八月の日曜日』という作品が。

堀江敏幸さんの翻訳です。

ゆっくり読んで比較してみたいと考えております。
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Commented by maru33340 at 2014-10-15 22:58
早いですね。
また是非比較の結果を教えて下さいませ。
Commented by k_hankichi at 2014-10-15 23:43
カストルプと堀江さん訳の小説。どちらも奥が深いなあ。
Commented by madamegrimm at 2014-10-15 23:44
maruさま はい、私なりに^^; 
Commented by madamegrimm at 2014-10-15 23:51
はんきちさま はい^^ ノーベル賞と芥川賞・・・(*_*;
by madamegrimm | 2014-10-15 20:40 | 人間 | Comments(4)

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