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岩波ホールへ

4月上旬から上映されている『ワレサ連帯の男』をやはり観に行って来ました。

監督はアンジョイ・ワイダというポーランド名監督です。ワレサを演じる俳優はロベルト・ヴィエンツキェヴィチという実物のワレサも登場する中で大変な熱演です。妻のダヌタ役もまた理知的な女優アグニュシュカ・グロホフスカと日本人には呼びにくいポーランド系名前です。ワレサも本来はそのように呼ばないようですが英語読みの方からワレサとなったようです。

ベルリンからほど近いポーランドという国は私にとって興味の対象でした。何度か訪れ、歴史の重みをいつも感じておりました。

ドイツ語を習っているときもポーランド人とも何人か出会い、お国柄か、おっとりしたユーモアを持ち合わせ、激動の中を通りぬけてきている姿など微塵も見せずに佇んでいたことが思い出されます。

そのような印象は映画の場面にもところどころに現れていて厳しい情勢の中でも笑いを誘うものがありました。

そしてロックが所々に流れ、和らげる効果になっていてワレサ夫婦の愛情があちこちに示されており、6人の子どもたちという子だくさんの2人でありながら、一電気工が労働運動に目覚めていくのを見守りながら家族の絆があのポーランドを動かしていく運命になっていく事に圧倒されたのでした。

良い映画でした。

岩波ホールへ_b0105259_034312.jpg

Commented by k_hankichi at 2014-05-02 08:24
よさげな映画! 連休中に観にいきたいです。
Commented by madamegrimm at 2014-05-02 08:57
はんきちさま 是非に^^
Commented by maru33340 at 2014-05-02 09:54
よさそうなり。
Commented by madamegrimm at 2014-05-02 10:18
maruさま はい、良かったです。5月も上映しているようです^^
Commented by maru33340 at 2014-05-03 09:47
昨日神保町に行ったので岩波ホールで観てきました。ボーランドの事何も知らなかったなあ、と痛感しました(^^;
Commented by madamegrimm at 2014-05-03 10:27
maruさま 凄いでしょ^^ 戦後の日本で生きてきた私たちの世界からほど遠い東欧の国々の混乱は今も続いておりますが、屈辱を受けながら、力強く生きる力が溢れていてよい映画でしたねー(^_^)v
Commented by k_hankichi at 2014-05-03 10:47
僕も、昨日午後に、岩波ホールで観ました。家庭生活の目線から変革、連帯が起きたのだと思うと、凄いです。しかしその後、夕方5時から、飲み始め、気づいた時には、見知らぬ駅に立っていました。
Commented by madamegrimm at 2014-05-03 12:02
はんきちさま その駅は静かな岡でしたか?(^_^)v
Commented by k_hankichi at 2014-05-03 14:23
おようさん、いえ、普段は乗らない東京と神奈川を結ぶ私鉄の終点でした。
Commented by およう at 2014-05-03 15:26 x
あー、お疲れになられたのですね。連休ごゆっくりお過ごしくださいますよう。
by madamegrimm | 2014-05-02 00:06 | 人間 | Comments(10)

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