群像8月号‘多和田葉子’ 『献灯使』を読む

 今朝早めにカットに出かけましたが、またもやジリジリと太陽の光が全身をおおいます。

葉月・8月です。

講談社から出版されている『群像』8月号にトップで多和田葉子さんの新作が載っています。

『献灯使』という作品で昔の遣唐使を捩っての題名にも惹かれ読み始めました。出だしから

‘無名(むめい)は青い絹の寝間着を着たまま、畳の上にべったり尻をつけてすわっていた。’

まず、子の名前から度胆を抜かれる。「無名」とは何という発想でしょう。

主人公でしょうか、曾おじいさん「義郎」(よしろう)は何と108歳、無名(曾孫)と共の生活が始まり家族構成の複雑絡まる凄い創造の世界が展開していきます。

久しぶりの多和田氏の長編小説、読み進むうちに、しばし立ち止まり考えさせられ、なるほど、有り得るだろうなー、と未来のこの島国と人間の進化か退化か地球の上の目線で繰り広げる彼女独特の世界が私の心を魅了しました。
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Commented by k_hankichi at 2014-08-02 09:06
おようさん、面白そうです。
Commented by およう at 2014-08-02 19:12 x
はんきちさま はい^^ まさに創造の世界と人間模様・・・。
by madamegrimm | 2014-08-01 13:18 | 人間 | Comments(2)

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