昔、小さな貧しい女の子がいました。
お父さんとお母さんは死んでしまい、いませんでした。
住む家も、眠るベッドもなく、この世の中で持っているものといったら、身に着けている服と、あわれに思った人がくれた一切れのパンだけでした。
けれども女の子は、とても信心深く気立てのいい子でした。
 そこで女の子は出かけていきました。
そして途中にひとりの貧しい男に出会いました。
男は、女の子に何か食べ物をくれ、としきりにたのみました。
そこで女の子は男にあの一切れのパンをあげました。
それからさらに歩いていくと、ひとりのこどもがやってきて言いました。
「頭が寒くてたまらない。まわりに巻きつける物をおくれよ」。
そこで女の子は帽子をぬいでその子にあげました。
そしてさらに少し歩いていくと、またひとりの子どもがやってきましたが、その子は胴着を着ていなかったので、女の子は自分のをその子にあげました。
さらに歩いていくと、ひとりの子どもがスカートをくれ、と言うので、その子にも自分のをあげました。
女の子はしまいに森へやってきました。
とっくに暗くなっていました。
するとまたひとりやってきて、肌着をくれ、と言いました。
そこで心やさしい女の子は、暗い夜だもの、肌着をあげたってかまわないわ、と考えて、肌着をあげました。
 すると天からにわかに星がいくつも降ってきました。
それはみな光り輝くターラー金貨でした。
そして肌着をあげてしまったのに、女の子はまた肌着を身につけていました。
それもこれ以上ないほど上等なリンネルでできていました。
それから女の子は金貨を拾い集めました。
 そして一生、幸せな毎日をおくりました。
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by madamegrimm | 2013-01-29 17:29 | グリム童話ってすごい | Comments(0)

Es war einmal ein Kleines Mädchen, dem war Vater und Mutter gestorben, und es war so arm, daß es kein Kämmerchen mehr hatte, darin zu wohnen, und kein Bettchen mehr, darin zu schlafen, und endlich gar nichts mehr als die Kleider auf dem Leib und ein Stückchen Brot in der Mand, das ihm ein mitleidiges Herz geschenkt hatte. Es war aber gut und fromm. Und weil es so von aller Welt verlassen war, ging es im Vertrauen auf den lieben Gott hinaus ins Feld. Da begegnete ihm ein armer Mann, der sprach 'ach, gib mir etwas zu essen, ich bin so hungerig.' Es reichte ihm das ganze Stückchen Brot und sagte 'Gott segne dirs,' und ging weiter. Da kam ein Kind, das jammerte und sprach 'es friert mich so an meinem Kopfe, schenk mir etwas, womit ich ihn bedecken kann.' Da tat es seine Mütze ab und gab sie ihm. Und als es noch eine Weile gegangen war, kam wieder ein Kind und hatte kein Leibchen und fror: da gab es ihm sein; und noch weiter, da bat eins um ein Röcklein, das gab es auch von sich hin, Endlich gelangte es in einen Wald, und es war schon dunkel geworden, da kam noch eins und bat um ein Hemdlein, und das fromme Mädchen dachte 'es ist dunkle Nacht, da sieht dich niemand, du kannst wohl dein Hemd weggeben,' und zog das Hemd ab und gab es auch noch hin. Und wie es so stand und gar nichts mehr hatte, fielen auf einmal die Sterne vom Himmel, und waren lauter harte blanke Taler: und ob es gleich sein Hemdlein weggegeben, so hatte es ein neues an, und das war vom allerfeinsten Linnen.
Da sammelte es sich die Taler hinein und war reich für sein Lebtag.

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                                        星の金貨
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by madamegrimm | 2013-01-29 13:03 | グリム童話ってすごい | Comments(0)

 いい映画でした。

Mein Sohnが幼いころ、音楽教室で出会った清塚信也さん、信也ママに愛され、愛情たっぷりのママに育てられた彼は今、素晴らしいピアニスト兼映画俳優となってデビューなさいました。

大変なことです。

 先ほど、シネ・リーブル池袋という映画館で観てきました。

信也さんは小学生の頃から沢山のコンクールに優勝し外観からは申し分ないご環境でいらっしゃいましたが、こころの葛藤は計り知れない深みを経験していらっしゃいました。

そのご経験が素晴らしい演技にも繋がり、知人として、そのご努力が素直に喜びにつながっていきます。

清塚信也さん‘おめでとう’!

最後のドビッシーの「月の光」 なんて美しい演奏でしたでしょう!!


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by madamegrimm | 2013-01-27 16:30 | クラシックはお好き? | Comments(2)

肉団子で諸々

 睦月のこの時期は毎年ほんとうに寒いですね。

こんな時は鍋物とかシチュウとかおでんなどでホッと一息つきたいです。

肉団子スープでも作りましょうか。

肉団子は鶏の挽肉でしたら、脂肪分を制限している方ならバッチリ。

味にもう少し深みがほしい方でしたら脂身多めの豚ひき肉を用意します。

あとは挽肉に酒、塩、こしょう、醤油ほんの少し、長ネギ5センチくらいをみじん切り、生姜しぼり汁少々、片栗粉少々。これらを全部ボールに入れてスプーンでよくこねまわすほど混ぜます。

鍋にお湯を沸かし、2本のスプーンで挽肉を左右に移動させながら丸くなるように整え、お湯の中に落としていきます。つまりミートボールですね。

ミートボールに火を通している間に、同じ鍋に入れる具材、何でもいいのですが、例えば、人参の短冊切り、白菜、椎茸、を切って置き、緑豆のはるさめを洗って用意しておきます。

お肉に中まで火が通りましたら、野菜類を入れ、少し煮ます。

味付けは塩、酒、スープの素少しだけです。

最後に春雨を入れて沸騰したら出来上がり!豚の挽肉の方が若い方はコクがあって好いかもしれません。

あとご飯と漬物があれば、よは満腹じゃ~。

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                         これは鶏挽肉
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by madamegrimm | 2013-01-26 15:56 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(0)

哀しいですね

 遠い国、アルジェリアに於いてあらたな犠牲者が確認されています。

日本の大手から派遣された方、「日本で思うように働けない。外国にでるしかない」と家族に話して出かけたそうです。

現地の厳しさはこの国に居ては想像もつかない世界でしょう。

 のんきな川柳がラジオから聞こえてきます。

 落語の世界に「芝浜」というお噺があるそうですが今朝のZeitungに安倍氏の金融緩和のことで「三本の矢」となぞらえてデフレ脱却へ躍起となっている記事を読み、少し虚しい気持が押し寄せます。

 フランス軍がマリに進入した時点で事が起こることはみんな予測できたと思います。

何も知らないで現地で必死になって働いていた人たち・・・、大変な労働現場でしたでしょう。

働く場のない人たちは他国に労働を求めてこれからもこの国から出ていく・・でしょう。

そしてこの国には他国の人々が反対に労働を求めて入ってくるでしょう。

 それがグローバル化なのか、何て皮肉な現象・・・。
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by madamegrimm | 2013-01-24 11:25 | フランス事情 | Comments(0)

歩きました

 都内の昨日は晴天でありながら気分的にどんよりした空気が周りを覆っていました。

また雪が降る空模様です。

気温はそれほど下がらなかったようで夜は雨になりました。

よかった!雪道は苦手です。

と、そんなこんなで、にごり青空のもと、池袋から明日館(月曜休館日トホッ)を通って山手線線路沿いの細い一方通行の道を歩く。

目白駅に突き当たる。

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学習院大学の前を通り、明治通りへ降りる階段を下る。

都電の横、学習院下駅を横目で見ながら旧戸塚2丁目ロータリーにでる。昔は都電がカーブしていました。

帰路もほぼ同じ道を通って池袋へ。

久しぶりに約一万歩あるいたようです。東武デパートに寄って真冬なのにノドの渇きでストロベリージュースを飲む。

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お店の人、「冷たいですからお気をつけて」と?

 こんな時期に年寄りが冷えたジュースを飲むのは心配なのかな?オホ
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by madamegrimm | 2013-01-22 12:57 | 未分類 | Comments(0)

冬の山あいで

 何か離れ孤島に行ってきた気分です。

久しぶりに山あいで3日も過ごしてきました。

雪は都内の方が沢山降ったみたいで、家の前は薄い氷がはっていただけで庭はまったく雪の欠けらも無しです。

一日目はMeine Tochterカップルが訪ねてきてくれました。

二日目は地域の友人たちとの新年会。

三日目は山あいのパソコン修正にサポートセンターとの電話でのやり取りなどで数時間もついやす。

日があたっている内に都内に戻りたく、パソコンすっきりさせないで電源とランケーブルを抜いて家をあとにする。

まいったなー!

今はパソコン関係も便利になりましたが新商品の普及で古いのはそれなりのサポートが必要で、やはり年寄りにはまだろっこしい世界です。

それにいたしましても二日間続けて美食がたたり、てきめん2キロもZunahme!
 

 今晩から減食です・・・トホホ
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by madamegrimm | 2013-01-20 21:05 | 未分類 | Comments(0)

あぶない あぶない

 数日前、13日でしたでしょうか、フランス軍が西アフリカ、マリに軍事介入をとうとうしてしまいました。

あっという間にアルジェリアも・・・。

軍備している国はこのようになっていく。

人間を暴力で解決しようとする行為は何のプラスにはならないことは、もうイヤというほど、歴史で学んでいるのですが、どうして凝りしょうもなく悲しい道を選ぶのでしょうか。

アフリカのマリには素晴らしい文化遺産もあるそうです。

 ベルリンでドイツ語を学んでいるとき、同じクラスにマリ出身の若い女性がいました。

ドイツ人の方と結婚していらっしゃいましたが、心優しい素敵なFrauでその当時まだデジカメがこれほど普及していなく、そのFotoでプリンターを使いクラス皆の写真をコピーしてくださり思い出の記録を作ってくださったものです。

そんな彼女のことがフッと頭を過ぎりました。
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by madamegrimm | 2013-01-17 13:29 | フランス事情 | Comments(0)

 昨夜から屋根に積もっている雪の塊りがドシャ~ンドシャ~ンと落ちる音で何度も目を覚まし、今もその音は止みません。

こちらの雪は水分が多く固まると石みたいになって本当にあぶない。

もう少し融けてから買い物に行かなければ・・・。

雪対策の建築にはなっていないようです。

建築といえば、暮から図書館に予約していた本「火山のふもとで」がようやく順番がきまして先日一気読みをしました。

小説家としては新人でいられる松家仁之さんとおっしゃる方の作品です。新潮社からの発行です。

ブログ友人方たちも良い作品と評価されています。

高度成長期のさ中でお育ちになった作者のようで、当時の建築家の世界を、大らかな、気品に満ちた作品に仕上げていらっしゃいます。

 読み終わった直ぐの時は‘おー、まるで絵画ではボナール、音楽ではブラームスのシンフォニー、小説家ではバルザック’なんてひとり楽しみました。

が、日が経つにつれてなにかこころにドシンと食い込んでくるものがない・・・。

しかたがない、自分は戦後の何もない時代に育っているので・・・。この老建築家先生と同時代・・・。

 
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by madamegrimm | 2013-01-16 12:21 | 人間 | Comments(0)

Herrn Taro Tanno, Wunderber!

只今 午後のコンサートから帰宅、興奮冷めやらぬうちにマイブログへ・・・。

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出かけようと家の玄関を開けましたら、雪!!

東京初雪、すでに10センチ位積もっています。道路に出ましたら車道はみんなのろのろ運転です。

大変な日にMein Sohnが所属している宗教音楽合奏団のコンサートです。

地下鉄で東新宿まで、ビルから外に出ましたら一面雪景色。

それでも会場へ皆さま足が運ばれています。

 淡野太郎氏指揮ベートーヴェン第九シンフォニーです。

チラシにも書いてありましたが、この絶大な知名度の「第九」ですが、この作品に宗教的視点から捉えた演奏を大切にしたい、と彼、淡野太郎氏は記していられました。

まさに聴き慣れたベートーヴェンの第九がなんて美しいそれぞれの楽章になって訴えかけられてきましたか・・・、そしてソロと合唱に繋がる終楽章の「歓喜の歌」へ!

合唱団のスケールの大きさ、ソリストの各パートの美声に聴く者たちを素晴らしい幸せに導いてくれました。

前半はメンデルスゾーンの「詩編 第42編 作品42」でも、しっかりとドイツで学んでこられた指揮者・太郎氏の演奏はWunderber!の一語です。

 神の子Mein Sohnの歩んでいる道に迷いなし。

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                                    帰りの東新宿広場
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by madamegrimm | 2013-01-14 18:48 | クラシックはお好き? | Comments(0)