上野都美術館へ
2014年 04月 21日
少女の作品を見てから心のどこかに強く印象に残っていた画家でした。
日本で観るのは初めてです。
19日から始まりましたが混まないうちにと出かけてきました。
どんよりとした寒空でしたが鶯谷の方から国立博物館の横を通り会場へ。
バルテュスはフランスの画家ですが波乱にとんだ20世紀を過ごした方で、猫を愛し、独学でイタリアのフランチェスカを模写しにルーブルに通い独自の世界を築き上げていったそうです。
小説「嵐が丘」を自分の青春と絡めながら挿絵シリーズも並べられています。
リルケに認められパリでの初出品ではセンセーションを起こした様子・・・。
大変印象に残る作品群でした。
自分としては、あとブルゴーニュ地方の「樹のある大きな風景」が観ていてなにかホッとしたものです。
帰路、西洋美術館の中のレストランで中庭を眺めながらひとり静かにブイヤベース風鯛スープスパゲティを戴いてきたのでした。
こちらは「すいれん」というこじんまりとしたレストランです。