<   2011年 08月 ( 14 )   > この月の画像一覧

「尼僧とキューピッドの弓」を読んで

 ドイツのハンブルグで生活していらした多和田葉子さんの本を読んで大変女性独特のセンスの方で紫式部文学賞にぴったりですねー。

本の後半に‘読書は人間を批判的にするかもしれない’のところでふきだしてしまいました。

mon mariをフッと思い出して・・・オホッ!
     ま、最近は瞑想、いや‘沈黙’ですが・・・。

瞑想と言えば・・・、文の中でこんな風に記しています。

 「瞑想とか、生まれ変わりとか、癒しとか言って騒いでいる人たちには、自分が歴史の中のどの辺にいるのかという自覚がないでしょう。もちろん基督教会はたくさんの間違いを犯してきました。でも、少なくとも何年にどういう魔女裁判があったか、何年にルターが何を言ったか、ナチスの時代には教会はどういう態度をとったか、など歴史的責任をはっきりさせることができます。自分が歴史の中に生きていることを自覚しないのが一番困ります。そういう人は、今まわりにいる人たちを簡単な言葉で誘惑して夢中にさせて、急に自分が救世主になったような気になって、人を殺したりするのです。救世主はあなたではなくて、別の人でしょう、と言って聞く耳を持たないのです。固有名詞や年代の刻まれた歴史という居心地の悪い空間を共有することのできない人とは会話がなりたちません。会話がなければ、民主主義も不可能ということになってしまいます。」

 このようにドイツの尼僧院長代理に話させていましたがIchも‘う~ん’と・・・。

この本の内容はいろいろな経験をしてきた高齢者が尼僧の生活に入っていく、そしてその中でのドイツ人独特の世界を展開させていく、読み心地の良いBuchでした。

 作者はドイツ語と日本語を武器にした達人のようです。

まだお若い、若いと言えば野田新総理も50代前半、いろいろなところで世代交代が始まっています。
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-30 22:57 | ドイツ事情 | Comments(0)

樹木の中で

 久し振りに山間の朝、清掃作業を手伝ってきました。。

今朝8時から1時間、流れる汗をかきながら、県道沿いまで足を延ばし雑草の威力に圧倒されたIchでありました。
b0105259_10483112.jpg

 この草の下に下水道があるのですが、その中にまで長~い根が伸びていて引き抜くのにすごい力が必要でした。

 久々の皆さまとのコミュニケーション!爽やかです。
b0105259_23154154.jpg

[PR]
by madamegrimm | 2011-08-28 10:49 | Comments(0)

晩夏のハイビスカス

 
b0105259_2031336.jpg


 帰路、ある家の塀片隅に夕方ですのに美しく咲き誇っていました。

蕾もこんなにきれい!b0105259_20382298.jpg

 Ichの携帯カメラは鮮明に写りません。
残念!!
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-25 20:38 | Comments(2)

読書

 京都府宇治市で行われている紫式部文学賞に今年は「尼僧とキューピッドの弓」という作品が選ばれたようです。

作者は多和田葉子さんという方。

日本語とドイツ語で作品を書いている方で落ち着いた文章で読みやすい。

宇治市単独でなさっている賞なのでしょうか。すごいですね。

多くの著名な女性作家が今までに選ばれています。

 この国の文学界は力が大きい。

文学は芸術とみなしてよいものなのか、紫式部とかかわった市の行いは文化芸術関係にとって嬉しい事ですがクラシック音楽、絵画へにも協力してくださる市はないものでしょうか・・。
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-24 22:32 | ドイツ事情 | Comments(0)

楽しい事はないかしら?

 安心して過ごせる世の中がほしい。

こんなに不安定な不安な日々に慣らされてしまっているIchたち。

大阪の方では教育に政治が介入しようとしている・・・。

新しい事がどんどん制度化され民が気づくころはなぜ?なぜ?こんなことになっているの?と。

税の問題もいつのまにか小さなところであちこち増税になっていることを後で知る。

年金生活者であっても容赦なく国への義務と言われて多額の健康保険料、介護保険料、住民税、ガス水道電気電話諸々生活用品総てに消費税、一軒の家からだけでも考えられない額の支払いです。

町は高齢者が少しでも収入を得たく最低時給で沢山の方が働いています。無表情な顔で。

年収二千万円以上の政治家の皆さま、官僚の皆さま、その十分の一にも満たない民がこの国を支えているのです。

 みんなこわ~いおばけになってしまいます・・・。
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-23 00:15 | 人間 | Comments(0)

トボトボと

 ジュンク堂へ行く予定がなぜか神保町に出てしまいました。

池袋はいつ行っても人をかき分け地下道を通り過ぎなければならないので、今日は日曜日、比較的人も少なく、排気ガスも少なめの大通り交差点は神保町駿河台下あたりが閑散としているかな?と。

本当にその通りでした。すずらん通りのいつも買う本屋さんで目的のBuchを買い、ブラブラと駿河台下から大手町方面に向かいましたがビルばかりでつまらなくユーターンをして九段下まで歩き、飯田橋から大江戸線に乗って戻ってきました。

途中でビールを一本飲んできましたが・・・。

 小雨降る中 諸々の想いが Ichをかけめぐる。

   少し人生に疲れたかな?
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-21 21:47 | 未分類 | Comments(0)

東欧の世界

 スロバキアのソプラノ歌手エデイタ・グルベローチャの事を知り、少し東欧の事を記したい。

 ようやく猛暑が少し遠のいてくれました。クーラーなしで今は過ごせます。ひたすら暑さを凌いだ数週間でした。

今から22年前の同じ時期、ヨーロッパは比較的湿度が少ないせいか、汗がじとっとまとわりつくようなことは無かったような気がします。

ベルリンの壁崩壊後、重い歴史を背負った国々をひと夏のバカンスで東欧を巡る旅などと、またまた大それたことを計画してしまったIchたちはルノー18という比較的大きめの大衆車で出発したのでした。

東欧の地図を広げてみますと、何て大胆な旅でしたでしょうか!フランスのパリからスタート、ベルギーのブリュッセルーーーオランダ(ネーデルランド)・アムステルダムーーードイツ・ベルリンーーーポーランド・ワルシャワーーーチェコスロバキア・プラハーーーハンガリー・ブタペストーーールーマニア・チミソアラーーーユーゴスラビア・ベオグラードーーーイタリア・ベニスーーースイス・山間ーーーオーストリア・ウイーンを通ってフランスに戻ってきたときにはmon mariと共に痛いほど精神の疲労を感じたものです。

 ソプラノ歌手グルベローチャの天性と努力の美しいコロラトウーラの歌声はあのロシアソ連と絡んだ苦い経験と共に東欧の苦しい歴史を乗り越え、深みのあるひとりの人間として、すっくとこの地球上に立っている姿は神よりの賜物ではないでしょうか。
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-19 10:56 | クラシックはお好き? | Comments(0)

暑い毎日は

 今朝6時に家を出て緑濃い山間に来ました。

朝はいくらか風があります。

駐車場に置きっ放しのAutoに、ガソリンを入れタイヤの空気圧を見てもらいましたら危ないところだったそうです。

 よかったー!

車のラジオを点けましたらモーツアルトのピアノ協奏曲9番がなっています。

スペインのピアニスト・アリシアデラローチャ、Ichはあまり好きではないsieですが久し振りに聴くとモーツアルトの軽やかな美が表現されていました。

何か毎日人間の世界で翻弄されているのでクラシック音楽は精神肉体を軽やかに涼しげにさせてくれます。

さーてと・・・、手入れのいきとどかない庭の草花を見ていると途方にくれながらも、よくもこんなに可愛らしい草花よありがとう、と生命の輪廻を感ぜずにはいられません。

少しそうじをしましたら休息して戻らなければ・・・
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-17 10:13 | クラシックはお好き? | Comments(0)

戦争はいけない

 今日は終戦記念日。

ドイツのベルリンでは13日にベルリンの壁にあたっての犠牲者追悼式典が催されたようです。

旧東ドイツが壁を構築して50年が経つそうでウルフ大統領やメルケル首相等が出席し「壁は崩れ去ったのではなく、自由と民主主義のために戦った市民によって倒された」と大統領は強調されました。

どこの国も二度と悲劇を生み出さないでほしい。

 Ichたちもフランスに赴任していたころ、今から22年前でしょうか、夏休みの旅で東欧へ車ででかけました。

アウトバーンを走り、ベルリンの西の方よりブランデンブルグ門目指しようやく着いた時は丁度ベルリンの壁が崩壊し人々が自由にブランデンブルグ門を行き来している頃でした。

通り過ぎてよいものかしばし周りを見渡して少し躊躇した記憶があります。ドイツの方たちが喜びの顔で門を通っているのを見て東ドイツの方へ足を踏み入れました。

川の側を歩き何か不思議な心境になったものです。

たしかその日はフリードりッヒStr.駅近くのクラシックなホテルに泊まりました。

趣きのある重厚なホテルでしたがほんの少し従業員の人たちがオドオドした感じがあり、まだまだ解放感まではいっていない複雑な時期でした。

越境者や遺族は今も心に傷を残しているそうです。

 この時期は悲しい思いがいっぱいです。
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-15 01:27 | ドイツ事情 | Comments(0)

長崎原爆の日は

 今日も猛暑日です。

8月9日が来るといつもmon mariの誕生日が重なり長崎原爆投下がよりリアルにIchに迫ってきます。

共の意思疎通が薄れてきてしまった昨今、難しいこころの葛藤に苛まれています。

原発事故で虚しいこころに追いおくって、世に憂いていても何の解決策も見つけることはできない。

時が過ぎ去って行くのを待つか、Ichの過去との価値観の相違がちぐはぐに浮き出はじめている・・・。

苦学をして人生を歩んできた彼にはもうSieという客観的な気持しかない。

いまIchはひたすら炎天を背に浴び、通うArbeitで時を過ぎ去らしている。

 二人が一緒になるにあたって沢山の方たちにご迷惑をかけてきたことを思うと大それた事は出来ない。

お互いが好きな世界で静かに生きていくことでしょうか・・・。

 先日ある方のブログからヒントをえて、初めて小池真理子さんの本を手にしました。

この方がマスコミに取沙汰されているころ、名前は知っておりましたが、この前、いつもの小さい本屋さんで「懐かしい家」という怪奇幻想傑作選1というのを見つけ、仕事帰りのキャフェで読み始めましたら、なんておもしろい気分転換の読み物でありましたことか!

 もう何冊か読まなければ・・・
[PR]
by madamegrimm | 2011-08-09 22:48 | 人間 | Comments(2)

私の日常(madame grimm)


by madameoyou
画像一覧