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記憶喪失の本

 後ろのラジオからガットの響きが聞こえてきます。

今井信子さんのヴィオラの調べです。

昨日から身辺整理にまた山間にきています。

空気が澄みわたっていて、昼間の青空も夜空の星も輝いて精神が洗われます。

今朝からひとり黙々と衣類の整理に明け暮れました。

合い間を縫って車内で読もうと、講談社文芸文庫の再発行「告別」と「形見分け」という福永武彦著を持参し読む。

著者の作品は研ぎ澄ました人間の生と死が私の興味の対象になって、じわじわと迫ってくる。

今の時代と少しずれますが、男女の根本的なところは、いつの時代もそう大差はない・・・。

ブログ友人が新著「インフェルノ」というダン・ブラウンという方の本の感想を記していられたが、イタリアのフィレンツェを舞台にした作品のようです。

その記憶喪失といえば福永武彦の小品「形見分け」も記憶喪失の男性のお話。

スケールがかなり違うようですが、醒めたManの世界、同じかな?

何か画像がアップ出来ません。まいりました。トホホ・・・










by madamegrimm | 2013-11-30 21:11 | 人間 | Comments(4)

疲れると・・・

 今年ももうすぐ師走、この字を見るたびに、気が急いてきます。

数日前、しばらく乗っていなかった自転車で少し遠出の池袋まで走って帰路、またもやスッテンコロリン。

もうこれで今年2回目、回りに人が来るとそこに気を取られてハンドルさばきとペタルへの足の力のバランスを崩してしまう。

先日はスーパー買い物袋の大きめを後ろの籠に入れていたのもあって、倒れた瞬間、すごい音がして信号待ちから歩き始めようとした人たちもビックリ仰天。

親切な方々に自転車をおこしてくださったり、救急車を呼びましょうかと声をかけてくださったり、もう恥ずかしい気持で恐縮しっぱなし・・・。

ズボンとひざが切れただけの軽傷ですみ、やれやれでしたが、自家用車では一度も事故をおこしたことがないのに、どうして自転車がこんなに下手なのでしょう。

やはり歳の所為なのですね。もう乗りません。

2度あることは3度ある。その時はきっと大怪我になるでしょう。いくら骨が丈夫でも・・・。

きれいなベゴニアが店先に。

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自分にお見舞い^^
by madamegrimm | 2013-11-28 15:48 | 樹木草花 | Comments(4)

この季節の旬で

 なんですか、世の騒々しさ、情けないくらい個の活きない社会にうんざりの日々です。

諦めてはいない・・・。

トップの方々、食が既製品ばかり召し上がっていて、旬の食材で愛情ある食事をしていらっしゃらないのではないかしら。

今の季節、食の宝庫です。

昨日は九州の方からのキンカンが八百屋さんの店先に並んでいました。

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ほんの少し苦味のあるビタミンCの塊り、洗ってそのままほうばると柑橘類トップ、じわ~と幸せ感が・・・。

身体が洗われます。

そしてきのこ類、椎茸、しめじ、舞茸、シャンピニオン(マッシュルーム)、ナメコ、松茸、等々、秋の旬をスパゲティやすき焼き、きのこポタージュ、炊き込みご飯、お吸い物、炒め物と数限りなく食卓を賑わしてくれます。

お芋も旬です。じゃが芋だけは春ですが、続々とさつま芋、里芋類が店頭に顔を出し始めています。

金時芋などはビタミンAもCも豊富です。

今晩はキノコのスパゲティに致しましょう。旬の野菜サラダと共に。
by madamegrimm | 2013-11-27 11:49 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(4)

再び諸々

 とうとう今年のも終わろうとしています。

こんなに年月を生きていると、色々な物事が客観的になってきて、なるようにしかならないという極めて無責任といってしまえばそれまでですが喜怒哀楽が減少してきている・・のか・・・。

それでもラジオなど聞いていると、「最近の素人ブログなどは自分を表現して認めてもらいたい、という願望で、へたな文章がまかり通っている」などと発言をなさっている方がいる・・・。

じわじわと私のこころが反発。

このネットの世界は、ブログを始めていられる方々は気付いていられるであろうが、新たな人間の絆と自己表現によって考える力を与えてくれていることに楽しみを感じ取っているのです。

まさに新しい世界の到来・・・。

ある意味、常識をわきまえた方々のブログ投稿です。

そこに突然得体のしれないコメントが入った場合、人々に不安を抱かせるのでしょう。

「恐い世界だ」とか「みっともない」とか「内々の出来事を見せて」とか諸々非難を浴びる。

変な判らないコメントは載せなくてもよいのです。

マイペースで自分の想いを表現するって素晴らしい事なのです。

楽しみましょう。

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by madamegrimm | 2013-11-25 11:12 | 人間 | Comments(2)

予定変更

 出かけようと思っておりましたのに、Ehemann戻ってきてしまいました。

さてさて今日の予定は・・・。

夏の暑い日々に溜まった埃でも掃いましょうか。

ダスキンという会社から電話がかかってきて、最新の埃除けセット一式を2週間無料で貸してくださるとのこと。

乗りました^^

凄いんです。大小のモップと、そのモップに付いた埃を吸い取る掃除機のような機体を置いていきました。

いや~、モーツアルトをかけながらカーテンレールの上や電気の傘、畳、床、あらゆる処がピッカピカ。

現代版掃除法です。
by madamegrimm | 2013-11-22 12:54 | クラシックはお好き? | Comments(4)

2013ボジョレ・ヌボー

 関東地方は雲一つない晴天です。

久しぶりに午前中、近くのスーパーへ買い物です。

何故かといいますと、もうお分かり、本日はフランス産ボジョレ・ヌボー解禁の日です。

毎年11月の第3木曜日、フランスの国よりひと足早く(時差で8時間早い)味わえるのです。

ボジョレ地方のあの少し幅広のボトルとワイングラスで透き通ったフルーティーな味わいは、ボルドー地方の濃厚なワインと比べ若い味の広がりは何とも言えない爽やかvinなのです。

今年のmon mari、床リフォーム前後から、山間で仙人のごとく鎮座ましてしまっていて、明日は次なる食料を持って訪ねる予定・・・。

先ほどボトル2本買いましたので一本持って行きましょう。

お先に今日は一人でゆっくり、まさにnouveau(ヌヴォー)をチーズと共に楽しみます。思い出と一緒に。

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by madamegrimm | 2013-11-21 12:23 | フランス事情 | Comments(4)

 人間の創造から生れた空を飛ぶ飛行機、この歴史は宇宙に浮かんでいる地球の歴史始まって以来のまだ最近の出来事。

この機体に乗り込む時は共の運命を覚悟で乗り込んでいる。

窓際の席の時、下界の大草原を高度何万メートルから眺めていると自然の神秘を感ぜざるをえない。

時々拝見しているブログの方が紀元前の世界を垣間見せてくださるが、今回、パムッカレという不思議な石灰温泉の写真を見せてくださっている。

このような大自然の現象は科学的に分析していけるものなのでしょうが、オーロラとか、光の屈折によっても虹の七色の重なり、雲の重なり、オレンジやブルーなどの月の光等々、自然界からは美しい情景がはかり知れないほど迫ってきます。

人間という生きものはその中から誕生し、唯一の(多分)意思疎通のための言語が生れました。

そのことによってコミュニティーの場が生まれ、自然と一体になりながら、音楽も生まれ、精神が徐々に発達して今日に至っています。

紀元前の素晴らしい文化は石の建築が極めており、人間の力の偉大さに感動を覚えずにはいられません。

その人間の力はあらゆるところに発揮されていて、自然美と違う美がこころを打ちまくります。

美の意識・・・

たかが一人の人間であっても、その個という存在の大きさは大自然とまた違った感動が人に迫ってきます。

芸術という言葉はまさに人間のみの世界です。

そしてひとりひとりみな芸術家といっても過言ではないでしょう。

研ぎ澄まし・・・もっともっと人間の精神を探究したい。

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                     シャガール

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                     ルドン
by madamegrimm | 2013-11-20 13:29 | 人間 | Comments(0)

あちこちと

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 山間から下山して、とりとめのない日々を過ごしている。

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いつどこでなにをしたのでしょう。

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千疋屋のグレープフルーツゼリー、99歳の母と共に高齢姉妹で1/4が丁度いい。

Fotoによってあちこちを辿る。次なるFotoは・・・

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東京ステーションホテルギャラリーの壁

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丸の内側中央郵便局前

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古のわが故郷

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丸の内ビル街の空

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植田正治写真展より
by madamegrimm | 2013-11-18 10:03 | 未分類 | Comments(3)

 昨日ちょっと記しましたが、あのままでは済みませんでした。

やはりノーベル賞は侮れません。

大江健三郎氏の自然体の晩年様式には深い重たい謙虚な姿が隅々まで行き渡っており、一人の人間の人生総てが写し出されています。

まさに普遍的な本です。

私小説と言ってしまうような読み方では大江氏に大変失礼になります。

初期の作品『個人的な体験』から私は大江氏の世界を垣間見ておりましたが、そのお子が誕生してから共に歩むことを決心なさった作者・・・。

それからご夫妻共に後期高齢者になった今の心境が素直な、などと言ってしまうことも烏滸がましいのですが(わたくしごときが)、次世代への期待と希望が読みとれるのでした。

そして、最後に美しい長い詩が綴られています。

胸が締め付けられました。

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by madamegrimm | 2013-11-11 16:54 | 人間 | Comments(6)

山あいで雑用をしながら

 二日間めいっぱい働きました。

床下の補強と家具の大移動で、まだ後期高齢者の仲間ではありませんが、年老いた二人・・・食器戸棚等二棹動かしたのです。

こんなに洋服、食器類が鎮座ましていたのでした。

書庫はもう手がつけられません。

大工さんが入っている間は大江健三郎氏の新刊書『In Late Style』を読む。晩年様式集と訳されています。

今までの総まとめ的文章を兼ねた3・11後の心の葛藤が、いつもの家族と関連させながら後期高齢者を意識の中において、友人の伊丹十三(奥方の兄)への思いが綴られています。

人間が歳をとって生きていくことがどんなに複雑な心境か・・・大変なことなのが伝わってきます。

庭をふっと見ると初サザンカが一輪咲き誇っていました。まさに星で言いますと、一番星です。

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葉の影から沢山の蕾も見せ始めていました。

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早く都心に戻って旬のイクラ丼をいただきたいな^^

ぬる燗と共に^^
by madamegrimm | 2013-11-09 22:03 | 未分類 | Comments(6)