暦の上では夏です。

 今年の5月は「キツネの嫁入り」模様が多く、樹木も晴れたり急にドシャブリがおそって来たりで若葉繁る枝が喜んでいるのか、悲しんでいるのか、理解苦しむ昨今です。

   人間も難しくなってきました。

       又、気分転換にマイブログも模様替えです。

            梅雨に入ります。

                健康にきをつけましょう!
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# by madamegrimm | 2007-06-01 00:00 | Comments(0)

楽しみ

 庭に又、一本の樹を植えました。

     モミの木です。

先日来、連れ合いと植木屋さんや花屋さんに立ち寄っては吟味していましたが、ようやく若葉茂る背丈1メートルくらいの常緑樹を見つけました。

若草色が可憐で、葉に可憐さを感じるほど、初々しいのです。

これから梅雨に入りますが素敵に育ってくれることを念じてやみません。

モミの木と言えばクリスマスになると、ドイツの方では子供のいる家庭の年中行事、クリスマスツリーを飾ってキリスト誕生を祝い、歌をうたったり、お菓子をたべたり、プレゼント交換をしたりして、モミの木の主役がでんと両手を広げて見守っていて、笑ってくれています。

可愛らしい情景です。

Ichの子供の頃を思い出し、この新しく我が家に来たモミの木は小さな思い出や夢を語り合える友になれるといいなー、なんて考えたりしています。
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野びると一緒に!

昨今の心ない殺伐とした世の中、‘一人ひとりを大切に育てる’ということが出来てこなかったツケなのでしょうか、心痛みます。
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# by madamegrimm | 2007-05-29 11:25 | Comments(0)

歴史の重さ

 今朝の東京新聞に映画監督の山田洋次氏が「なぜ急ぐ 歴史から学ぼう」というタイトルで分かりやすく憲法の問題を語ってくれていました。

昨今、世の中が少しずつ、ずれて来ている。
老いも若きも入り混じった現代の民は行き場のない不安にとりつかれているのではないでしょうか?
一人ひとりの歴史の認識がこれほど多様になってしまった今、本物をつかむことが出来ている人はどれほどの数か・・、
教育再生などと間違った言葉をならべ、どんどん人々を苦しみの方向へ導いていく社会を何とか希望の持てる社会にする為に歴史を踏まえた教育の重要さを再認識していかなければと小さなIchでも思うのです。

山田洋次氏も言っていますが身近なところで原爆をなぜ2発も落とされたか、
夏の暑い日に人々の苦しみの絵図を想像しただけでも、平和憲法の背後にあることをイメージできると思います。
民主主義という制度は押しつけ憲法だけではないと考えられます。
現に戦後すぐに歴史をしっかり携えた学者たちによって原本ができていたとか・・。
さらに歴史をずーと遡って天皇と共の建国。
さらにはつい最近、我が家のすぐ隣に縄文中期の住居跡が発掘され縄文土器や、矢じりなどが出てきたのです。
山間で人家の少ない所にたまたま150坪くらいの土地が売りにだされ、ある人が家を建てようとした矢先のことでした。
地域の教育委員会が立ち入ってほんの数ヶ月ほど調査立ち入りしていましたが、いくつか掘り出して盛り土をして業者にバトンタッチとあいなりました。
あっけない幕引き!もうそこには家が建っています。
でもでも・・・、すごい事ではありませんか?日本というこの土地に紀元前3000年前の時代、縄文人が住んでいたのですよ!
正にこういうことがロマンなのです。
ある日本人の学者が残念ながら、名誉のために浅はかな捏造(ねつぞう)などをして、発掘調査に対して、疑いの目を人々に与えたのはつい最近の出来事として刻まれてしまいましたが本当に残念なことです。
この地域の歴史の本を開いてみますと、すでに調査していたことがわかりました。点点点と記されているだけ。実際に自分の目で囲炉裏の場所とか土器などを目の当たりにするとこの日本という国を奥深く追求していくには民俗の重さつまりは歴史の重さを希望につなげていかなければならないのではないか・・・
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# by madamegrimm | 2007-05-22 12:05 | 未分類 | Comments(3)

ネットのおかしさ

 昨日ブログ作成の為、久しぶりにじっくりこころの問題を打っていたところ、2時間くらい打ち続けていて後少しというのにあっという間にその投稿がどこかに飛んでいってしまいました!
ショック!!
今日もそんなことが起きたらどうしよう・・・。

インターネットって誰かいたずらできちゃうの?
こういうデジタルの世界はよく理解出来ていない状態で飛び込んでしまっているので、戻るを押しても打ったものが消えて無くなってしまう、ってやはり本物の世界ではないと思う。

世界中がこういうものを信用して取引をしたり、数字をはじき出したり、疑問だらけのネットを・・・!
う~ん、

おかしいと思いながら自分もまだ続けている。、おかしい、ほんとにおかしい・・・、変なの!
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# by madamegrimm | 2007-05-19 19:32 | 未分類 | Comments(1)

散歩を しながら

連日、神田 神保町界隈を歩きまわる。
少し、足をのばして、イギリス大使館の裏手の千代田区三番町辺りの坂道も。
なんと、ローマ法王庁大使館を見つけました。こじんまりとした館でしたが、立派に大使館があるのですねー。
その隣りは欧州委員会本部とか。EUの旗が掲げてあり、ベルリン、フランスを思い出しました。

昔フランスにいた頃、ある日本人のマダムに出会い、その夫君であられる絵本作家、堀内誠一氏の絵本原画展が銀座で開催されていて、先日、行ってきました。
革新的なアートディレクターであると同時に数々の絵本も手がけ、代表作には「ぐるんぱのようちえん」「こすずめのぼうけん」などがある。
グリムのお話に「七わのからす」というのがありますが、素敵な独自の発想で作品を作っていました。
もう、その本は発行されていないそうですが・・・。

「秘密の花園」や「雪わたり」「マザーグースのうた」等子供たちはそれらの挿絵に一度は出あっているのでは。

堀内氏は54歳で世を去っていますが、かなりの異端児であったよう、結婚後は家族でヨーロッパを歩き回り、奥方の話ですと、個性強すぎてなのでしょうが、いたるところの国の税関ですんなり出られたことがあまり無いとか・・・?オホホ
お写真を拝見すると、そんなにこわい顔していらっしゃらないのに、むしろ可愛らしい方ですね。

さっぱりしたマダムで会話がおもしろく、庶民を装いながら、何か自分をしっかりもった女性として、Ichの心に残っています。
夫君亡き後も、こうして彼を支え続けている姿に頭が下がります。お身体お大切に。

今日の朝日新聞の夕刊に美智子皇后の「夢」という記者からの質問に‘透明人間のようになって学生の頃よく通った神田や神保町の古本屋さんに行き、もう一度長い時間をかけて立ち読みをしてみたい’とおっしゃっていられたとか。

市井の人間であるIchの幸せを感じます。
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# by madamegrimm | 2007-05-16 22:39 | 未分類 | Comments(4)

何故か童話を読む

 今年度から、読み聞かせの回数を少なくしました。
在校生のお母様たちが沢山名乗り出てこられて・・・。
ほんの少し、これで良いのか疑問に感じながら。

数年前まで、村であったこの地域は右にならえで市と合併し、今、右往左往している。
小さいものは大きいものに巻かれる。
小さいものはあがいてあがいて彼方此方で小さな噴火を起こしている。
噴火といえば・・・
サン・テクジュペリの星の王子さまのように、あまりにも小さい自分の星から他の星の旅に出ていろいろな経験をしたとき、人の心が解かっていく・・・。
「かんじんなことは目に見えないんだよ」とキツネに言われていたっけ。
大人は始めはみんな子供だった。
そんなことを考えているうちに、何故か、童話を読みたくなり、昔読んだと思う「トムは真夜中の庭で」をこどものころを思い出しながら一気に読んでしまいました。
イギリスの作家フィリパ・ピアス、高杉一郎訳で。
空想と現実のハザマの持って行き方がじつに素晴らしく、女の子の表現の仕方がまるで、自分の子供のときの遊び方にそっくり。
「時間」という概念が、人間の上にもたらす変化を庭園というトム(現実)とハティ(空想)の共通の広場で展開されていく物語は「わたしたちはみんな、自分の中に子どもをもっているのだ」ということを、伝えてくれる。
こんな歳で童話を読むって素敵ですよー!
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# by madamegrimm | 2007-05-11 00:06 | 読みきかせ | Comments(2)

フランス新大統領

 6日、即日開票の結果、予想通り、前内相のニコラ・サルコジ氏が当選した。

なんとなく、いたずらっ子の顔をしている。

なんとなく、心配だ。

なんとなく、たよりない。

フランスの方がた、大丈夫かしら?
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# by madamegrimm | 2007-05-08 21:40 | フランス事情 | Comments(6)

仏大統領戦

 5月6日に第二回大統領戦がフランスで、行われる。
その最有力候補、保守系の前内相サルコジ氏。
もう一人は女性で社会党元環境相ロワイヤル氏、ともに52才と53才でほぼ同年代。
昨夜、2日にフランスのテレビで二人の討論が行われ、日本のニュースにも、少し、流された。
う~ん、まさにフランス人の典型で昔が懐かしく思い出される。
どちらが大統領になっても、Ichは行く末が思いやられるよう・・・。

ロワイヤル氏はフランス人女性代表と言ってもよいくらい、歯切れのよい言葉で相手と対応していたが、支持率は、さておいて、日本人の目から見ると、奥ゆかしさはゼロ、
フランスの国は、理想を追い求め、今日の複雑な困難な情勢を作りだしてかなり、大胆に解決していく姿に、遠くから眺めながら、危うさを感じ、エキサイトしてしまうロワイヤル氏であった。
一方、サルコジ氏とは、つい最近フランス中に暴動を起こさせてしまった、あの‘ごろつき’発言の張本人!
フランス人特有の強行姿勢で事を解決し、2日の討論会では、落ち着きすまして、ロワイヤル氏に向かって、「大統領になろうという者は穏やかでなくてはならない」なんていって、なだめていた。
決戦投票後、即日開票!

こういうまだ若い人達が、いま、世界中、日本を含め、政治を司っていかれたら、やっぱり、西暦の歴史はオワリに近つ”いているのか・・・。畏怖 畏怖・・・。
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# by madamegrimm | 2007-05-04 11:36 | フランス事情 | Comments(0)

民俗とは

 グリムメルヒェンを少しずつ、繙いていると、
自分が日本人であることにぶつかり、人々の生活文化、伝承文化などが、頭をかすめ、育ってきた幼い頃に心が動いていく。

5才違いの長姉が沢山の本を読んでいて、母とよく本についての、会話を交わしていた。
祖母が時々、来られると、いろいろな童話や、子供雑誌を持ってきてくれ、‘桃太郎’‘金太郎’‘浦島太郎’`花さかじいさん’‘さるかに合戦’`一寸法師’‘舌きり雀’‘鶴の恩返し’‘おむすびころりん’`かちかち山’などなど、日本のお噺を次から次に字を覚える為もあったのか、鮮明にその頃が思いだされる。
‘かぐや姫’などは竹を切ってそこから美しいお姫様が生まれ、月の世界に帰っていくなんて、なんて素敵なお話なのだろう、と。
そしてグリム童話が次から次に。
メルヒェンの不思議さにIchのこころはいつもわくわくと童話の世界にのめりこんでいったのです。

現代の子供たちの絵本は時代を反映したお話が多く、空想や創造から、かなり離れた「こうしなければならない」的な押しつけがありすぎるのではないか?
未来に向かっての夢を心に秘めるためにはもう一度、原点に戻り、大人たちが、民俗学や、古典文学、歴史などを読み直し、生きるとはどういうことか、少しでも時間を割いて考えていってほしい。
参考資料に柳田国男,宮本常一、益田勝実氏等の民俗学者の本、そして再び、グリム・・・
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# by madamegrimm | 2007-05-02 19:27 | グリム童話ってすごい | Comments(1)

庭の食材

 今日も良いお天気です。

お!野蒜(のびる)を発見!

そして、次々と!この地域の‘のらぼう’‘せり’‘三つ葉’と。

今晩のおかずは山菜ごまよごし、または酢味噌和え、などなど。

どなたか、食べに来てくれないかなー!!
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# by madamegrimm | 2007-04-30 16:18 | 未分類 | Comments(7)

皇居一周

 前日、大雨でしたが、急にカラッと晴れたので、急遽、歩こう!ということになり、神保町に出る。
岩波ホールの映画看板を見ながら、さて・・・、
共立講堂(まだありました)の前を通り、学士会館を反対側から眺めて、古くなったなーと。
一橋をわたり、平川門、大手門どんどん進み、二重橋へ、新丸ビルをみて、東京駅の前を通り、昔、交通公社のあったビルへ。
このビルがなんとOAZO?フランス語でoiseau(鳥)という意味の名詞がありますが、何語なのかしら?
ま、そのビルで昼食をとり、外に出たら、コンクリート地面一面シャワーを浴びている!
空は青空、「まー、何て進んでいるのでしょう!さすが、東京丸の内、どこから、水が湧いて来るの?」Ichはひたすら、あちこち見て、考える。
解からない。
向こう側に横断歩道を渡ろうとしているオフィス街の人らしき女性に聞いてみようと、「この水は?」「あ、いま通り雨が降ったんですよ」にこにこしながら通り過ぎて行きました。
Ichの発想はやっぱり、狂っているのかしら?痴愚神礼賛???
あ!いけない、皇居一周の話でした。
その青空の下、楠公像の前を横切り、(なぜか、中国人の団体がその銅像の前で何組も写真を撮っている)日比谷桜田門を右に曲がり、ひたすら、お堀端一面に咲いている菜の花、野アザミを見ながら、とうとう千鳥が淵の交差点にでました。
国会議事堂、左手に社民党本部が。
桜の木はもうすっかり若葉でおおわれ、新緑の下をただひたすら、歩く。
九段上の靖国神社の大きな大きな鳥居の端を見上げながら歩いていたら、右手よりすごい中高年の集団が道路いっぱいに流れ出てきました!
手にはコンサートのプログラムを携えて!
おーおーおー、フジコ・ヘミングの音楽会だったよう、彼女はまだまだ、武道館でコンサートを開くほど、人々からの人気があるのですねー!
地下鉄の小さな入り口にみんなみんな殺到しているのです。他にもいくらでも入り口があるのに・・・。
この間、神保町の振り出しに着くまで、皇居、巨大、靖国、武道館、大衆、およそ、ウン拾年、我が道を行くできたIchにとって、日本の現実を垣間見、新たに、考えさせられる一日でした。b0105259_1932452.jpg
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# by madamegrimm | 2007-04-27 19:28 | 未分類 | Comments(2)

今日はベートーヴェン

 通りすがりに映画‘敬愛なるベートーヴェン’を観てきました。
2006年のイギリス・ハンガリーの作品で、時間潰しに丁度よい映画でした。
第9シンフォニー誕生の頃の晩年を主にした内容です。
ベートーヴェンのマエストロ役はハリウッドの大スターである、エド・ハリスという俳優、
相手役の写譜師(コピスト)の女性にドイツ人の女優ダイアン・クルーガーというドイツ美女。
こんなすごい若い美女が、本当にあの晩年怪物ベートーヴェンの傍にいたか、定かではないが、どちらにしても、ドラマティックに彼の迫力を出してくれていました。

あの偉大なベートーヴェンの役をこなすのは難しい。
内面のある、神と魂のハザマを音の世界で極めたベートーヴェンはどんな俳優も演技するのは困難であろう。
ベートーヴェンの音楽を愛している者にとって、音楽からのイメージで充分なのであるが、あらためて娯楽として、観たとき、楽しませてくれると・・・、屁理屈は抜きにして、気分爽快になり、日ごろの憂さ晴らしには最高です。
ついでにベートーヴェンのCD弦楽四重奏(後期の)を探し出し、静かにベルリン弦楽四重奏団などの、重厚なハーモニーで、‘至福の時’を刻むことができました。
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# by madamegrimm | 2007-04-21 20:11 | クラシックはお好き? | Comments(0)

2007年度スタート!

 N小での‘読み聞かせ’が今年度もスタートしました。
新3年生!Ichがこのボランティアを始めた最初の1年生が、もう3年生になりました!
子供たちの成長は何て早いのでしょう!
まだ、このクラスには‘ホレおばさん(グリム童話24話Frau Holle)’を読んでいなかったので、今日は文集のお礼を言ってスタートしました。
去る3月には2年生の終わりに書いてくれた子供たちのこころを少し記してみたい。
ムツキさんーわたしはグリムドーワがだいすきです。これからもよろしくおねがいします。
ハルカさんーいつもグリムどうわ、よんでくれてありがとうございます。ほんとにグリムドーワは、たのしいです。ほんとグリムドーワは、たのしいですね。
ヨシキさんーグリムどうわを読んでくれてありがとうございます。これからもおもしろいグリムどうわをしょうかいしてください。おねがいします。
レイナさんーわたしは、いつも読み聞かせが楽しみです。とくにグリムどうわが大好きです。いつも、本当ありがとうございます。三年生になってもおもしろいグリムどうわを読んでください。
カズヒロさんーいつもいいおはなしをよんでくれてありがとうございます。ぼくはああいうをはなしが大すきです。またよんでくれるのをたのしみにしています。
ヒサノブさんーいつも水曜日、グリムどうわをよんでくれてありがとうございます。3年生になってもちょっとよみきかせがあるので・・・さんがくるのをたのしみにしています。
アカリさんーいつも楽しい本を読んでくれてありがとうございます。わたしは・・・さんが読んでくれるグリムドウワのおはなしが、大すきです。これからもがんばってください。
ダイキさんーいろいろなおはなしをよんでくれてありがとうございます。3年生になってからもいろいろなおはなしをよんでください。
シオリさんー水曜日いつも楽しいグリムどうわをよんでくれてありがとうございます。とても楽しいです。・・・さんがくるのをたのしみにまっていました。これからもがんばってください。
今日はこのクラスでした。は~い、がんばりまーす。にこにこ
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# by madamegrimm | 2007-04-18 09:42 | 読みきかせ | Comments(0)

 何か、無性にバッハのKlavier曲集を聴きたくて昨夜、山間に帰路の途中、池袋のデパートサービス券があったので、平均律クラビア曲集全曲を買ってきてしもうた。
アシュケナージュや、シフ等のもあったが、リヒテルにしました。
CD4枚、風邪気味のIchはティッシュを山のようにして、ハナをかみかみ、聴きほれました。
天才と言ってよろしいでしょう!
天才とはドイツ語でGenie(中性)といいますが、リヒテルは正にGenie!
20歳位まで独学でピアノを弾いていたとか!
最も、父上は相当のピアニストであられたようで、手ほどきは受けなくても、ロシア貴族の母親との環境は立派に才能教育を身近に受けていられたであろう。
ロシアの複雑な政治の中、ドイツ人であった父親は銃殺され、こころに深く傷を負っても名教授のネイガウスのもとで、学び、モスクワの音楽生活の中心にいた人です。
1915年3月15日生まれ、1997年8月1日にモスクワで亡くなられました。
万能の天才であり、シュニトケという作曲家がこう書いています。
‘ピアニストとしての彼を語るときでも、他の活動を無視するべきではない。恐らく、彼が巨人的なピアニストであるのは、彼が単なるピアニスト以上の存在であるからに他ならない。つまり、彼が取り組む問題は、音楽だけの領域以上のものであり、芸術、哲学、科学が互いに触れ合い、言葉や形象ではまだ明らかにされていないたった1つの真実を普遍的な概念によって表現しようとするところにあるからである。・・・・・・天才の精神は、ある問題を、すべてが俯瞰(ふかん)でき、・・・
ここまで記していて、この方の文章に少し、真実とか、気になる言葉がでてきて、丸写しはやめます。
天才のことを記していくと、すべて徒労に終わるので・・・。
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# by madamegrimm | 2007-04-17 00:30 | クラシックはお好き? | Comments(1)

過去現在未来への旅

 人は子供のころのたった一日の記憶から、感受性を身につけ、不思議なそして無謀な行動に、駆り立てていき、今があり、死に向かっていく。
美にすると、美しい夜明けから始まって、その日一日、美しく時間が流れて、美しい夕べになった、その日一日の記憶から・・・。美しい人になるために。
哲学とはこんなことであろうか?

旅をしてきました。

美しい夜明けはショパンのバラードが流れていました。
昼の時間、バッハの平均律が、深く、あーでもない、こーでもない、と思考を絡め、神によって、キリストの受難を人間に与え、ヨハネ受難曲で苦悩する精神と共に音楽を通じてバッハから愛を受け、美しい夕べに・・・。
そして神戸元町の広東料理にあいなりました。人生とはこんなものです。 

美しい国、かー。

シューマンの‘子供の情景’を聴きましょう! トロイメライ(夢想)

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# by madamegrimm | 2007-04-09 18:13 | 未分類 | Comments(1)

ライプツィヒの石畳

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 この作品は友人のムッシューが先日ライプツィヒを訪れたときのFotoです!
この石畳の重さを彼のブログに記していられたが、何て印象深い作品でしょう!
この石の重さをIchなりに、歴史をひもといてみたい!
グリム兄弟がメルヒェン収集に邁進していた頃、ドイツはナポレオン軍によって踏みにじられ、苦しみに追いやられそうになっていました。
そこでかの有名なライプツィヒ(1989年ころのベルリンの壁崩壊などなど)はドイツ軍と連合軍でナポレオンに対し決定的な勝利を収めたのです。
1813年10月頃でした。
グリム兄弟が‘こどもと家庭の為のメルヒェン’初版を出した日が1812年10月18日で、兄のヤーコブ・グリムは後でその下に、「ライプツィヒの戦いの丁度1年前」と書き込んでいるのです。
そう、1年前ですので、ドイツはナポレオンの重圧の下で人々はうごめいていて、このグリム童話が人々を力つ”けていったのではないか?
げんに兄は30年後に「われわれの学問、言語と文学に対する根強い感情こそ、ドイツ国の悲境と無力のどん底の時代において、国民を力つ”け、内から奮起させ、滅亡から守ったのです」とベルリンで講演しています。
歴史は石畳の影や闇の世界に導き今日(こんにち)の重厚な色合いがわたくし達をジッとそこにたたずませてくれて、重さを感じ、考える力を与えてくれるのではないでしょうか。
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# by madamegrimm | 2007-03-23 11:42 | グリム童話ってすごい | Comments(1)

バッハの宗教音楽

 今朝のZeitung(新聞)に音楽評論家の加藤浩子さんがバッハの「ヨハネ受難曲」にオペラ化は必然か と称して書いていられた。
懐かしい方です。
去るバッハ没後250周年にバッハ大好き少年でもありました我が息子と参加し、講師として同行なさった加藤浩子さんと出会ったのです。
この時の思い出は大変なエピソードにつながり、公私共に?グループ全員が心に深く刻まれることになったのです。
もちろんバッハの人生を垣間見ることができたのは素晴らしい思い出になりました。

ドイツのフランクフルト空港に到着し、ドイツ人運転手のバスに乗って、夕方の美しいアイゼナッハに着きましたときは息子の感嘆の声は今でも忘れられません。
こじんまりとしたホテルも東ドイツ独特の姿を醸し出している風情があり、バッハへの旅を息子に与えてくれた夫にも感謝しながらの旅行がはじまりました。
同行者は個性溢れる人々で、それからのライプツィヒからベルリンまでの行程は‘ドンチャカ騒ぎ’!!?
このドンチャカ騒ぎのグリムのお話とは少し違いますが、Ichはドイツ人のバス運転手とうまがあわず、理由は最後まで誤解されていたのです!
何か?つまり初日にどなたか早速にヨーロッパ名物‘犬の糞’を踏まれてバスに乗り込んだ人がいたのです。
次の日、いやに消毒臭いなーと思いながら、Ichが乗り合わせた場所が昨日とは違う席に座ったためにその運転手が確認しにきて、Ichの椅子をバタン!と押しやった!
その時は何ふざけているのだろう?と。
数日経ってある女性が「私、ふんじゃったの」。まいったなー、そうだったのかー!
若い運転手は最後までIchを無視した!!
この時からドイツ人の早とちりに要注意と心に決めたのです。
ま、そんな話はどうでもいいことではありますが、アイゼナッハからワイマール、ケーテン、ライプツィヒ、サンスーシー、ベルリンとバッハ縁の地を息子に見せてきました。

息子は幼児時代をフランスで過ごさせたため、ヨーロッパへの想いは音楽と共に何よりも強く、3歳からピアノでスタート、小学生のときに宗教音楽に出会い、のめり込んでいったのです。
ライプツィヒに到着したときの彼の喜びようは風邪気味になっていようが夜の音楽会への情熱はあきれるほどでした。
トーマス教会バッハのお墓の前で感動はピーク!
ドイツ、ライプツィヒへの憧れはそのときから始まったのです。
彼はピアノを弾くことに、よい才能が具わっていたのですが、バッハとの出会いがどんどん彼を宗教音楽へと邁進していき・・・、う~ん、親として迷いに迷い、苦しみました。
とうとう16歳から、ドイツベルリンへ!
ピアノの勉強をしながらも、彼自ら大きな合唱団に入ったりライプツィヒに何回も往復したり・・・。
Ichも偉大なバッハへの想いは心に大切にしておりますが、我が息子が一人前になるまで、閉まっておきます。いずれゆっくり
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# by madamegrimm | 2007-03-17 21:50 | クラシックはお好き? | Comments(1)

こどもの心

春の嵐が吹き荒れています。
地球もこのパソコンの世界のように、あまりにも沢山のデータが飛び交いすぎて、上空はきっと混乱をきたしているのでしょう!
最近、風が吹くと竜巻が襲って来るのではとチラッと不安がよぎる。こわいこわい・・・!

恐いことはいつの世もその時代にあったものがあるようだ。
人間これで良いということはないので、継続していくことの意義をわきまえて判断し、行動していく、ということになるのか?
今朝、N小の子供たちから、また1年のお礼の文集をいただいた!
読んでいくと涙が出るくらい、素直に感想を述べてくれていて、‘あー、みんなよく聴いてくれているんだなー’と、あらためてグリム童話の楽しさを少しでも伝えていられたんだー、と。
201話のなかには童話、空想でありながら、このお話を読んだら、子供たちはどう思うかなー?と躊躇してしまう恐いお話もあるが、そんなお話も‘読み聞かせ’で読んだとき、こどもの心は?

などということを話し合える人に出会いたいなーと、このごろ、つくづく思うのです。
こういう世の中、こどもが本で出会ったことはそれほど、残酷な方には行かないのではないか?
アニメとかビデオ、映画、テレビなどと違って、音楽と同じように空気を通して聞こえてくる音や、子どもが自分で読む行為そのものが、間のある想像を働かせて、考える力になり、体に新鮮な空気が入っていく。とIchは想うのであるが・・・。
そんなことを考えていると、ボランティアというなにか気持がすっきりしない言葉ではあるが、子供たちの顔を想いだすと、4月からの来年度も少しずつでも続けようかしら。
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# by madamegrimm | 2007-03-14 15:57 | 読みきかせ | Comments(0)

再び上野の街へ

また上野の街に行ってきました。
弥生はIchの月、春の色が、あたり一面に広がり、リニューアルしたマツザカヤが更にイメージアップし、春を強調してくれていました。
山間の家の近くは自然の春、カタクリの花が可憐に姿を見せてくれ、楚々とした美をかもし出してくれている。
急に都会に出現しますと、このギャップはビックリギョウテン!!まるでモーツアルトのピアノソナタK457、展開部のあたりのメロディーがIchの頭をかすめています。
上野は本当ににぎやか!義兄へのお見舞いのおうどんを送り、美容院に寄ってIchもリニューアル!アハ!
うさぎやのどら焼きを買い、アメ横でナッツ類を仕入れ、街いく人々を観察しながら、帰路につく。
日本の春は1年のくぎりでもあり、人々の顔が躍動的。

このブログを立ち上げてくださったムッシューが昨日、ご子息を連れてドイツに旅立ちました。
三男の子息はこの山間でのびのびと育てられ、高校は都立へ、そして卒業式の翌日、旅立ったのです。
父親のムッシューは付き添いと称して子息を寮に送り届けたらさっさと退散の模様!
きっとお一人でハノーバーやらどこへやらご自分の世界を歩き回っていらっしゃるでしょう!
素晴らしい!彼らが楽しみです!
昔、元服という言葉がありますが、男子15歳でひとり立ち、もっと昔は12歳でした。時代は違っても男の子は早い方がいい!わが息子も16歳から旅立たせました。
人間の苦労なんてものは一生つきものなんです!自分の体験が経験になり、考える力がその人間を大きくしていきます。少年よ、大志を抱け!!!
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# by madamegrimm | 2007-03-11 12:49 | 未分類 | Comments(0)

人間の痛み

 今朝、今年度最後の‘読み聞かせ’に行ってきました。
グリム童話から、‘めっけ鳥’(51話、Fundevogel)を選び4年生へ。
今年の春は殊の外、暖かい日が続いていましたが、今朝は例年に戻ったのか、この山間は霜に覆われ、芽を出し始めたチューリップたちが縮みあがっていました。

読み聞かせを始めて2年が経とうとしています。
当初はドイツから戻ったばかりでしたので、新鮮な気持ちで子どもたちに向かいボランティアの精神で真剣に立ち向かってきましたが、最近、何か、すっきりしないこころに駆り立てられている。
それは何なのか?
やはり大人たちの心なんですねー。子どもたちの純心なこころが踏みにじられていくのは・・・。

先日も料理教室を開いたとき、各班に分かれてもらおうと、グループ分けに親たちの主観が大きく左右され、そのことによってIchも先入観が入ってしまい、むける方向性が少し影響されてしまったことは事実!
親たちの主観が子供に影響されないでしょうか?子供はちゃんと見ています!
大人の行動は、子供はちゃんと見ているのです!
そして見ただけのことでは終わっていない、ちゃんと子供なりに独創性をひろげているのです。

先日のZeitung(新聞)に俵 万智さんが書いていられたが、まだ幼児の自分のお子さんの心の意外性を的確に表現していられ、敬服したことを思い出しました。

子供を育てていくことは並大抵ではないのです。きちんと子供に立ち向かっていける親はどのくらいいるでしょうか?

教師や地域も同じです。こころが入っていない行動がなんて多いことか!そしてボランテイアに対する馴れ合いがこれで好いのか当たり前になってしまっては精神や美は育たない!

そして差別のニュースが昨夜あたりからまた、流されている!
犯罪の判決に人間の精神の違いから生じる差別を人々は気がついているのであろうか?
精神や肉体を病んで生まれた人や健常者から後天的に病んでしまった人々を権力の世界に入った人々が自分は正しいと主張し、判決をくだし、マスコミに流し、このタイプは犯罪を犯す、と決め付けていき、そのハンデイを持った人々まで悪者になってしまう吹聴にしていることに気がついているのであろうか?
犯罪を犯す人は健常者も障害者もいるのです。育ちが大切なのです!

裁きは平等であるべきです。
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# by madamegrimm | 2007-03-07 11:37 | 読みきかせ | Comments(2)