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ロベルト・シューマンの「ピアノ五重奏曲変ホ長調作品44」を聴いて

 あまりにも寒い日でしたので一日CD三昧。

先ほど少しコンビニまで走りましたが、歩いている人はほとんどいません。明日の大寒は雪になるかも・・・。

先日、FMラジオを聞いていましたら、シューマンのピアノ五重奏曲が流れてきて、むむ・・、日本人と東洋人の演奏で少し気になり、You Tubuを検索しましたら、アルゲリッヒグループの演奏を聴く。チェロがマイスキー、大進さんが第二バイオリンを弾いていらっしゃるのも良いですが、また、CDを捜してきました。

素晴らしいのを見つけました。

ピアノがペーター・レーゼル、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、1983・4年 ドレスデン・ルーカス教会での録音です。

ピアノ四重奏曲作品47も一緒です。

やはりシューマン(1810~1856)の曲はヨーロッパの風景が舞台になるような気がいたします。

この曲は1842年頃から「室内楽の年」と言われたころの作品で、この五重奏曲は1842年9月から10月にできあがり、初演はライプツィヒのある邸宅で非公開で行われ、そのときにピアノはメンデルスゾーンによって演奏されたようです。

シューマンはその後、メンデルスゾーンの助言などを経て改訂し、1843年1月8日にクララのピアノによって、ライプツィヒのゲヴァントハウスで公開初演されたのでした。

その歴史がこの盤にも表れていて、弦とピアノのバランスの素晴らしさと、モネの絵のような豊かなヨーロッパが目の前に表現されていくのでした。

共に求めたsony盤で1968年ころに演奏されている五重奏曲作品44の方、レオナルド・バーンスタイン(あのかの有名な指揮者)がピアノを弾き、弦はジュリアード弦楽四重奏団、そして作品47の方はピアノがグレン・グールドとジュリアード弦楽四重奏団なのです。

これまた凄い。特にグールドのもっていきかた・・・。

もうこうなりますと、好みの問題ですが、流れるような美はゲヴァントハウス・クワルテットでしょうか・・・。

なんてみずみずしい演奏!  一日シューマンに浸りました。
Commented by k_hankichi at 2014-01-20 07:20
僕もレーゼル、ケヴァントハウスSQのこの音盤、持っていて、しみじみとした深みが好きです。冬に合いますね。
Commented by およう at 2014-01-20 09:45 x
はんきちさま はい、寒いこの季節に合います^^
Commented by maru33340 at 2014-01-21 20:48
良いですね、シューマン。やはり冬ですね。
Commented by およう at 2014-01-21 22:29 x
maruさま 何度か聴いているうちに、やはりグレン・グールドとジュリアードの作品47が胸を打ちます(^^♪
by madamegrimm | 2014-01-19 21:52 | クラシックはお好き? | Comments(4)

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