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原子力発電所問題

 大晦日の今日、心に思うことを綴りたい。

数日前に新政権が発足し、新たな総理大臣よりかなりの過激発言が日々続いています。

この国の選挙制度に問題があるのか、昨年の大震災から総国民は大変な苦しみを経験し、地震国に原発の必要性を見直すよいチャンスでありましたのに、選挙によって、右翼系の政治家が再トップにたってしまったのです。

何十万人の原発反対運動をしても、いつのまにか消し去られ、幼少の頃から大切に見守り育てられてこられた政治家が、同じ考えのグループを結成した人事でこの国を想うようにしていこうとしている。

 Ichが小学校時代でした。60年前です。

学校の映画鑑賞授業で原爆の子という題でしたか・・、原子爆弾が広島に落とされ、子どもたちの苦しみが映しだされていて、その時の映像が今でも鮮明に思い出されるのです。

安倍氏はまだ生まれていなかったでしょう。人間の幸せを勝ち取るためには、人のこころの解る人間にならなければいけないのです。

今朝のZeitungに彼の高校時代の教師の事が記されていましたが、国家が教育を管理したり、人の内面を問題視したりしてはならない。立場の違う人を大事にしてほしい、と話しかけています。

Ichの通っていた小学校のすぐはす向かえに成蹊学園がありました。

小中高大と一貫した学園で知人も沢山行っています。

昔から三菱系でもあり、国家のためには意を介さない・・・。

異質の思想や弱者のためのことなど、身をもって体験がなされないと、真の苦しみはわからないでしょう。

世界に見習っての原発再稼働など、とんでもないことです。このことは空論ではないのです。

あの悲惨な広島の原爆被爆者や、津波によって全ての財産を失い、原発事故で土地に住むことの出来ない廃地、これからも同じ事が起きていくでしょう。

少しでも被害を減らすためにも、新たな原子力発電所を作るなんて、とんでもない発想です。人間の力には限界があるのです。

そのお金で、人々で、新エネルギー開発に向けていくべきではありませんか?

もうすぐ東北大震災から2年が経とうとしています。

 新たな年に向かって真の美とはなにか・・・問いかけたい。
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by madamegrimm | 2012-12-31 12:05 | 人間 | Comments(0)

暮れゆく

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                              晦日の石神井公園

 バッハの小プレリュードとフーガBWV557で今年のSohn教会奏楽も終了です。

大島力牧師の説教も信仰の深さを感じるよいお話でした。

IchはMein Sohnの奏楽の時にしか、教会に足を運ばないのですが、行くたびに、聖書の深さにこうべを垂れる心持ちとなり、今の世も、キリスト誕生の頃も、人間のなせる業は変わりなく、今を生きる者としてもっともっと謙虚に学びの姿勢で事をはこばなければならないと思ったものでした。

 帰路、雨に濡れた公園の水面が2012年の終わりを写し出していました。

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by madamegrimm | 2012-12-30 22:46 | 人間 | Comments(0)

この時期に映画とは・・・

 昨日は居たたまれない位、寒い一日で、家の暖房節約を兼ね、暮恒例の買物に出たり入ったりで自転車を乗り回し、身体を温めたのでした。

そのお蔭で大晦日までの用事はあと、お掃除のみ・・・。

よって急いで神保町岩波ホールへ。

前に予告編を見ていましたアルベール・カミュの遺作「最初の人間」 フランス語で‘Le Premier Homme’です。

こんな時期でしたので空いていました。

地味な映画でしたが、カミュの生れ育ったアルジェリアに帰郷するという自伝的内容は、現代にも通じる貧富、異国、家族愛などが観る者に迫ってきます。

フランスとアルジェリアがテーマで、自由、平等、博愛の精神はカミュという作家にしっかり根付いたフランス人とアラブ人との共存の可能性作品でした。

解りやすいフランス語が聞けました。(^-^)
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by madamegrimm | 2012-12-27 21:39 | フランス事情 | Comments(0)

残ったロースト・チキンで

 日本列島寒空のクリスマス日でした。

皆さまのご家庭では、ロースト・チキンとクリスマスケーキで食卓を賑わしていらっしゃるのではないかしら。

昨夜のデパートは食品売り場ではチキン前とケーキ売り場、いつものごとく人・人・人の行列でした。

だぶってロースト・チキンをお求めになったご家庭に美味しい中華風炒め物をご紹介します。


材料: 調理してあるロースト・チキン足一本、水でもどした干椎茸3つ、 ピーマン3~4個、 長ネギ5センチ、ニンニク1かけ、 調味料:醤油大匙2、酒大匙1、砂糖小匙1 油大匙1

作り方: チキン足は骨から肉身を外しコロ切りにしておく。椎茸も同じ位のコロ切り。ピーマンも同じくコロ切り。長ネギは小口切り。ニンニクは庖丁でたたいてつぶして置きます。

フライパンに油を入れ、ニンニクと長ネギで香りをつけ、切っておいた椎茸を炒め、ピーマンも加えて炒めます。砂糖、酒、醤油の順に調味料を加えて更に炒めコロ切りチキンを入れて火を通して出来上がり!簡単美味。

お皿に温かいご飯を盛って、横に盛り合わせると少し豪華になります。

あとはお漬物と玉子入り中華スープ等を添えていかがでしょうか。 

       ボンナペティ!

 鶏肉は調理してないお肉の場合を記しておきます。

ひな鶏肉250g 生姜汁少々、酒・醤油それぞれ小匙1、片栗粉大匙1

作り方はコロ切りにした鶏肉に調味料を入れて下味をつけておき、片栗粉をまぶして、150度くらいの油で揚げて置きます。

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                        庭の山茶花(都内)
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by madamegrimm | 2012-12-25 23:50 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(0)

豊田元子先生のクリスマス・コンサート

 クリスマス・イヴです。
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午後から青山一丁目少し赤坂寄りのドイツ文化会館でピアニスト豊田元子先生の門下生コンサートがあり、聴きに行ってきました。

ドイツ在住から昨年、日本に戻られ、後進のご指導を精力的に始められて3回目、今年はクロード・ドビッシーの生誕150年、パリ在住もお長い経験が今日のコンサートにもしっかり伝えられ、小中高大学生の皆さまのレベルが何てお高い演奏でしたことか・・・。

あっというまに午後が過ぎてしまいました。

ドビッシーはIchはサンソン・フランソワの演奏に魅せられCDを何回も聴いているのですが、お子たちがこの印象派の作曲者をびくともせず弾きこなしているのに驚きです。

ショパンの曲もシューマンに捧げたバラード第2番など、難解な曲を素敵に弾き、モーツアルト、甲斐直彦、ドビッシーのヴァイオリンも加わり、ボーイング弓づかいの素晴らしさ、音楽性などがひとりひとり個性豊かに鳴り響いていて30名近くの方々の演奏に、なんて幸せを感じたものでしたか。
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 夕方のパーテイにちょっと参加して、渋谷まで約4キロ、凍てつく夕闇を一人てくてくとイエス・キリストを考えながら帰路についたのでした。
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このツリー、下の方から撮りましたので不格好な様。きれいだったのですが・・・
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by madamegrimm | 2012-12-24 21:58 | クラシックはお好き? | Comments(0)

zu Weihnachten(クリスマスに)

 Weihnachten steht vor der Tür(クリスマスが目前に迫っている)

凍てついている今日、街々を少し歩いてきましたが、フッと思い出がよみがえってきました。

教会やコンサートホールでバッハのクリスマスオラトリオがドイツの街々から聴こえてくる・・・。

あのリズミカルな太鼓の音から始まる・・・


Weihnachts Oratorium=Christmas Oratorio
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by madamegrimm | 2012-12-19 17:09 | クラシックはお好き? | Comments(2)

原子力

 原子力の恐さをこの国の民は解っていない。

旧自民党時代に政官民たちが、先進国他国に見習って、地震国であるこの国に原子力発電所を受け入れ、この狭い国に53基も設置し続け、3・11という悲惨な事故を起こしながら優柔不断な態度で今回の選挙に向け、大衆を貶めて日本中を自民党勝利に導いたこの結果は民主党責任、大、大、大であります。

あの消費税増税案のとき、野田総理が身を引く決断をしていられれば、このような結果にはならなかったでしょう。

 国のお金というものがどうして出来上がってきたか、それは国民一人一人が汗水流して和をはかり、この国独特の集団的総力で築き蓄えられてきたお金なのです。

それを湯水のごとく国家の為と称して使い果たし、赤字をつくり、挙句の果て、原発事故によって美しい自然を破壊してしまったのです。

今回の衆議院選挙の結果を踏まえて、どうしようもない人間の弱さが浮き彫りになったようにしかみえないのはIchだけでしょうか・・・。
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by madamegrimm | 2012-12-17 15:46 | 人間 | Comments(0)

第39話 グリム童話 日本語版

こびとのくつや

 むかし、くつ屋が、つみもないのに、たいそう貧乏になり、しまいに、たった一足ぶんのくつの皮のほかには、何もないということになりました。
さて、かれは夕方、その皮でくつを裁って、つぎの朝、仕事にかかろうと思いました。かれは良心にやましいところがなかったので、安らかにとこにつき、神さまにおすがりして、眠りこみました。
 朝、お祈りをすまして、こしをおろし、仕事にかかろうとすると、くつが両方ともできあがって、台の上にのっていました。かれはおどろいて、なんといったらよいか、わかりませんでした。
よく見ようと、くつを手にとりました。たいへんきれいに仕事がしてあって、一針もぬいそこなっていませんでした。まるで親方になるための仕事のようでした。
すぐにも買い手がはいってきて、くつがたいへん気に入ったので、いつもよりよけいお金をはらいました。
それで、くつ屋はそのお金で二足ぶんのくつの皮を買うことができました。
かれは夕方その皮を裁って、つぎの朝生き生きした気持ちで仕事にとりかかろう、と思いました。が、その必要がありませんでした。起きてみると、くつはもうできあがっていたからです。
買い手もやってきて、たくさんのお金をくれたので、四足ぶんのくつの皮を買い入れることができました。
あくる朝早く、その四足もできあがっていました。
それがずっとつづいて、夕方裁っておいたものが、朝には仕上がっていました。
それで、まもなくまたりっぱなくらしができ、しまいにはお金持ちになりました。
 
 さてある晩、クリスマスもまもないころ、夫はまたくつを裁ってから、ねる前に、妻にむかっていいました。「今夜は眠らずにいて、だれがわたしたちにこんなに親切に手をかしてくださるのか、見たらどうだろう?」妻がさんせいしましたので、あかりをつけました。それから、ふたりはへやのすみにつるしてある服のうしろにかくれ、注意していました。
ま夜中になると、ふたりのきれいなはだかのこびとがあらわれて、くつ屋の仕事台の前にこしかけ、裁ってあるものをとりあげて、小さい指ですばやく、刺したり、ぬったり、たたいたりしましたので、くつ屋はおどろきのあまり、目をはなすことができませんでした。
こびとたちは、すっかりおわって、仕上がったものが台の上にのるまではやめませんでした。それから、急いでとんでいってしまいました。
あくる朝、妻はいいました。「こびとさんたちはわたしたちを金持ちにしてくれました。そのお礼をしなければならないでしょう。あのひとたちはかけまわっているのに、何も着ていないから、きっとこごえるでしょう。ねえ、あなた、わたしは小さいはだ着と上着とチョッキとズボンをぬってあげます。めいめいに一足のくつ下もあんであげます。
あなたは、めいめいに小さいくつを作ってあげなさい。」夫は「そうしよう」といいました。
夕方、それらのものが全部できあがると、裁った皮のかわりに、そのおくりものを台の上にまとめてのせ、ふたりはかくれて、こびとがそれを見てどんなようすをするか、見ることにしました。

 ま夜中に、こびとたちはとんできて、すぐに仕事にかかろうとしましたが、裁った皮ではなく、きれいな衣類をみると、はじめはおどろきましたが、いかにもうれしそうなようすをみせました。ふたりのこびとは、ものすごいはやさで、着物を着て、美しい服をさすりながら、歌いました。
   「おいらはりっぱなきれいな若者だ。
   いつまでもくつ屋はしておれぬ!」
そして、はねたり、おどったりし、いすやベンチをとびこしました。しまいに、おどりながらドアから出ていきました。
そのときからこびとたちはもうきませんでしたが、くつ屋は生きているあいだ、しあわせで、することなすことなんでもうまくいきました。
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       高橋健二訳参照
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by madamegrimm | 2012-12-14 06:03 | グリム童話ってすごい | Comments(0)

No.39 Die Wichtelmänner

Erstes Märchen  こびとのくつやさんのお話です

Es war ein Schuster ohne seine Schuld so arm geworden, daß ihm endlich nichts mehr übrig blieb als Leder zu einem einzigen Paar Schuhe. Nun schnitt er am Abend die Schuhe zu, die wollte er den nächsten Morgen in Arbeit nehmen; und weil er ein gutes Gewissen hatte, so legte er sich ruhig zu Bett, befahl sich dem lieben Gott und schlief ein. Morgens, nachdem er sein Gebet verrichtet hatte und sich zur Arbeit niedersetzen wollte, so standen die beiden Schuhe ganz fertig auf seinen Tisch. Er verwunderte sich und wußte nicht, was er dazu sagen sollte. Er nahm die Schuhe in die Hand, um sie näher zu betrachten: sie waren so sauber gearbeitet, daß kein Stich daran falsch war, gerade als wenn es ein Meisterstück sein sollte. Bald darauf trat auch schon ein Käufer ein, und weil ihm die Schuhe so gut gefielen, so bezahlte er mehr als gewöhnlich dafür, und der Schuster konnte von dem Geld Leder zu zwei Paar Schuhen erhandeln. Er schnitt sie abends zu und wollte den nächsten Morgen mit frischem Mut an die Arbeit gehen, aber er brauchte es nicht, denn er aufstand, waren sie schon fertig, und es blieben auch nicht die Käufer aus, die ihm so viel Geld gaben,daß er Leder zu vier Paar Schuhen einkaufen konnte. Er fand frühmorgens auch die vier Paar fertig; und so gings immer fort, was er abends zuschnitt, das war am Morgen verarbeitet, also daß er bald wieder sein ehrliches Auskommen hatte und endlich ein wohlhabender Mann ward.
Num gechah es eines Abends nicht lange vor Weihnachten, als der Mann wieder zugeschnitten hatte, daß er vor Schlafengehen zu seiner Frau sprach 'wie wärs, wenn wir diese Nacht aufblieben, um zu sehen, wer uns solche hilfreiche Hand leistet?' Die Frau wars zufrieden, und steckte ein Licht an; darauf verbargen sie sich in den Stubenecken, hinter den Kleidern, die da aufgehängt waren; und gaben acht.
Als es Mitternacht war, da Kamen zwei kleine niedliche nackte Männlein, setzten sich vor des Schusters Tisch, nahmen alle zugeschnittene Arbeit zu sich und fingen an, mit ihren Fingerlein so behend und schnell zu stechen, zu nähen, zu klopfen, daß der Schuster vor Verwunderung die Augen nicht abwenden konnte. Sie ließen nicht nach, bis alles zu Ende gebracht war und fertig auf dem Tisch stand, dann sprangen sie schnell fort. Am andern Morgen sprach die Frau 'die kleinen Männer haben uns reich gemacht, wir müßten uns doch dankbar dafür bezeigen. Sie laufen so herum, haben nichts am Leib und müssen frieren. Weißt du was? Ich will Hemdlein, Rock, Wams und Höslein für sie nähen, auch jedem ein Paar Schühlein dazu.' Der Mann sprach 'das bin ich wohl zufrieden,' und abends, wie sie alles fertig hatten, legten sie die Geschenke statt der zugeschnittenen Arbeit zusammen auf den Tisch und versteckten sich dann, um mir anzusehen, wie sich die Männlein dazu anstellen würden. Um Mitternacht kamen sie herangestücke fanden, verwunderten sie sich erst, dann aber bezeigten sie eine gewaltige Freude. Mit der größten Geschwindigkeit zogen sie sich an, strichen die schönen Kleider am Leib und sangen

'sind wir nicht Knaben glatt und fein?
was sollen wir länger Schuster sein'

Dann hüpften und tanzten sie, und sprangen über Stühle und Bänke. Endlich tanzten sie zur Tür hinaus. Von nun an kamen sie nicht wieder, dem Schuster aber ging es wohl, solang er lebte, und es glückte ihm alles, was er unternahm.
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by madamegrimm | 2012-12-13 15:04 | グリム童話ってすごい | Comments(0)

‘グローバル化におけるフランスと日本’

 まさにこのタイトルでの講演を青山学院大学のキャンパス内で聴いてきました。

昨日の事です。

Zeitungに応募したのです。

現フランス駐日大使でいられる細面の背のお高いクリスチャン・マセ氏の講演でした。

経済、政治ご専門の方とお見受けしました。

大変インテリジェントなお人柄でフランスの立場をしっかり説明しながら日本との長い友好関係と共通の目標を持ってこれからのグローバル化に繋げていきたいお話でした。

フランス語が聴きたく行きましたが大きな観点から国と国との問題、EUとアジアの地域の問題などまさにグローバルな内容で、同じ問題例えば金融、経済的危機を抱えているそれぞれの国が考え自分自身の努力でよりよい方へ向けて行きたい旨のお話でしたが、やはり原子力エネルギーはオランド大統領と共に維持していく考えです。

エネルギー問題は日本と大きな違いがありますので送電線がヨーロッパ中で繋がっている地域と、この国の単独地震国とは当然考え方が異なってきます。

燃料のある国例えばサウジアラビアなどでも、原子力の必要性をとなえているそうです。

 しかし日本人として、この国だけでも脱原発、卒原発に向けて考え、努力していかなければいけない、と思いを強く持ちました。

帰りの渋谷で
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by madamegrimm | 2012-12-11 11:37 | フランス事情 | Comments(0)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou
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