メンデルスゾーン 「パウロ」
2009年 10月 06日
明朝「読み聞かせ」があるので山間に走ってきました。
明日は2年生なので、こびとさんの出てくるお話をしようかな?
夜中に小人さんが出てくるお話はグリム童話によくあります。大きな力を与えてくれます。
大きな力といえば、先日、10月2日あいにくの雨にもかかわらず東京のカテドラル聖マリア大聖堂においてメンデルスゾーン生誕200年を記念して淡野弓子先生ご子息の淡野太郎氏指揮「パウロ」が上演され沢山の方たちが足を運んでいました。
この曲はこの国では20年ほど前、弓子先生がソプラノ歌手アグネス・ギーベル女史と共演なさってCDにも名盤となって今でも発売されています。
大曲でオラトリオ(声楽と管弦楽で演じられる劇的で大規模な宗教曲)としてメンデルスゾーンの名作中の名曲!「目からうろこが落ちる」とはパウロがよく言ったものです。
太郎氏の熱演でソロ、合唱、オーケストラがいったいとなって聴衆を魅了しました。
第Ⅰ部と第Ⅱ部になっていまして、第Ⅱ部の8分の6拍子の船出のところなど、もう魂を揺さぶられるほどの美しい旋律です。
きっと太郎氏は音楽家冥利に尽きる心境でいらっしゃいましたでしょうね。
益々の発展を心からお祈りいたしております。
それにしましても、淡野弓子先生のソプラノ{語り手}の役には敬服です。
そしてパウロ役の浦野智行氏(バリトンouバス)の安定した歌唱力には流石でした。
明日はIchもこびとさんの力をいただきましょう!