歌舞伎!
2013年 05月 28日
Ichの趣味から遠い世界の出来事として子どもの頃、一度連れられて見学した記憶がありますが、久しく遠のいていた世界が訪れました。
11時からの午前の部、3階前方の席、お話によりますとご贔屓さん等常連席とか・・・。
確かに舞台が始まりますと、○○屋!と男性の声が微妙なタイミングで後方から聞こえます。
舞台引幕の後ろには美しい富士や四季の織物、緞帳です。
この日は富士山の緞帳でしたが休み時間に4部作あるのを見せてくれていました。
それぞれスポンサー付です。
こけら落とし5月公演第一部は「鶴亀」「菅原伝授手習鑑‘寺小屋’」「‘三人吉三巴白波’大川端庚申塚の場」
Ichは歌舞伎の踊りは大好きで初めの鶴亀はおめでたいゆったりとした舞にのびやかな美が表現されています。三人三様でした。
それに致しましても大変な人・人・人。東銀座の地下鉄を降りますと中央口地下広場は直接エスカレーターで歌舞伎座まで繋がっていましてもう既に行列です。入口は一階から。
内部見学も兼ねていますので二階を通って三階へ。
二階のロビーは何と日本画大家の作品が画廊のごとく連ねています。やはり小林古径はいいですね。
玉堂の作品もありました。
人情味の舞台を観て帰路、丸の内の方に出て食事をし何となく真直ぐ家に戻る気が起きず、歩くこと2時間、いつの間にかいつもの街を彷徨っていました。