第103話 der süsse Brei    おいしいお粥

 Es war einmal ein armes frommes Mädchen, das lebte mit seiner Mutter allein, und sie hatten nichts mehr zu essen.
昔、ひとりの貧しい、信心深い女の子がいました。女の子はお母さんとふたりきりで暮らしていましたが、ふたりには食べるものがひとつもなくなってしまいました。
 Da ging das Kind hinaus in den Wald, und begegnete ihm da eine alte Frau, die wusste seinen Jammer schon und schenkte ihm ein Töpfchen, zu dem sollt es sagen `Töpfchen, koche,' so kochte es guten süssen Hirsenbrei, und wenn es sagte `Töpfchen, steh,' so hörte es wieder auf zu kochen.
そこで、その子は森へ出かけていきました。森の中でひとりのおばあさんに会いました。おばあさんはその子が食べるのに困っていることをちゃんと知っていて、その子にちいさなお鍋をあげました。女の子がそのお鍋に、「ちいさいお鍋や、煮えとくれ!」と言うと、お鍋はとてもおいしいキビのお粥を煮るのでした。そして「ちいさいお鍋や、やめとくれ!」と言うと、煮るのをやめました。
Das Mädchen brachte den Topf seiner Mutter heim, und nun waren sie ihrer Arumt und ihres Hungers ledig und assen süssen Brei, sooft sie wollten.
女の子はお鍋を家のおかあさんのところに持って帰り、ふたりは貧しさと空腹の心配をしなくてすむようになりました。

  つづく・・・

 このグリム童話はIchが本当に小さい子どもの頃、姉に読んでもらった記憶があり、絵本でしたがお粥がこの後、溢れ出る様子にこころが高鳴り、今でも鮮明によみがえってきます。
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by madamegrimm | 2009-08-03 14:29 | グリム童話ってすごい | Comments(0)

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