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デジタル化されたDVD『東京物語』と本

 2013年≪さようなら≫が迫って来ました。

今年度のレコード大賞が『エグザエル』とラジオが言っています。4度目の受賞とのこと、私にはチンプンカンプン・・・。

カムカムとか・・・もうすっかり時代が違ってしまいました。

それでもこのブログを通して付き合ってくださいましたブログ友人の方々に、心から感謝の気持でいっぱいです。

そしてそのお一人友人に触発され、先日来から昭和20年代の名画『東京物語』がDVDになり、借りてパソコンから観ることが出来るようになりましてもう3回も観てしまっております。

昔、パリの街で日本映画特集をしていました頃、観たような・・、またテレビでの再放映でありましたか、記憶は定かではありませんが小津安二郎監督のゆったりとしたテンポでの映像はその当時はそれほど深く入らなかったこの作品が、今回あらためて観はじめ、しばし、立ち止まるような何かが襲ってきたのです。

映画と並行して平凡社新書で最近発刊されました『東京物語と小津安二郎』という本を読み進めていくうちに、実に奥深い個の世界が映し出されていることに気が付き、この監督の表現したい心意気が静かに伝わってきたのでした。

この時代は、ちょうど自分の子どもの頃、敗戦後8年位が過ぎた情景です。

戦後の生き残った人々の複雑な心境が、それぞれ素晴らしい俳優たちによって演じられ、う~んとうなってしまいます。

本の方では梶村啓二という方が書いていらっしゃいますがイギリスの作家カズオ・イシグロが出てきたり、チェーホフやモンドリアンの絵と比較したり、大変ユニークな語りをしてくれています。

そして、本質的に心の奥にひそんでいる火から発する光と・・・。

読ませていただきました。DVDと共に。

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一ヶ月過ぎてもまだきれいに咲いてくれています。そのままお正月に・・・
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by madamegrimm | 2013-12-30 22:45 | クラシックはお好き? | Comments(4)

そして又諸々

 今年もあと少し、一人暮らし、二人暮らしのご家庭が多くなってきているこの国の現状。

暮が忙しいと断定してしまっては大間違いの昨今です。

先日、映画『鑑定士と顔のない依頼人』を日比谷へ観に行ってきましたが満席です。

大変面白い大人の映画・・・、今年の暗い現状からほんのひとときの人間ドラマにストレス発散ができましたことは私のみでしょうか・・・。

今年はこのような真贋を問う世でありました。

地方紙に連載を続けている五木寛之氏の『親鸞』3部の完結編、ただいま佳境に入っています。

弟子の唯円(ゆいえん)との会話で
     「そのとおりだ。だが、唯円どの、法然上人はただ念仏すれば浄土へいける、とは、おっしゃらなかった」 「は?」 「いかなる人であろうと、必ず浄土にいくと信じて念仏せよ、とおっしゃったのだ。念仏すれば浄土にいける、という話ではない」 「では、その信じるということが先なら、疑いながらも念仏することは、無意味でございますか」 「疑いながら信じる、ということもあるのだ」・・・・・

高齢になっている親鸞の精神が研ぎ澄まされてきます。

この連載小説には山口晃という方の絵が共に掲載されていて、不思議な関係を醸し出しているのです。

時々、考えてしまいます。

人と人との繋がりが薄れてきてしまっている日々、いかにして強く生きていく方法を、人々は今、模索しているのではないでしょうか。

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                 日比谷TOHO広場
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by madamegrimm | 2013-12-28 11:35 | 人間 | Comments(4)

去りゆく2013年

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早やビルの門松

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意味なく過ぎゆく・・・
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by madamegrimm | 2013-12-27 08:13 | 未分類 | Comments(2)

クリスマス・イブ

 イエス・キリストの誕生

聖夜礼拝に参加いたしましょう^^

静かに祈りを・・・

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        エル・グレコの受胎告知
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by madamegrimm | 2013-12-24 12:28 | クラシックはお好き? | Comments(2)

母と共に

 寒い日が続いています。今日は冬至です。

昨日は母の家に寄り、前回約束していましたローレライの歌詞を筆ペンで書いて持って訪ねました。

小さいとき、よくうたってくれていた歌の大好きな母。

99歳になっても一緒に歌いたい様子が伺え、書いていったのです。

《ローレライ》

なじかはしーらねーど  ここーろわーびてー

むかーしのつーたえーは  そぞーろみにしむー

さびーしくくーれゆーく  ラインのなーがれー

いりひにやーまやーま  あかーくはーゆるー


うるわしおーとめーの  いわにたーちてー

こがーねのくーしとーり  かみーのみだれをー

すきつつくちずさーむ  うたーのこーえのー

くすしきちーからーに  たまーもまーようー

寝たきりの母は身をおこし一生懸命声を出して歌います。

この歌は明治40年頃Silcher作曲 ハイネの詩を近藤朔風の訳詞で大正時代に唱歌として学校でも歌われていたようです。

母にとって本当に懐かしい歌の様で嬉しそうに歌う姿は童女のようです。

他にシューベルトの鱒や菩提樹、モーツアルト、ブラームス、シューベルトの子守歌等、共に歌い楽しんでくれました。

幸せそうに休んだところで家を後にし、寒い夕空を見上げながら新目白通りを九段下までひたすら歩き続けたのでした。

おなかが冷えてしまい、今日は休憩。
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by madamegrimm | 2013-12-22 12:37 | クラシックはお好き? | Comments(2)

頭が疲れているのに

 眠れないのでパソコンの前に来ました。

猪瀬都知事の金銭問題辞職や早朝の銃殺事件や若い女性の餓死や社会がざわざわとうごめいている。

夕方から用事で新宿方面を通り過ぎてきましたが何故かうつむき加減の連鎖反応が起きているのではないかと思うほど、暮れの街は意外と孤立しながら人々は佇んでいる。

電車の中、ホームで立っている人、静かなんです。

こんな師走は初めて・・・。

諦めないで頑張って良い社会をつくっていかなければ。

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by madamegrimm | 2013-12-20 01:16 | 未分類 | Comments(4)

この時期のバッハ

 毎年この時期になりますと、J.S.バッハのクリスマス・オラトリオがドイツの街々で演奏され、IchもCDをかけて楽しむのですが、何か今年は気分が重く、あの明るく太鼓の音から始まるキリスト誕生を素直に祝う気持ちにまだなれないのです。

国際情勢や、この国の国家による人間の裁き執行や、諸々の事で暗い重たい日々が続いている。

今日も読書の合間、何故か、バッハのマタイ受難曲をかけっ放しの一日になってしまいました。

今聴いているのはオットー・クレンペラー指揮のマタイですが中間部、キリストが十字架にかけられるところで深い悲しみが私をおそいます。

そしてバッハのこころが静かな叫びとなってDa hub er an, sich zu verfluchenとテナーが哀しい美しい声で・・・。

人間の苦しみは永遠に続くのでしょうか。

私たち人間は人を裁く力は無いと思います。

神の存在を否定しても神は見守っています。一人一人祈る力は、よい方向にいくことを私は信じます。

クリスマスはもうすぐです。こんなとき静かに神の子キリストの誕生を祝いたいと思っています。

人々の哀しみを乗り越えた愛によって、キリストや仏陀や聖者たちが生まれてきたのです。

さあ、バッハのクリスマス・オラトリオ=ヴァイナッハツ・オラトリュウムBWV248を聴きましょう。
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by madamegrimm | 2013-12-18 22:07 | クラシックはお好き? | Comments(2)

ドイツの政治

 今朝のZeitungに第3次メルケル政権がスタートした模様が載っていました。

新内閣は脱原発を含むエネルギー革命を強力に推し進めていくようです。

そしてその一人にサプライズ人事とのこと、国防相に女性のフォンデアライエンという方が指名されました。

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うんうん、なかなかのお顔・・・。

医師の資格を持たれ、7人のお子がいられるそうな、すごいですねー、国を治められる方たちの精力的な行動にはまいります・・・。

濃厚な世界から渋めの我が国、先ほど図書館より貸出本の順番の連絡があり、取りに行きましたついでに、今話題になっている村上春樹氏の短編小説を読んできました。

文芸春秋の12月号です。さらりとした読みやすい村上節と申しましょうか・・・。

今日は何か思考力が衰えているみたい、もともとですが^^

先ほどから桜庭一樹さんのこれもさらりの中の奇想天外、「青年のための読書クラブ」読んでます。

あしたは多分もう一冊届くでしょう。
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by madamegrimm | 2013-12-17 22:05 | ドイツ事情 | Comments(2)

夕方のツリー

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上野御徒町パンダ広場です。

夕闇迫る街に一際冴えていました。

静かにクリスマスが近づいて来ています。

パンを買いに上野松坂屋までひとり散歩を兼ねて・・・。

パンダ広場と名付けられたこちら、お上手な歌が流れてきます。

新しい空間です。

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by madamegrimm | 2013-12-15 22:41 | 未分類 | Comments(4)

今夕(14日)5時半より信州松本にてクリスマスオルガンコンサート

 長野県松本市は今日は雪でしょうか・・・。

毎冬開催させていただいている信州松本日本基督教団松本教会でのクリスマスオルガン演奏会が本日夕方行われます。

こちらの教会で、学生の時通い、大沢牧師より受洗したKio Mukaiのコンサートです。

今は都内キリスト教音楽院でパイプオルガンを大御所の先生方よりご指導をいただき研鑽を積んでいます。

バッハ、メンデルスゾーンを愛してやまないご本人、私、好い演奏が聴けたときは至福の時となります。

今夕のプログラムは

☆ヘンデル:メサイアよりビーファH.シャイデマン:前奏曲ニ短調D-moll
☆J.S.バッハ:オルガンコラールより 数曲
☆B.Pasquini:トッカータイ短調A-moll
☆G.ヘンデル:フーガヘ長調F-dur
☆他にクリスマス讃美歌第1編より102番、105番、112番を間間で皆さまと。

夕方のひとときをお近くの方々、是非に聴きにいらしてくださいませ。

入場無料です。

私も近ければ聴きたいのですが・・・。

会場の住所を記しておきます。

長野県松本市開智2-3-45(開智小学校先)日本基督教団松本教会礼拝堂にて
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by madamegrimm | 2013-12-14 10:41 | クラシックはお好き? | Comments(4)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou
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