ライプツィヒの石畳

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 この作品は友人のムッシューが先日ライプツィヒを訪れたときのFotoです!
この石畳の重さを彼のブログに記していられたが、何て印象深い作品でしょう!
この石の重さをIchなりに、歴史をひもといてみたい!
グリム兄弟がメルヒェン収集に邁進していた頃、ドイツはナポレオン軍によって踏みにじられ、苦しみに追いやられそうになっていました。
そこでかの有名なライプツィヒ(1989年ころのベルリンの壁崩壊などなど)はドイツ軍と連合軍でナポレオンに対し決定的な勝利を収めたのです。
1813年10月頃でした。
グリム兄弟が‘こどもと家庭の為のメルヒェン’初版を出した日が1812年10月18日で、兄のヤーコブ・グリムは後でその下に、「ライプツィヒの戦いの丁度1年前」と書き込んでいるのです。
そう、1年前ですので、ドイツはナポレオンの重圧の下で人々はうごめいていて、このグリム童話が人々を力つ”けていったのではないか?
げんに兄は30年後に「われわれの学問、言語と文学に対する根強い感情こそ、ドイツ国の悲境と無力のどん底の時代において、国民を力つ”け、内から奮起させ、滅亡から守ったのです」とベルリンで講演しています。
歴史は石畳の影や闇の世界に導き今日(こんにち)の重厚な色合いがわたくし達をジッとそこにたたずませてくれて、重さを感じ、考える力を与えてくれるのではないでしょうか。
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by madamegrimm | 2007-03-23 11:42 | グリム童話ってすごい | Comments(1)

バッハの宗教音楽

 今朝のZeitung(新聞)に音楽評論家の加藤浩子さんがバッハの「ヨハネ受難曲」にオペラ化は必然か と称して書いていられた。
懐かしい方です。
去るバッハ没後250周年にバッハ大好き少年でもありました我が息子と参加し、講師として同行なさった加藤浩子さんと出会ったのです。
この時の思い出は大変なエピソードにつながり、公私共に?グループ全員が心に深く刻まれることになったのです。
もちろんバッハの人生を垣間見ることができたのは素晴らしい思い出になりました。

ドイツのフランクフルト空港に到着し、ドイツ人運転手のバスに乗って、夕方の美しいアイゼナッハに着きましたときは息子の感嘆の声は今でも忘れられません。
こじんまりとしたホテルも東ドイツ独特の姿を醸し出している風情があり、バッハへの旅を息子に与えてくれた夫にも感謝しながらの旅行がはじまりました。
同行者は個性溢れる人々で、それからのライプツィヒからベルリンまでの行程は‘ドンチャカ騒ぎ’!!?
このドンチャカ騒ぎのグリムのお話とは少し違いますが、Ichはドイツ人のバス運転手とうまがあわず、理由は最後まで誤解されていたのです!
何か?つまり初日にどなたか早速にヨーロッパ名物‘犬の糞’を踏まれてバスに乗り込んだ人がいたのです。
次の日、いやに消毒臭いなーと思いながら、Ichが乗り合わせた場所が昨日とは違う席に座ったためにその運転手が確認しにきて、Ichの椅子をバタン!と押しやった!
その時は何ふざけているのだろう?と。
数日経ってある女性が「私、ふんじゃったの」。まいったなー、そうだったのかー!
若い運転手は最後までIchを無視した!!
この時からドイツ人の早とちりに要注意と心に決めたのです。
ま、そんな話はどうでもいいことではありますが、アイゼナッハからワイマール、ケーテン、ライプツィヒ、サンスーシー、ベルリンとバッハ縁の地を息子に見せてきました。

息子は幼児時代をフランスで過ごさせたため、ヨーロッパへの想いは音楽と共に何よりも強く、3歳からピアノでスタート、小学生のときに宗教音楽に出会い、のめり込んでいったのです。
ライプツィヒに到着したときの彼の喜びようは風邪気味になっていようが夜の音楽会への情熱はあきれるほどでした。
トーマス教会バッハのお墓の前で感動はピーク!
ドイツ、ライプツィヒへの憧れはそのときから始まったのです。
彼はピアノを弾くことに、よい才能が具わっていたのですが、バッハとの出会いがどんどん彼を宗教音楽へと邁進していき・・・、う~ん、親として迷いに迷い、苦しみました。
とうとう16歳から、ドイツベルリンへ!
ピアノの勉強をしながらも、彼自ら大きな合唱団に入ったりライプツィヒに何回も往復したり・・・。
Ichも偉大なバッハへの想いは心に大切にしておりますが、我が息子が一人前になるまで、閉まっておきます。いずれゆっくり
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by madamegrimm | 2007-03-17 21:50 | クラシックはお好き? | Comments(1)

こどもの心

春の嵐が吹き荒れています。
地球もこのパソコンの世界のように、あまりにも沢山のデータが飛び交いすぎて、上空はきっと混乱をきたしているのでしょう!
最近、風が吹くと竜巻が襲って来るのではとチラッと不安がよぎる。こわいこわい・・・!

恐いことはいつの世もその時代にあったものがあるようだ。
人間これで良いということはないので、継続していくことの意義をわきまえて判断し、行動していく、ということになるのか?
今朝、N小の子供たちから、また1年のお礼の文集をいただいた!
読んでいくと涙が出るくらい、素直に感想を述べてくれていて、‘あー、みんなよく聴いてくれているんだなー’と、あらためてグリム童話の楽しさを少しでも伝えていられたんだー、と。
201話のなかには童話、空想でありながら、このお話を読んだら、子供たちはどう思うかなー?と躊躇してしまう恐いお話もあるが、そんなお話も‘読み聞かせ’で読んだとき、こどもの心は?

などということを話し合える人に出会いたいなーと、このごろ、つくづく思うのです。
こういう世の中、こどもが本で出会ったことはそれほど、残酷な方には行かないのではないか?
アニメとかビデオ、映画、テレビなどと違って、音楽と同じように空気を通して聞こえてくる音や、子どもが自分で読む行為そのものが、間のある想像を働かせて、考える力になり、体に新鮮な空気が入っていく。とIchは想うのであるが・・・。
そんなことを考えていると、ボランティアというなにか気持がすっきりしない言葉ではあるが、子供たちの顔を想いだすと、4月からの来年度も少しずつでも続けようかしら。
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by madamegrimm | 2007-03-14 15:57 | 読みきかせ | Comments(0)

再び上野の街へ

また上野の街に行ってきました。
弥生はIchの月、春の色が、あたり一面に広がり、リニューアルしたマツザカヤが更にイメージアップし、春を強調してくれていました。
山間の家の近くは自然の春、カタクリの花が可憐に姿を見せてくれ、楚々とした美をかもし出してくれている。
急に都会に出現しますと、このギャップはビックリギョウテン!!まるでモーツアルトのピアノソナタK457、展開部のあたりのメロディーがIchの頭をかすめています。
上野は本当ににぎやか!義兄へのお見舞いのおうどんを送り、美容院に寄ってIchもリニューアル!アハ!
うさぎやのどら焼きを買い、アメ横でナッツ類を仕入れ、街いく人々を観察しながら、帰路につく。
日本の春は1年のくぎりでもあり、人々の顔が躍動的。

このブログを立ち上げてくださったムッシューが昨日、ご子息を連れてドイツに旅立ちました。
三男の子息はこの山間でのびのびと育てられ、高校は都立へ、そして卒業式の翌日、旅立ったのです。
父親のムッシューは付き添いと称して子息を寮に送り届けたらさっさと退散の模様!
きっとお一人でハノーバーやらどこへやらご自分の世界を歩き回っていらっしゃるでしょう!
素晴らしい!彼らが楽しみです!
昔、元服という言葉がありますが、男子15歳でひとり立ち、もっと昔は12歳でした。時代は違っても男の子は早い方がいい!わが息子も16歳から旅立たせました。
人間の苦労なんてものは一生つきものなんです!自分の体験が経験になり、考える力がその人間を大きくしていきます。少年よ、大志を抱け!!!
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by madamegrimm | 2007-03-11 12:49 | 未分類 | Comments(0)

人間の痛み

 今朝、今年度最後の‘読み聞かせ’に行ってきました。
グリム童話から、‘めっけ鳥’(51話、Fundevogel)を選び4年生へ。
今年の春は殊の外、暖かい日が続いていましたが、今朝は例年に戻ったのか、この山間は霜に覆われ、芽を出し始めたチューリップたちが縮みあがっていました。

読み聞かせを始めて2年が経とうとしています。
当初はドイツから戻ったばかりでしたので、新鮮な気持ちで子どもたちに向かいボランティアの精神で真剣に立ち向かってきましたが、最近、何か、すっきりしないこころに駆り立てられている。
それは何なのか?
やはり大人たちの心なんですねー。子どもたちの純心なこころが踏みにじられていくのは・・・。

先日も料理教室を開いたとき、各班に分かれてもらおうと、グループ分けに親たちの主観が大きく左右され、そのことによってIchも先入観が入ってしまい、むける方向性が少し影響されてしまったことは事実!
親たちの主観が子供に影響されないでしょうか?子供はちゃんと見ています!
大人の行動は、子供はちゃんと見ているのです!
そして見ただけのことでは終わっていない、ちゃんと子供なりに独創性をひろげているのです。

先日のZeitung(新聞)に俵 万智さんが書いていられたが、まだ幼児の自分のお子さんの心の意外性を的確に表現していられ、敬服したことを思い出しました。

子供を育てていくことは並大抵ではないのです。きちんと子供に立ち向かっていける親はどのくらいいるでしょうか?

教師や地域も同じです。こころが入っていない行動がなんて多いことか!そしてボランテイアに対する馴れ合いがこれで好いのか当たり前になってしまっては精神や美は育たない!

そして差別のニュースが昨夜あたりからまた、流されている!
犯罪の判決に人間の精神の違いから生じる差別を人々は気がついているのであろうか?
精神や肉体を病んで生まれた人や健常者から後天的に病んでしまった人々を権力の世界に入った人々が自分は正しいと主張し、判決をくだし、マスコミに流し、このタイプは犯罪を犯す、と決め付けていき、そのハンデイを持った人々まで悪者になってしまう吹聴にしていることに気がついているのであろうか?
犯罪を犯す人は健常者も障害者もいるのです。育ちが大切なのです!

裁きは平等であるべきです。
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by madamegrimm | 2007-03-07 11:37 | 読みきかせ | Comments(2)

料理教室おひな様寿司

 今年もおひな様の季節になりました。
女王蜂の会とナズケラレテしまったメンバーですが、山の神たちの集まりで、たま~に何かを・・・、地域で子どもたちを交え、楽しむ会といった方が、はやいかな?おひな様用お寿司を作ってみました。
総勢25名!子どもたちの勢いに押されながら無事怪我もなく、美味しい雛寿司が出来ました。みなさま、お疲れ様!!b0105259_21305181.jpgb0105259_21315385.jpg
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by madamegrimm | 2007-03-04 21:22 | Comments(5)