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午後の声楽コンサート

 五月最後の日の午後、東京文化会館小ホールの前、往年の方々の列が連ねています。ほとんどが後期高齢者・・・。

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Mein Sohnの師、豊田元子先生がピアノ伴奏でご出演するので聴きに参りました。

空いていると思いましたら大間違い!満席の大声楽家の集いでした。それも元子先生同期の1959年(昭和34年)3月東京芸大卒業の皆さまの『声楽コンサート』の会です。

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プログラムの経歴を拝見すると、層々たるメンバーでいらっしゃいます。

第一部:初めに元子先生の伴奏で築地文夫氏バリトン独唱の「音楽に寄せて」「菩提樹」「魔王」とシューベルトを美しいピアノが流れました。

こうして記していると依怙贔屓になってしまいますので、全体の感想を言わせていただくと、4組の独唱でいらっしゃいましたが、どなたも素晴らしい歌唱力で声の衰えは微塵も感じません。

基本がしっかりしていらっしゃいますので、オペラのアリアに致しましても、日本の歌曲、ドイツリートとあの日本に初めてイタリアオペラが来日したころの懐かしい歌声が響き渡ったのでした。

築地文夫氏の他は皆女性でお名前は川元千明女史、坂上昌子女史、安念千恵子女史です。

楽しい歌を沢山有り難うございました。

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コルビュジェの設計した国立西洋美術館をロダンの考える人の横から

第2部:元子先生と築地氏ではシューベルトの『竪琴弾きの歌』ゲーテの歌詞です。
CD見つけたい・・・。

咳を心配して咳止めトローチを用意していきましたが、幸いなことに無事・・・好きな事では身体も素直です^^
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by madamegrimm | 2016-05-31 19:03 | クラシックはお好き? | Comments(2)

梅雨入り近し

昨夜の雨で家の紫陽花が喜んでいます。

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一昨日はこのようでした。

生物では人間が一番残酷ですね。

世界の歴史は人々を良い方向に向けて行こうと沢山の和解を進めながらいつもうまく行かずとんでもない方向に進んで行くことが多い。

今回のG7サミットは今朝のZeitung社説ではたそがれサミットと皮肉り、オバマ大統領の27日夕方の広島訪問演説によって幕が下りましたが、人類の果てしない欲望はこれからどのようにして動いていくのか・・・。

 先日、体調が少し良くなり、美容院でカットとデパートへちょっと買物にぶらりと外出しましたら、また少し風邪がぶり返してきて無理の利かない年齢に達してきていることを身に沁みて感じている昨今です。

帰路、読みたかった本を東京堂で購入、作者のサイン入りを手に入れて悦に入っています。

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by madamegrimm | 2016-05-30 12:25 | 未分類 | Comments(2)

空白を埋めたい

 今日明日と伊勢志摩サミットが開催されている。

ここ数日、私にとって長患いと言ってよいほど、激しい咳風邪を引いてしまった。

ようやく今朝あたりから、咳込みも少なく、もやもや感も抜け始めている。

まだ回復力があるようだ。油断はできないが・・・。

このようにブログを記していると、自分の日常が把握でき、数日の寝込んでいる時期の空白がよくみえる。

病と云う身体の変化は日々の行動から思考ゼロへと誘うのです。

もともと浅い思考力しか持ち合わせていない自分ではあるが、輪をかけて考えが停止してしまう事に哀しみが襲ってくる。

極力、思い出そうと熱に魘されながら浮かぶ情景が、ひとりヨーロッパを歩いている街々・・・ほとんどが南欧である。

そして白の世界、ベニスのあの広場、カダケスの白い家々、ドンキホーテとフライパン料理、グラナダのアルハンブラ宮殿。

北欧、東欧も歩いたが、思い浮かぶ土地は明るい光・・・。

その白い世界は空白にも繋がる。

わたくしの経験を埋める空白の心の旅が今始まるよう。

がんばれがんばれ、とフーガの技法が追いかけてきます。

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       世界文化遺産になりました国立西洋美術館庭の『カレーの市民』
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by madamegrimm | 2016-05-26 13:32 | 人間 | Comments(4)

五月の昼下がり

 真夏の光を感じさせる昼下がりを歩いていると、ふっと夏の思い出が頭を掠める。

もう何十年も前か、この光の眩しさが野原の景色と砂利道を透かして孤の自分の姿と一体となって静寂の中に浮かび出る。

何年ぶりであろう、町の医院を訪れたのは・・・

町に根をはる名医は親の代から栄えるまさに典型的な町医者、その医者のお子様たちも後を継ぐビル一棟に入っていくと、スリッパに履き替えさせられ、見覚えのある受付嬢、時々現れる看護師さんたちも懐かしい顔ぶれ、入って来る患者さんたちは庶民そのもの。

待つこと1時間半、咳もひどい私はそのつど鼻水が吹き出し、ティッシュ一箱持参すればよかったなーと心で嘆きながら、正面に設置されているテレビから写し出されているあほくさいお笑い番組を見させられる。

さて、私の番です。診察室の前の椅子に腰かけ、呼ばれて入って行くと、あの女医先生!連れ合いの両親を看取った先生です。

ご子息も医者として診察していらっしゃるのですが、一瞬ビックリです。だって私と同い年、現役でばりばり仕事をこなしていらっしゃるなんて。

まいったなー、こんな風邪をひいてもうこの世の終わりと思っているところを、懐かしいお顔とともに的確な判断で事を進めてくださる同年の女医。

「今、肺炎が流行っていますから、レントゲンを撮りましょう」

胸のレントゲン撮影も久しぶり、最近の写真はあっという間に大きく画面に写しだされて診察室テーブルの前に私の肺が・・・。

子供の頃、父に連れられて診療所でよくレントゲンを撮りました。

軽い小児結核でありました私は完治してから半世紀以上経った今、何とも言えない医学の世界。

肺炎ではなかったようで、何種類かのお薬を処方してくださり、世間話をして会計にまわる。

近くのファミレスに入り、その薬を飲んだ途端、治ったような錯覚に囚われる。

午後の昼寝はゆっくり休めたのでした。

まだまだ生きられそうです。
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by madamegrimm | 2016-05-18 18:37 | 人間 | Comments(2)

もうイヤ!

 ほんとにいつ風邪を引きだしたのか・・・あっという間に咳込む日々、順序だって体力限界を把握し、徐々に徐々に病というものは自分で納得していっていた私は、今回ばかりは鼻水が出始めたわけでもなく、頭痛がしたわけでもなく、熱がでたわけでもなく、ある日突然、激しい咳込み、何、これ!

ここ二日ばかり、咳が始まると老体にはきつい。

どうなっているのでしょう、人間の身体って!

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風邪は万病のもとです。ほんとに・・・気をつけなければと思いつつ寿命かな?
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by madamegrimm | 2016-05-17 13:28 | 未分類 | Comments(4)

夢か現か

 いつのまにか私をいじめる風邪の菌

 転勤 命日 相続 再会 続く人間のシガラミに付き合い

 夢みる夢子であった のんき子は古希を越えて

 世の現(うつつ)を知る哀れな姿

 たくさんの夢を見てきた魂と肉体は

 水のように流れていく命となって

 夢かうつつか 忘却の彼方へ 押しやられる

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           新緑
                       
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by madamegrimm | 2016-05-16 22:12 | 私の詩 | Comments(2)

何となく風邪っぽい

 ここ数日、人混みの中やファミレス諸々の場所へ外出していて、風邪の菌をもらってしまったのか・・・体力気力不快感で身体減退。

昨夜などは早々と床につく。

何時もの如く眠れないのではあるが、布団に入っているだけでも良いようだ。

2日前、御徒町駅広場にパンダをみつける。

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昨日は学生時代の友人と久々に恵比寿ガーデンで会い、過去の思い出、人生の生き様、今後の老い、等々、途中から太陽の光を浴びながら、いえ、紫外線を気にしながら、テラスから移動する気も起きないぐらい話に吸い込まれ会話に花が咲いたのでした。

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結婚してからの女性のその生き様は相手によって人生は大きく変わっていくことが、今、こうして長生きの時代になって感慨無量です。

これからの第3の人生に向かって体力減退と共に如何様に生きて行けるのか・・・私たちの課題です。

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by madamegrimm | 2016-05-14 10:42 | 未分類 | Comments(4)

アメリカという国

 カーソン・マッカラーズという村上春樹訳のアメリカ作家の本『結婚式のメンバー』を読んでから、もう少しこの女流作家の作品を読みたく探しました。

新刊は無く、古書を捜すのも億劫になり、図書館で検索しましたら一冊だけ短篇集をみつける。

丁度、カサブランカの映画DVDを借りてきた時期と一緒になり、そのセリフの中に「アメリカを軽くみると大変だぞ」と言いましたか・・それに近い言葉を思い出し、そして、そんな時、今回の伊勢志摩サミットで来日するオバマ大統領が初めて広島原爆投下記念館を訪問なのです。

今までアメリカという国は私にはほとんど縁がなく遠ざけてきましたが、ここ急にアメリカナイズされてしまっています。

その図書館で借りている本『悲しき酒場の唄』のタイトルで、あと『騎手』『家庭の事情』『木石雲』の短編が入っていて訳者は西田実という方。

広大なアメリカ合衆国の反知性主義的人々の世界がリアルに今、私に迫ってきています。

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近くのサイゼリアでワインを飲みながら本を読む至福の時。

因みに最近のファミリーレストランのワインはvin de table(ブレンドもの)ではなくイタリアから直輸入ものだそうで、けっこう美味しいのです。そしてボン・マルシェ!
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by madamegrimm | 2016-05-12 00:52 | 人間 | Comments(4)

眠れない

 眠れない 眠れない 眠れない

 夜中の雨音が 昔の苦しみが あーすれば こーすれば

 さまざまな思い出が 後悔となって襲ってくる

 この表現できない こころに秘めた 自分の哀しみ

 静かに恋愛映画カサブランカを観ては 癒す私

 眠れない 眠れない ・・・

 
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by madamegrimm | 2016-05-11 00:34 | 私の詩 | Comments(2)

目黒区立美術館まで

 高島野十郎ってご存知ですか?

1890~1975年「孤高の画家」と言われた、福岡県久留米市の醸造家の四男として生まれた野十郎は東京帝国大学農学部水産学科を卒業していますが、画家になりたいと歩みだし念願をかなえた人です。

独力の一生のようでしたが、大変な技術力をお持ちの画家でいらっしゃいます。

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目黒駅から歩いて目黒川を渡った右手桜の樹木の下、川添いに沿って行くと

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目黒区立美術館に到着。

川は前日の雨のせいか濁っていてかなりの悪臭が漂っています。最近の都内の川、例えば神田川や石神井川などは桜並木と共に悪臭は消えたのですが目黒川は何故か・・・

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新緑が泣いています。

美術館は区立らしい佇まい、そこに一人の画家の全生涯作品展、蝋燭の画家とも言われ、独特の手法でまるでジョルジュ・ラ・トゥールの絵のよう、また静物画はシャルダンを想わせる描写、写実的な静物画は柿、りんご、葡萄等実にリアルです。

入口入ってすぐの初期自画像、傷を負っています・・・。欠けた皿をモチーフにした見事な表現の作品。

果物の描写が実に素晴らしい。

欧羅巴にもパリを中心にして数年滞在しています。風景も美しい・・・。

蝋燭の絵に拘っていられる野十郎は光、闇、魂の軌跡を追求した精神の画家でした。

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観終わってティールームで一休み、ドリンクとクッキーのセットで350円、ボン・マルシェでリラックスしてきました。

帰路、かなりの急坂は有名な坂道・・・

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権之助坂です。

午後の光を浴びたひとときでした。
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by madamegrimm | 2016-05-08 10:45 | クラシックはお好き? | Comments(2)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou
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