大震災後
2011年 06月 07日
日本語で言いましたら文語体の内容で少々難解でした。
彼の概念は"Ehrfurcht vor dem Leben(生への畏敬)"という世界観です。
先日東北をバックに民族学者の梅棹忠夫の事を放映していましたがフッと思ったことで彼の最後に残した言葉「暗黒のなかの光明」という行き着き方に共通の思想がIchをとらえました。
この大震災の地獄的風景は救いようのない生きものたちへの驚異でしたが、その暗闇のなかでの生を維持できた方々への「生への畏敬」は、はかりしれない素晴らしい光明です。
生そのものが幸せなのです。