大震災と共に
2011年 04月 06日
mein Sohnも卒業し、東日本混乱の中、東京に戻るために引越しの手伝い、mein Autoにガソリン入れで5時間並び、駅では節電で暗闇の中、最終近くまで待ち、各駅で都心に戻り、街々は食品制限で思うように買い物も出来ない昨今。
そして・・、そして原発事故!
あの日から毎日ニュースを知るたびに、暗い気持ちにさせられる・・・。
遅れた春が今、花を咲かせ一気に梅、桃、椿、木蓮、桜と景色を楽しませてくれてはいますが、生きもの共に憂鬱が押しよせてきます。
先日、小学校の読み聞かせの友人から4年生の可愛い感想文を送っていただき、本によって、夢と希望が一人ひとり綴られていて、読んであげるものにとって嬉しいかぎりではありましたが、又、憂鬱なこころが押しよせてきました。
いま、村上春樹氏の新しい本を読んでいて、{文学は人間存在の尊厳の核、その力強さはつまりバルザックの強さであり、トルストイの広大さであり、ドストエフスキーの深さである。ホメロスの豊かなヴィジョンであり、上田秋成の透徹した美しさである。}・・・
Ichたちは自然にこのような春夏秋冬を過ごしてきたのでしたが3月11日を境に放射能の恐怖にさいなまれ、汚染の被害は日増しに広がっている。
人間がなした技は、今度は核を無の状態になしていただける方はいないのでしょうか・・・。