渋谷の街
2014年 05月 25日
バスを下車すると人・人・人・・・さ~て私はどちらへ?方向が判らなくなるほど渋谷の街は変化の街。
Bunkamuraザ・ミュージアムを目指して何とか人をかき分けようやく東急本店横に辿り着いたのです。
今日までの展覧会「ミラノポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」をある方のブログより触発されて観に行ってきました。
こちらの持ち主でいられましたジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリの肖像画がまず始めに掲げてあります。生涯独身でいられたイタリア・ミラノの貴族です。
1/4世紀前にミラノを訪れた時はベニスからローマに向かっている通り道で雰囲気だけのミラノ見学でした。
もったいないことをしましたが限られた日程の中での旅行で車でぐるぐるミラノの街を回った記憶が・・・。
会場の大きな写真や映像を観てその当時、イタリアのスケールの大きな世界はまたの機会をと考えてしまったことが・・・おほほ・・もう訪れるのは無理ですね。
今回の作品群は男性のコレクションとして別の角度から楽しめました。
甲冑品や祭壇画やガラス細工、黄金の箱類、そして美しい「貴婦人の肖像」(1470年頃の作品)などが目を引きます。
ドイツのルーカス・クラナッハ(父)の小さめの幼子イエスと聖母マリアを右に左には洗礼者ヨハネ像がわたくしとしては印象に残りました。
貴婦人の姿をみていると女性の美しさに圧倒され帰路自分の姿が自然と背筋を伸ばして歩いているのに気がついた次第でございます。
真珠などの宝石の描写が何て素晴らしいことか・・・
渋谷の街は
夕闇せまるハチ公前JR改札口は土曜日でもあって人で溢れ、もみくちゃになって帰ってきたのでした。
それにしても東急本店は行くまでの喧騒、おようさんも遭遇したように難儀です。僕は時間あるときは必ず神泉の駅から歩きます。裏道的な静かな道。
渋谷はもう行けません(>_<)
私もポルディ・ペッツォーリ美術館展を見てきましたので、楽しく読ませていただきました。
貴婦人の横顔などなかなか見る機会のないルネサンス美術の作品がたくさん見られましたね。私もこの美術展について感想などまとめてみました。ご笑覧ください。トラックバックなど大歓迎です。
私はあの時代の作品が好きで、神泉に住む主人の姉に頼み込んで連れていってもらうはずでしたのに諸事情で断念…お話を伺ってやはり行けばよかった、と臍を噛む思いです。
Bunkamuraはいつも佳い展覧会をやっていますね。どんなかたがたが企画なさってるんでしょう。