絵の真贋
2012年 03月 07日
絵画の世界を真綿いえ海綿のごとく吸収していった頃です。
急に蘇えってきましたわけは、ある方のブログの紹介で読んでみたい!という衝動にかられ本屋さんに直行!
内容が自分の過去と共通の場面場面に出会い、う~ん、全てがリアルに脳裏をかすめ登場人物が浮き出てきて、この作者はどなた?と過去の人々がIchの想像を超えました。
作者は原田マハさんという方。キュレーター(学芸員)のようです。知人にもそのような方がいました。
それはさておき、まず大原美術館から始まり、世界的コレクターの事、画商の世界、帰国子女の事、アンリ・ルソーやピカソ、アポリネールとマリーローランサンの時代のパリ、モンマルトル界隈、スイスのバーゼル地方、ニューヨークのMoMA近代美術館の人々と、本の題は「楽園のキャンバス」ですがアンリ・ルソーにまつわる真贋を主題に転回していく内容は絵を勉強している人たちの一番の課題中心のお話なんです。
ほんものを見るようにとよく言われました。Ichも沢山の作品を観てきました。かなりのところまでわかります。
この国に入ってくる作品も常に真贋が問われています。