Oyo-の日々

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私の日常(madame grimm)

カテゴリ:人間( 405 )

 原田マハさんの『アノニム』(角川書店)という作品を複数の小説を同時読みしながら読了。

彼女の作品は多岐にわたる内容が多く、まさに現代人間と名付けていい頭の持ち主のようです。

今回のこの『アノニム』という作品、今までと違う書き出しで香港語の各章で表現し、舞台がその絵画オークションのスリル溢れる各関係人の登場でタイトルに記したアメリカの抽象表現主義に属するジャクソン・ポロックの絵画に因む物語です。

ある画学生が贋作を造り上げ小説の展開がまるでアニメ映画を観ているような錯覚に陥るほど、今流の言葉のスピード感とコンピューター世界とをマッチさせた書物に圧倒されながら読み、付いていきました。

これから私、コンピューター世界の学びを深めていきましょうか・・・。ま、無理ですね。

世界はこれからどうなっていくのでしょう!若い方たちのくるくるまわる頭の回転と沢山の情報・・・。

マハさんは血液型AB型かな~・・・。

そんなに興味がない血液型まで記してしまう私。

あー、もう若さには勝てない。

ポロックという画家、ふっと思ったのですが千葉の川村美術館へ観に行ったとき、ロスコ等と一緒に作品がありましたかしら・・・44歳で亡くなったジャクソン・ポロック(1912~1956)オークションで跳ね上がって行くこのドラマ的小説に興味が湧いたのでした。

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by madamegrimm | 2017-07-17 15:21 | 人間 | Comments(2)
 今年の今朝の朝顔です。美しい!

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ブログ友よりご紹介の島尾敏雄著『死の棘』(新潮文庫)をようやく読み終わりました。

夫婦から10年が過ぎてある日トシオが帰宅すると家の鍵がかかっていて近所の目を憚りながら進入した仕事部屋にはインクの散りばめられた部屋をみて壮絶な夫妻となって繰り広げられる妻の変身・・・。

あの当時は夫と妻の役割は家庭を維持していく上で夫は仕事中心、妻は主婦として家庭を守る役目が普通でありました。

小説の妻ミホは良い奥さんになろうと努力していたところから堪忍袋が破裂して小さな子供二人を巻き添えにしながら心性心理が展開していきます。

見事な夫婦の葛藤です。

よくここまで表現豊かに小説に仕上げて行った島尾敏雄という書き手に脱帽です。

そして奥方のミホという女性、男性を苦しめるに余りあるピュアで迫って来る姿に圧倒されました。

こちらの文庫本解説に山本健吉が記していらっしゃいますがギリシャ悲劇「王女メディア」を舞台劇で観てそこから連想するくらいの女性の行き着く美になるのか・・・その解説をあらためて読むと何となく納得するのでした。

いや~、疲れました。

完成まで16年をかけて書いていかれたイッヒ・ロマン小説、映画化もされているようですが男女の問題はきっと永遠でしょう。

暑い毎日、お盆の季節でもあります。おいしいものでも戴きましょっと。
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by madamegrimm | 2017-07-16 10:01 | 人間 | Comments(2)

昔新宿っ子繁華街を歩く

 中学時代から新宿っ子になった私は新宿の街は知り尽くしていたと思いきや・・・今日猛暑の中、新宿武蔵野館という映画館に出向いたのでしたが。

自分なりに思い込んでJR東口を出てそのまま歌舞伎町の方に向かう。

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この道を真直ぐ旧コマ劇場の方に向かうがあれあれあれ・・・。

回りはムムム・・・もうどなたでもいいや、と思いそこに立っているお兄さんに映画館を聞く。

親切にむこうの二つ目の向こう側が旧コマ劇場ですよ、と教えて戴いても近くに行っても分からない。

車の出し入れ係の男性に訪ねる。何と地図を広げスマホも開けてくださって丁寧に説明してくださり地図まで頂いてしまいました。

戻って何とJR中央口の方に近い駅傍のビルの3階にありました。

久しぶりに汗びっしょり!30分前でしたので飲み物を少し飲みながら今日の目的映画『ヒトラーへの285枚の葉書』を待つ。

スタート、主人公夫妻の息子逃亡殺害戦死の場面からはじまり夫妻のペンと葉書だけを武器にヒトラー政権に挑む1940年頃からの実話をもとに繰り広げられるドイツ・イギリス・アメリカの合作映画です。

始めから英語が私の耳に飛び込んできて、てっきりドイツ語の作品と思っていて・・・。

少しドイツ語が聞けなくて残念でしたが観賞しているうちに引き込まれ、東ベルリンの街々とヒトラー政権の残酷さと諸々があらためて深く心に響き、政治、権力、組織の中での個人の戦いの壮絶さに考えさせられ、終えて、暑い街中の帰路、日本の今の政権の強引さとを比べ考えているうちに最寄りの駅に着くのでした。

キャフェに入り、疲れをとろうと抹茶パフェで・・・

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前もUpしたような気が致しますがお昼抜きでダイエットになるかと思いきや、なりませんね。

汗を流した分、プラスアルファーになってしまいました。
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by madamegrimm | 2017-07-11 19:24 | 人間 | Comments(2)

晩年人生

 梅雨空で雨がちらちらと湿度は90%、雨傘を持ち歩いた今日一日、昨日の朝刊に挟まれていた某駅近くの家電量販店オープンセールのチラシにつられ朝バスに乗って出かけてきました。

10時オープンですのに到着しましたら早や193番号札をもらう。

並ばされて抜けるに抜けず待つこと40分、一日10台とチラシに書いてありましたので、これは無理だな~と思っても折角来たので開店を待つ。

大盛況のようで10分前に開きました。

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このような人々が中に流れていきます。入口でおみやげのダシの素を戴き、入りましたらすぐのところに目玉商品が並べられていました。

そうです、私の目当ては扇風機980円消費税プラスで1058円、絶対無理と思いましたのに意外や意外、皆さまお目当てがいくつもあるようで奥へ奥へ行っていらっしゃる。

おほほ、それのみを空いているレジで精算・・・見知らぬ街をルンルン気分で帰宅したのでした。

クチナシの花の香りがバス停を麗しています。

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by madamegrimm | 2017-06-30 18:11 | 人間 | Comments(2)

昔の話

 昔、子供の頃、雷が鳴ると「あ、もうすぐ梅雨が明ける!」と胸が騒ぎ、鬱陶しい日々から解放されるのだ、と恐れも知らず雷嵐の中を駆け回り、楽しみな夏休みを想い描く私でした。

何十年も過ぎた今、気象情報が的を得、地球異変の続くこの惑星は梅雨の前から激しい雷雨に見舞われ、遠くで雷鳴が聞こえてくると季節外れの天候に目を奪われる昨今です。

今もどんよりした空模様からきっと雷雨が襲ってくるでしょう。

庭の紫陽花を一輪、切って見ました。

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これからの長い梅雨を想わせてくれるノーマルアジサイ、肌寒い今日は外出の元気もなく、じっと家の中で耐えている私、紫陽花をみつめながら(痛くない死に方はないかしら・・・)と思案してしまうセンチメンタルジャーニーなのでした。
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by madamegrimm | 2017-06-18 15:09 | 人間 | Comments(2)

追憶

 ようやく梅雨らしき今朝の空模様、雨も少し落ちてきて1階の部屋の中は暗い。

肌寒い気温で母の着物を改良した上着をはおる。

最近、健康維持の為に拙いピアノと歌を自己流に始めている。

先ず最初にモーツアルトのピアノソナタからCdurの2楽章♯ひとつついてるターーティティティティ|ティーリタースン|(ウフ)をゆっくり弾き、歌の本を取り出して自分で伴奏の出来る唯一の曲、『追憶』(スペイン民謡)を歌いだします。

こうして昔を懐かしむような日々をおくっていると辛かったことや悲しかったことやいろいろな思い出が遠い彼方に吸い取られていくような気持にさせてくれます。

あー、それに致しましても痩せたいな~、水を飲んでも沢山歩いても太るのです。声楽には良いのですが・・・。

無理なダイエットをすると免疫力低下になってしまうし・・・。

加算されていく身体には精神力で補えるでしょうか、実験です。

『追憶』の歌詞は古関吉雄という方の訳詞です。記します。

ほしかげやさし~く
またたくみそら 
あおぎてさまよ~い
こかげをゆけば

はうらのそよぎ~は
おもいでさそい~て

すみゆくこころ~に
しのばるるむかし

ああーなつかしそのひーー

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by madamegrimm | 2017-06-13 11:42 | 人間 | Comments(2)
 ブログ友人が記していらっしゃった柴田 翔著の最新作『地臓千年、花百年』(鳥影社)を今読み終わり感無量の面持ちと申しましょうか、まさにドイツ文学を想わせる力量に圧倒されました。

通奏低音のように流れていく加見直行という主人公がまるでオーケストラの楽譜のように何重にも和音になって繰り広げられていく物語は読む者に深い感銘を与えてくれる・・・。

このような作家がいられたとは・・・私、迂闊でした。

昔、芥川賞作品『されどわれらが日々・・・』受賞から30年ぶりの長編小説のようです。

同時代を歩いてきました自分とダブらせながら、背景や人間の移り変わっていく様々な情景がリアルに思い浮かび想像させられていくのです。

読み応えのある『空』に繋がる素晴らしい人間の一生物語作品でした。

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                           ハナミズキ(小説の中の花)
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by madamegrimm | 2017-06-04 22:51 | 人間 | Comments(4)

いやはや・・・

 世も末じゃ・・・。(政界の事ですが・・・)

このご時世に、1年近く待った図書館より『羊と鋼の森』・宮下奈都という昨年でしたか本屋大賞をとられた方の本の連絡があり、少し間が抜けた感じで読み始めているうちに、世のご時世に引き込まれ考えさせられ、歎き悲しむこころで、読み終わったのでした。

若者が調律師に惹かれその世界でピアノという楽器、弾く人、調律の深みまで、森で育った外村青年の音への関心を綴った小説です。

調律の大切さは良く知っておりますが、ようは ‘音楽は人生を楽しむためのものだ’ をあらためて読後に気がつく私なのでした。

今日までなので返して来なければ・・・。

蒸し暑くなってきました。これからのアツ~い日々、いかに生き延びましょうか。

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ガクアジサイが咲き始めました。
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by madamegrimm | 2017-05-27 11:14 | 人間 | Comments(2)

歴史一駒の深さ

 昨日、沼辺氏ブログ『私たちは20世紀に生まれた』に紹介されていました桑野塾主宰のレクチャーに初めて参加させていただきました。

ほとんど誰も観られなかった1916年(大正5年)6月16日から三日間帝国劇場で開催されたロシア舞踏団初来日のお話です。

沼辺信一氏のご解説でここに至るまでのきめ細やかな内容でした。

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当時の新聞広告です。

このマリインスキー劇場初来日百周年展がロシア大使館関係で昨年の12月26日にTVニュースで放映されそれをご覧になった沼辺氏のご探究レクチャーで久しぶりの大学キャンバス内での講義に胸が高鳴りました。

バレリーナとしてその公演に来日したエレーナ・スミルノワはロシアの舞踊学校在学中ニジンスキーの相手役を務めるなどした注目を集めた女性、もう一人の男性はボリス・ロマノフというバレエ・ダンサー兼振付家で後に二人は結婚し、後半はベルリンで小規模のロシア・ロマンティック劇場を立ち上げています。

1916年の日本初ロシアバレーを観た方たちの批評文をプリントしてくださっていて当時の新聞記者名倉氏、大田黒元雄、石井漠、山田耕作、与謝野晶子、有島武郎等の文も楽しく拝見いたしました。

これらの舞踊団はフランスのパリでも公演されていて当時外遊されていた小山内薫や島崎藤村なども文にしていられます。

まだまだたくさんのお名前が出てきて拝聴していて溜息の連続でした。

とりわけ石井漠は私の幼い頃、疎開先で大好きな叔母が地域で踊りの学園に通っていて、そこは石井漠直系の学園で戦後すぐ私の初めての幼稚園生活の場でもありました。

小さな繋がりですがモダンバレーを取り入れた自分のバレー界興味のスタートです。

これからの日本という国も考えさせられる歴史深いレクチャー、こころから御礼申し上げます。

初めてお目にかかりました沼辺氏、温厚な優しさに溢れた方にお見受け致しました。

ありがとうございました。
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by madamegrimm | 2017-05-21 10:49 | 人間 | Comments(4)
 先日、神保町でみつけた草野天平全詩集を発見し胸が騒ぎました。

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もう一度Up致しましたが草野心平の弟君でありますが兄上とまた違った42歳志半ばで病死なさいます。

清純な独特な精神の姿勢で読む者を惹きつけます。

明治43年生まれの天平は私の父と同じ歳、その生い立ちを考えると明治大正昭和を背負った一人の軌跡として深く浸透していくのでした。

そして何よりも私に身近な存在となっているのはその妻、梅乃女史のことです。

この詩集を編纂されたのです。夫亡き後・・・。

草野梅乃女史は私の15・6歳頃の学び舎での日本文学史の先生でした。

いつも髪の毛をいっそくにまとめ紅系の着物をきちんと着て教壇の前の机に教材を置いて二葉亭四迷や白樺派やアララギ派等々説明なさっているのですが私はその当時、外国小説に凝っていていつも隣の親しい友人Kさんと小説の話に夢中の頃でした。

草野先生の日本の作家・小説類にはあまり興味が湧かず何かぼーっとしていた時なのか、先生と目が合って「・・・・さん」
と大きな目で私を優しく見つめています。

その声と趣きが強烈な印象として残っている個性豊かな先生でいらっしゃいました。

先生の父上が弁護士で草野天平とはどのように出会われたのかよく存じ上げませんが前妻のお子を育てながらのご苦労が多かったでいらっしゃいましたでしょうに、亡き後のこの詩集を発刊するにあたっての情熱には頭が下がります。

2006年にお亡くなりになっていらっしゃるようですが草野天平という詩人を世におくり出したことの素晴らしさに感動しております。

草野天平の『一少年に』という詩を記します。

なぜあなたはさういふふうに気をゆるすのですか
先生と言ったなら
なぜ最後まで言い通さうとはしないのですか
目の前に例へゐようがゐまいがです
人はどんなに大人びようが
世の中がどんなに違った風に進もうが
たった一人
へりくだった
生意気じゃない気持をもたなくてどうします
物ごとは
なんでも初めは一人です
世の中を善くするのも悪くするのも
唯この一人からです
いいですか
たうてい動きそうもない遠大なものでも
たった一人の力
あなた自身の力の出し方しだいで動きはじめるということを知らねばなりません
生意気にならない、ということも同じ理屈です
恐らく人は子供っぽいといって馬鹿にするでせう
くやしいこともくやしいし悲しいことも勿論悲しいです
そこをじっとこらえるのです
辛抱しきるのです
その位のことが出来ないで
どうして人の心を打ち動かすことが出来るでせうか
事柄はちっぽけです
ところがこのちっぽけこそが実は大変なのです
まあやって御覧なさい
苦しいですがまた非常に雄々しくもありますから


もう一つ記します。

木々の梢』

不協和の調べは一つもなく又同一の調べもない。それはこの上もなく純一で、しかも変化に富んだ交響曲である。

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by madamegrimm | 2017-05-09 11:15 | 人間 | Comments(2)

私の日常(madame grimm)


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