大晦日

 何もしない師走から新年に向かってのんびり過ごして行こうと思っていましたが、今日一日長年の習慣で朝からそわそわと雑用に追われ買物に出るとあれもこれもと結局は昼はパスカル・ロジェのピアノ演奏・フォーレをかけっ放しでお正月料理に明け暮れました。

先程は歌を聞きながら年越し天ぷら蕎麦で締めくくりです。

ビールと新年ツマミで除夜の鐘までテレビでお付き合い・・・

皆さま良いお年をお迎えくださいませ。ありがとうございました。

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by madamegrimm | 2015-12-31 21:30 | クラシックはお好き? | Comments(4)

 2015年も今日と明日だけになりました。

今年は沢山の方が事故や事件で私的にも、永遠の世界に旅立っていかれました。

最後の締め括りとしてブラームスのドイツ・レクイエム、Ein Deutsches Requiem、German Requiem、鎮魂歌、とブラームスのレクイエムはいろいろ表記されています合唱作品を聴いています。

ブラームスが1866年頃から1868年ころに完成させたこの鎮魂曲はそれまでのモーツアルトやヴェルディ等の作曲者たちと異なり、ブラームス自身が参考にしたドイツ語の聖書から選んでいるのです(マルティン・ルターによってラテン語の聖書からドイツ語に翻訳された)。

他の大家たちはロマン・カトリックの祈祷書に指定されているラテン語からです。

このことによってラテン語の鎮魂曲は、最後の審判の恐ろしさの前に戦慄している死者の平和を求める祈りであり、ブラームスのは反対に生ける者を苦悩と死の観念に和解させるよう仕組まれた慰めの音楽を発している。(カール・ガイリンガー著・山根銀二訳のブラームス生涯と芸術より参考)

そのような気持ちで聴いていますと、又新たな死者のためのミサがドイツ語で書こうという目論見の中には遥か昔のドイツの作曲家ハインリッヒ・シュッツが『ドイツ語の埋葬ミサ』を作曲しています。

そして、J.S.バッハも『悲劇の上演』と題名をつけたカンタータ第106番があり、カール・ガイリンガーの本によりますとバッハがこのカンタータを作曲したときはブラームスがこのレクイエムを作曲した歳と同じ時期であったそうな・・・。

バッハは故人の魂をより良い彼岸の世界へ導く救世主の慈悲と救済に言及しており、ブラームスの作品はキリストの名をしめすことはすべて厳重に避けられ狭い意味から遠ざかって信条に関係なく、すべて信じるものに向かって話しかけているのです。

そのような見かたで新たに求めたCD二枚、チェリビダッケとフルトヴェングラー二人の巨匠・・・、チェリビダッケは1912年~1996年ルーマニア生まれドイツで学びミュンヘンフィルを経てニューヨークに渡っています。

フルトベングラーはナチの時代を経ているので話題に事欠かない指揮者でいらっしゃいますが、このストックホルムの1948年に演奏された盤を聴いておりますと、やはり素晴らしい才能を持たれた大指揮者でいらっしゃるのですねー!

セルジュ・チェリビダッケはミュンヘンフィルとの共演で1991年頃の盤です。かなりスローテンポで聴かせるところが彼の特徴でもあるようです。まだまだ聴きます。

昨日はMeine Tochterと会い、お互いに喪中の仲、私にとって初めてと言っていいカラオケ店の密室で今の時代の歌々を聞きながらいろいろな話をして時を過ごしました。

声を出す開放感は人間の感情に揺るぎない幸せをもたらします。
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by madamegrimm | 2015-12-30 15:59 | 人間 | Comments(6)

あまりにも寒いので歩く

 寒波到来!

家の暖房では寒過ぎで沢山着込んで地下鉄に乗る。

下車したところは又々水道橋・・・なが~い階段を上りきった場所は都立工芸高校前・・・おおお、一月に他界なさった無臭殿の、子息兄弟二人が卒業した学校。無臭殿懐かしいなー。

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御茶ノ水駅方面へ歩き始める。

上り坂、むむむ・・・

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このような看板だけで公園の名前がどこにも書いてない・・・文京区だけ、変なの。

あらあら、もう順天堂大学病院は立派な門松が飾られていました。

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御茶ノ水の橋を渡って中古CD店へ、4ケースゲット。隣のサイゼリヤで休憩ボン・マルシェの赤ワインとピザで満足。

神保町まで歩いて家路へ。約8900歩でした。
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by madamegrimm | 2015-12-28 21:26 | 未分類 | Comments(2)

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青山一丁目駅ビル前

 恒例になりました豊田元子先生のご関係演奏者たちのクリスマス・コンサートへ出かけてくる。

今年は生誕作曲者ヘンデル(330年)、バッハ(330年)、サン・サーンス(180年)、フォーレ(170年)、ラヴェル(140年)、クライスラー(140年)を中心にしてのピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、声楽と多岐にわたる演奏でいつもながらの高レベルの皆さまの演奏で発表会とはまた違う楽しめるコンサートでした。

世界中から学びの場を選んでいらっしゃる奏者たちで元子先生の解説付きにより幅広いクラシック音楽がドイツ文化会館に鳴り響きました。

とりわけ私にとって先日上野の資料室で今井信子さんを聴いてきましたヴィオラの音に魅せられ今回ヴュータン(ベルギーの作曲家)のヴィオラソナタ第一楽章を弾かれた葵さん(Vorname)とおっしゃる女性の演奏に美しさを感じ、そのピアノを担当なさった晃生くん(医学生とのこと)はなんと暗譜で伴奏です。そのことによってお二人の息の合い方は見事なものでした。

小さい時からよく知っている愛花さんも今はもう高校3年生、リストの鬼火を素敵に演奏です。

元子先生はヘンデルのシャコンヌから多々の伴奏と精力的にご活躍で頭がさがります。

まったくお歳を感じさせないオーラをお持ちになって後進の指導に力を注いでいらっしゃいます姿は精神力の強さと申しましょうか・・・光るものを感じました。

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by madamegrimm | 2015-12-27 11:41 | クラシックはお好き? | Comments(2)

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バッハのクリスマスオラトリオが聞こえてくる

石づくりの隙間から小さな女の子がわたしを見てる

白い肌着を着たマッチ売りの少女のよう

寒い?もうすぐサンタクロースが来てくれるわ

このショール、母からもらったの、温まって・・・

ほら、たいこの音が聴こえるでしょ

歓呼の声を放って、喜び躍れって

Jauchzet, frohlocket! (このドイツ語はバッハBWV248の最初の言葉)
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by madamegrimm | 2015-12-24 22:22 | 私の詩 | Comments(2)

es Weihnachtet

この時期になりますとこの国でもあちこちの街々はショウウインドウがクリスマスの飾りで賑わっています。

今年は人々の苦しみを呼ぶ悲しい行いが心を塞いでしまう事で、人間の素朴な自然との調和が問われ始めています。

宗教の差異は問わず素直に美しいものは受け入れていきたいです。

ここずーっとバッハのクリスマス・オラトリオを聴いています。ドイツ語でWeihnachs_Oratorium。

家にバッハを愛するSohnが沢山求めていたバッハシリーズの中にとりわけ私の好きなひとつにジョン・エリオット・ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ演奏のクリスマスオラトリオ。

指揮者のガーディナーは自分とほゞ同年でイギリスに生まれ名門ケンブリッジ大学で歴史学で卒業後、音楽に身を転じた方です。

バッハの音楽がある時期からオリジナル化していきますが1968年頃モンテベルディ管弦楽団を組織してから世界中で沢山の演奏をしていく中でオリジナル楽器の使用で先端をいかれました。

またこの演奏はドイツ・グラモホン初期のデジタル録音として最善を尽くしたCDになっています。

聴いていて心地よいヨハン・セバスチャン・バッハの世俗的パロディーに富んだイエスの誕生を喜ぶ姿が浮かんでくるようで安らかなよろこびが伝わってきます。

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BWV248、覚えやすい数字。こちらの盤は1987年1月ロンドンでの録音です。
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by madamegrimm | 2015-12-22 12:23 | クラシックはお好き? | Comments(4)

 数年前ベートーヴェンの第九を指揮していらしたドイツの指揮者と共に旧東独革命の立役者として世界的著名な音楽家、クルト・マズア氏が19日に亡くなられました。

Mein Sohnも日本の東京シュッツ合唱団に所属しているとき、パーティーでご一緒させていただきマイブログにも確かアップした記憶がございます。

きっと最後の日本訪問の時でいらっしゃいましたでしょうか・・・。

Zeitungの記事によりますと旧東ドイツの「無血革命」を成功させた立役者で1990年東西ドイツ統一へと多くのドイツ人から敬愛された方です。

たしか奥方は日本人の音楽家でいらっしゃいます。

同じ日に野坂昭如氏のお別れの会の記事を読み、悲しみだけが残る戦争はしてはならない事を私たちは心に命じ、つくづく死の悲しみを思うこの頃です。

マズア氏のご冥福を祈ります。

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by madamegrimm | 2015-12-20 14:19 | クラシックはお好き? | Comments(2)

山あいで友人たちと

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庭の南天と山茶花

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凍てつく山間、今年は知人関係も逝去なさる方が多く親しくしていました山あいのご近所のおばあ様が亡くなられました。息子が小さい頃よくお邪魔して遊んでもらっていたり、心優しい方でその土地の手作りの美味しいものもいっぱいご馳走になりました。もっちゃんのおばあちゃま、心からご冥福をお祈り申し上げます。


昨日は友人たちとの集いの日で持ち寄り食事会・・・Fotoを撮るのも忘れてしまうほど、話が尽きません。

食卓には何がありましたか・・・私はサンドイッチを作って行きましたが、シャンパンからいろいろな飲み物、VSOPコニャックまで登場、いやはやおしゃべりで何を戴いたか、あー、久しぶりの気のおけない友たちとの語らいは何て開放感に溢れているか、こんな日が一年に一度あるだけでも幸せ者です。

みなさま、ありがとう!

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by madamegrimm | 2015-12-19 21:53 | 樹木草花 | Comments(2)

まさに米国の反知性主義

 世界は極右化されようとしていると云う各国の雲行きは人間という地球上の精神を持った生きものの危機感に繋がるのではないか・・・そんなことを想う昨今。

今年読んだ本で森本あんり氏の『反知性主義』に記されている米国のキリスト教の観点から大国になっていった経緯が私の頭に甦ってくる。

今、大統領候補の共和党から名のりをあげているトランプ氏と言う方、まさに米国を形作った宗教家たちの世界を思い起こさせる。

人々の心を掴むには単純化されたイデオロギーによってポジティヴ思考がアメリカという国なのですねー。

日本は貧しい心の人々が年の瀬を過ごしています。

矛盾だらけの世に70年以上も生きてくると、あーでもないこーでもないに疲れ果て、静かに優しさを追求して行きたいのみ・・・。

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山間で過ごしてきます。
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by madamegrimm | 2015-12-17 11:51 | 人間 | Comments(2)

年の瀬

2015年もあと僅か

天変地異に明け暮れ

宗教哲学が問われる昨今

山の頂上を目指すには

いろいろな登り道がある

道を求めるこころは同じはず

こころを失うことは野蛮です

野蛮化しては頂上に辿り着かない内に

こときれます

頂上には美しい花がいっぱい

草花を見ると普遍的な愛に満たされます

東洋では慈悲

西洋では愛

共に生きましょう

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(うまくいかないなー^^)
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by madamegrimm | 2015-12-15 20:10 | 私の詩 | Comments(5)