早朝の空を見つめ

 昨日は雨 今日は・・・

 ほ~ら 早朝の雲

 きれいでしょ 山あいの空

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 悲しい辛いことがあっても

 空を見上げていると 心が洗われるのです

 都内に戻るとハロウィン若者でごったごた・・
by madamegrimm | 2016-10-29 21:44 | 私の詩 | Comments(2)

日本近代の歴史と共に

 皇室の昭和天皇の末弟君三笠宮さまが今朝逝去されました。100歳でした。

丁度、河盛好蔵の島崎藤村のパリ生活を読み終わったところで、時代が大正初期の頃のエリート日本人の異国フランスでの心の葛藤が滲み出てくるような情景に、官僚の方々や芸術家たちとの交流と共にその当時の華族も浮かび上がりその頃に誕生された大正天皇の最後のご子息が三笠宮さまでした。

この国の幅広い年齢の人々はこの日本列島で生を全うしていきます。

そして100年の重みを背負った方々はまだたくさんいられます。私も70年以上の歴史を背負って生きております。

そういう今の時代が明治大正昭和そして平成という日本の年号によって皇室と共に独自の格差を表現しています。

謹んで哀悼の意を表するとともに、これからのこの国の皇室の問題、弱者への問題、諸々が恐怖にならないようしっかり一人一人が世の中を見つめ人は皆弱者になっていくことを理解して助け合っていける国を望むばかりなのです。

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明日ちょっと山間へ・・・
by madamegrimm | 2016-10-27 21:24 | フランス事情 | Comments(2)

『藤村のパリ』を見つけ

 少しずつ寒さが近づいてきています。札幌ではもう雪が・・・。

いくつになっても次から次へと人間の営みには問題が付きもので心休まる日があまりなく読書が進みません。

古書でみつけた『藤村のパリ』(新潮文庫)、実に内容豊富で著作者の河盛好蔵(1902~2000)が晩年に読売文学賞を受賞された作品です。

島崎藤村(1872~1943)という明治時代から大正にかけての作家詩人であり問題を世に沢山投げかけた人でありますが、フランスのパリに滞在した3年あまりの生活を河盛氏が追って藤村の姿をその当時のパリの人々と共に写し出されていて、自分の経験・・おこがましいですが、繋がり、読みが深くなるのでした。例えば

 この年の四月二十五日から八回にわたって『朝日新聞』に連載された藤村のパリ便り「音楽会の夜、その他」にも河上たちとの交遊についてこまやかに語られている。
⦅丁度三君の泊まっている部屋部屋と私の部屋とはポオル・ロワイアルの通りを隔てて斜めに対い合った位置にあります。今まで朝に晩に眺めてはいてもさ程に思わなかったその旅館が急に私には親しみのあるものと成って来ました。夕方にでも成ると私はこの宿から旅館の窓々を望んで、ア、向うでも燈火が点いたナなぞと思います。
・・・こういう人達が近所へ落合ったのですから、私共は随分違った立場から各自の旅の話を持寄った訳です。食事の時には三君とも私の宿の方へ来て、ここの食堂で一緒に卓に就くように成りましたから、一層話す機会が加えました。欧羅巴へ来てからの各自の経験、心の内部に起って来る戦い、所謂洋行なるものの歯痒さ、・・・    ⦆


更には河盛氏の記で
 私たちの世代の人間はみな大田黒元雄によって洋楽の新風について教えられたのであるが、ドビュッシーの名を初めてわが国に伝えたのは、明治四十一年(1908)十月号の『早稲田文学』に掲載された永井荷風の「西洋音楽最近の傾向」ではあるまいか。たとえ最初ではないにしても、ドビュッシーの音楽についてこれだけ詳細に紹介したものは、それまで誰もなかったことは確かであろう。
青年時代から西洋音楽を愛好し、ヴァイオリンをいじったり、上野の音楽学校専科に入学して、助教授橘糸重(ケーベル博士の愛弟子)についてピアノを学習したりした藤村が、ドビュッシーの名を知らなかった筈はないと思うが、しかし、「現代ユーロッパの最も進歩した芸術の一つ」という認識を持ったのは、パリで知りあった郡虎彦と連れ立って、シャンゼリゼー新劇場で、ドビュッシー自身の指揮したオーケストラを聞いたとき以来であることはまちがいない。今回は二度目であった。


藤村と大田黒氏とは出会っていないようですが、私まだ三分の二までしか読み進めていないのです。

この本によって島崎藤村という人物の再発見となり、長い作品ではありますが時代と共のパリが日本人の芸術家たちの情勢によって今日の私たちへの深い繋がりとなって生きているのです。

あー、読む本が溜まってきてしまっています・・・。
by madamegrimm | 2016-10-22 12:27 | 人間 | Comments(4)

記録のみ

 秋晴れの爽やかな一日、母の一周忌の法事をおこなってきました。

写真撮るのをすっかり忘れるくらい諸々があっての行事、会食秋の味覚も満腹です。

阿弥陀仏になった母よ、有り難う、さようなら。
by madamegrimm | 2016-10-20 20:48 | 未分類 | Comments(2)

昨日のコンサートから

 昨日の豊田弓乃氏のリサイタルでは珍しい作曲家の演奏が最初にありました。

舞台には6つの譜面台が置かれています。

あれ?6人も参加されるのかしら・・・

始まりました。弓乃氏一人が後ろの方の譜面台から弾き始めたのです。

音はむむむ、東洋的響き、日本の仏教よりもどちらかといえば東南アジア的響き、譜面台を数分ヴァイオリンで弾いては次へ移り、段々と音もエスカレートしていきます。

クライマックスの前方真ん中の譜面に辿り着いたときは音の頂点へ・・・。

現代作曲家・松下功(1951~)とおっしゃる方の『マントラ』という作品です。

プログラムによりますと無伴奏ヴァイオリンのために2001年に書かれ仏教の理念に関わる作品で、生きることの苦悩から逃れ、安らぎを得るための‘祈り’を音にしたためたいという思いで作曲したことが記されています。

マントラとはサンスクリット語で真言の意だそうです。

この日の曲目は他にプーランクのヴァイオリンとピアノのためのソナタ、かなり激しい曲です。

デュオのモーツアルトを一曲。

グリーグのヴァイオリンソナタ第3番ハ長調作品45、民族的な強烈な演奏で幕を閉じました。

アンコールもお得意のフォーレなどありましたが、いつもと違う趣向が目につきました。

満席、ブラボーの声・・・演奏家の極みでいらっしゃいました。

お疲れ様でした。
by madamegrimm | 2016-10-17 19:04 | クラシックはお好き? | Comments(2)

午後のコンサート

 上野文化会館前の巨木

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小ホールの方でいつもご案内を戴く豊田弓乃氏のヴァイオリンと海老彰子さんのピアノでデュオリサイタル。

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息の合った演奏でいらっしゃいました。

2日前の空も・・・

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今日は少し疲れました。おやすみなさい。
by madamegrimm | 2016-10-16 22:52 | クラシックはお好き? | Comments(2)

 道端に小さな秋のタンポポが咲いています。

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こんな時期に咲くとは・・・花言葉「神のお告げ」でしょうか・・・もうひとつの花言葉「真心の愛」で・・・。

世の荒波を乗り越えてくるとひと休みしましょうと神のお告げが下りるのです。

がんばりましょう。

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by madamegrimm | 2016-10-14 12:22 | 人間 | Comments(2)

何となくボーっと

 急に秋も深まり・・・いえ、まだそれほど日本列島紅葉にはなっていないようですが、まさに急に寒さが襲来してきたのです。

じっとしていますと肌寒く足も冷え慌てる衣替えとなりました。

大田黒元雄氏の時代とほぼ同時期の本を読んでいました。

最近の新刊本は値段も高くなり出来るだけ図書館で借りたいのですが新刊書は予約待ちしても平均半年は待たなければならず、新書ではなくなります。

今年の本屋賞をとられたのなどはいまだに図書館から連絡なし・・・。

段々と読む意欲がなくなってきます。よって古書街に行っては探し回るのでした。

その本のひとつ、『藤村のパリ』(新潮文庫)河盛好蔵著です。

1900年代、島崎藤村が船でパリに渡りポール・ロワイヤルの近くの宿で新しきものに出会って行く姿が河盛好蔵も同じような体験を踏まえながら今日の日本の土台となっていく過程がリアルに表現されていて、懐かしいフランスを思い出しながら楽しんでいます。

現ご時世のスピード情勢とは異なり、人間の息吹きを感じます。

どんどん変化して行く中でコンピューター人間まで出来てその人工頭脳ロボットなどに出会い見つめられるとはたしてこの方は私をどのように捉えて頭脳に収められるのか・・恐ろしい時代に入ってきているような気がしてなりません。

落ち着かない日々、モーツアルトのピアノ曲を聴いています。

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by madamegrimm | 2016-10-11 14:44 | Comments(4)

懐かしき響きから

 1900年製スタインウエイ、アメリカの工場からドイツのハンブルグに部品を送って製造していた時代のピアノ。『大田黒元雄のピアノ -100年の余韻ー』CDが発売されました。

青柳いづみこさんが弾いていらっしゃいます。

1917年にこのピアノを買われた大田黒元雄(1893~1979)とおっしゃる方の持物でありましたスタインウエイを蘇えらせその記念館で青柳いづみこさんピアノと、連弾では高橋悠治さんとのCD、そのライナー・ノーツ執筆が沼辺信一氏です。

沼辺氏はプロコフィエフ研究又は20世紀音楽がご専門でいらっしゃいますが、このスタインウエイのピアノをその当時、たまたまプロコフィエフが渡米のさいの通り道に日本に数週間滞在、大田黒の家を訪れそのピアノで弾いたのでした。

このような出来事には私はものすごく興奮するのです。

演奏会ではない個人への演奏をお披露目してくださるなんて、何て素敵なことでしょう。

詳しい事は沼辺氏が事細かに写真入りで執筆してくださっています。

この時代は私の両親の生まれた頃で母の母、つまり祖母ですが同時代で、モダンなクラシック音楽が盛んな頃なのでしょう・・・
その母の実家に戦争中家族が居候していた頃、蔵に祖母が弾いていたらしきヴァイオリンが鎮座ましていまして、まだ私は2~3歳、その楽器が気になって気になって忍び込んではどのようにして鳴らすのか興味津々なのでした。

残念ながら戦後すぐはヴァイオリンなどとても習えたものではありませんでしたが・・・今こうして音楽の歴史をひも解いて行くと明治大正昭和の重みは今に引き継がれ大切に残していかなければ未来への発展には繋がらないと飛躍してしまいましたが、昨日の発売CDを聴きながら思うのでした。

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by madamegrimm | 2016-10-08 11:49 | 人間 | Comments(4)

只今銀座は大賑わい

 いやはや リオ・オリンピックのメダル選手のパレード真っ盛り!

新橋から銀座4丁目の交差点を通って日本橋までをトレーラーに乗った選手たちが観衆に手を振っています。

裕次郎の兄、石原慎太郎の発案とか・・・、今、豊洲問題でどのような決着になるのか注目されているひとりです。

ま、派手派手の白バイまで先頭に立てトラックの両脇は歩きながらの警備の人々、石原軍団好みの国家の行事・・・まいったなー。

大衆をこのような方向に向けて裏では今、どのように動いているのか・・・。

死のロードに向かわないことを祈るばかりです。

爽やかな秋日和、昨日は脱真夏日(船木くんの言葉)と蒸し暑い日でしたがホッとしているお昼です。

銀座のあの人混みに出かけたら吹き飛ばされそう・・・。
by madamegrimm | 2016-10-07 11:46 | 未分類 | Comments(2)