カテゴリ:「新」文章で綴る料理( 79 )

ある日の夕食から

 三寒四温の日々、カレンダーは3・4月と桜色と黄緑が家の各部屋々々に明るさを醸しだしてくれていますが、まだまだストーブが離せません。

日々の暮らしの中で、幾つになっても食の重要性は生きる上で一番大切な世界だ・・と思うこの頃ですが、若き頃、進路選択の時、父親が「音大などに行って何になる・・・」と自分の能力はさて置き、食の大切さが今頃になって身に沁みてくるのでした。親は子の能力をしっかり見ていますね。

今は冷蔵庫の中にあるものでほとんどそれらしき献立が揃ってしまう・・料理経験のたまものです。オホッ

それに致しましても朝昼晩の食事の呼び方、何故夕食だけ日本語ではその呼び方になっているのでしょう。

この国の昔からの習慣が夕餉から来ているのですが、現代の食習慣はもう高齢になると朝と昼はブランチ時間・10時前後に食し、3時のおやつ頃に軽く何かを戴いて夜は7時(19時)頃の時間帯がほゞ毎日、つまり夕食ではなく晩食または夜食になるはずなのですが・・・。

やはり一般的には何時になろうと夕食という呼び方になってしまうのでしょうか。

昨夜はいつものあるものでのメニューです。

冷蔵庫から出てきました出てきました。

かぼちゃ、いんげん、ブロッコリー、豆腐、笹かまぼこ、ブルーチーズ、諸々。

先ずは前菜・茹でたブロッコリーとブルーチーズと少々の牛乳で炒め合わせ、赤ワインと共に・・・おいしいー!
次はいんげんのお浸し、笹かまぼこを蒸(ふ)かし、わさび醤油で。
かぼちゃはかつおぶし味で煮しめ。
朝の残りのソーセージとキャベツのスープ風。
御飯と豆腐とわかめ長ネギ入り味噌汁。
デザートに八朔とイチゴ2こ。

ふー、もうこれでお腹いっぱいです。お粗末でした。

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近くの木蓮はまだまだ蕾が硬いです。
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by madamegrimm | 2017-03-05 10:36 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(4)

 頭の中でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が鳴っている昨日今日、なかなか抜けません。

『オーケストラ』というDVDをツタヤで借りてきて観たからです。

2009年ころの作品映画ですが丁度その前頃にベルリンで過ごした私は旧ソ連からロシアへと変わっていく時期にロシア人との接点をいくつか経験し、どさくさに紛れた彼らの行動が画面から思い出され国々の変化して行く過程が想いやられました、が、最後に大成功するオーケストラの中の曲がチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調なのです。場面のぎこちなさと違って聞こえてくるヴァイオリンの音の素晴らしさ、どなたが弾いているのでしょう!

まえがきが長くなりました。

店頭で美しいカリフラワーとブロッコリーが並んでいます。白と緑、久しぶりに白いカリフラワーを求める。

昔はカリフラワーの下処理として、茹でる時メリケン粉、あ、今はこのように言う方はいない・・小麦粉です。

粉と酢をカリフラワーと一緒に入れ、アクを抜くことと色を真っ白にするための茹で方なのでしたが、今は品種改良され茹でるだけで充分なのです。

いろいろな使い方がありますがこの日はシュニッツェル風カツレツに添えることにいたしました。

茹でた後、サッと水洗いして水気を切り、レモン汁をたっぷりかけてマヨネーズであえるだけ。

いんげんのソテーと共にボンナペティ^^

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by madamegrimm | 2017-01-08 10:46 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(4)

7日の朝は七草粥

 セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロと覚えた春の七草でお正月料理にひと休み。

ゆるめのおかゆを作り、そこにさっと七草を茹でて細かめに刻んだのをお粥に入れ塩で味を整えます。

平安時代を思い出すような素朴な味わい、その時代はきっと素敵なお椀かお茶碗に楚々と出されたことでしょう。

今はお丼ぶりいっぱいに諸々を添えて・・・ちっとも胃を休めることにはなりませんでした^^

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因みにセリはせり科、ナズナはアブラナ科でぺんぺん草、ゴギョウはキク科で母子草、ハコベラはナデシコ科、ホトケノザはキク科でコオニタビラコ、スズナはアブラナ科でカブ、スズシロはやはりアブラナ科で大根です。
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by madamegrimm | 2017-01-07 10:47 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(2)

身体が要求するもの

 澄み渡った青空のお正月でした。
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都内に戻ってきて日本の正月料理にあまり魅力を感じなくなった私は元旦だけはお餅類の料理にお付き合いしますが、今日などはブルターニュ地方のガレットを思い出しましたら無性に食べたくなりデニーズに入ってりんごガレットを注文です。

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似ても似つかぬものでしたがクレープのところがそば粉風色です。

まだ読みかけの本と共に今晩は何に致しましょう。

明日は七草粥の日です。食材は整っていますが、今晩はポトフ。

日本風鍋料理は苦手の私、皆で箸をつつくのもいやなのです。

大きな鍋に水をはり、人参玉ねぎ大根じゃが芋カブキャベツ常備している野菜を入れてコトコト煮て大き目のソーセージを人数分入れ、ブイヨン一個を入れて塩コショウ白ワインで味を整えて出来上がり!
パセリかピーマンを彩りにのせます。

火にかけているだけでおいしいポトフが出来上がります。
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by madamegrimm | 2017-01-06 17:11 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(4)

里芋料理

 秋も深まってきてほんわかお芋料理が戴きたくなってきました。

旬の里芋やさつま芋を使った食卓を考えていましたら、丁度八百屋さんの店頭に立派な里芋を発見。

横にはこれまた旬の甘青唐辛子が袋詰めになっています。そしてレンコンも^^

早速お肉屋さんで鶏の皮付もも肉を求め、「里芋と鶏の煮物」を作りましょう。

食材:里芋、鶏肉もも、レンコン、生姜、酒、みりん、砂糖、醤油、ごま油、ありましたら柚子の皮少々。

作り方:*鶏のもも肉は2~3㎝角位に切ります。
     *里芋は皮を剥いて同じ位の大きさにコロ切りしておきます。
     *レンコンも皮をむきコロ切りは少し歯触りがゴロゴロになるので5ミリ位の薄切りが良いです。
     *生姜は薄切りで少々。
     ★フライパンにごま油を少しひき、鶏もも肉の皮目を下にして弱火で焦げ色がつくまで焼きます。(こうすると鶏臭さが無くなります)
     ★深鍋に里芋を入れ、肉の方も軽くあぶった鶏肉をその炒めた油と共に入れ軽く炒めた後、水をひたひたより少し少なめに加え、沸騰したらアクを取りみりん、酒、砂糖少々、そして醤油で味付け、レンコン、薄切り生姜も加えて里芋が煮崩れないように煮つめます。中火から少し弱火で約15分くらいでしょうか・・。
     ★汁けがなくなったら出来上がり。柚子の皮を卸すか松のめのように切って添えます。
     ★甘青唐辛子はヘタを取って、包丁で一か所だけ上下に切り口を入れ(こうすると破裂しません)ごま油で炒めてみりん・酒・醤油で煮つめます。
お皿に里芋の煮物と青唐辛子を添えてボンナペティ!

この日はあとわかめと豆腐の味噌汁、漬物、新米ほかほか御飯で幸せでした。

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by madamegrimm | 2016-11-13 13:53 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(2)

少し酔っています

 今日は「初秋涼夕」(しょしゅうりょうせき)と気象予報士の船木くんがいっています。

湿気少なめの一日になり、午後は歩き回ってきました。

彼岸花はもう枯れかかっています。

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先日の敬老の日、私が歳をとったせいか、あるところからフランス、ボルドーの赤ワインが数本送られてきました。

今日は爽やか日よりでその中の2012年Rouge Gorgeを開けて何故か諸々を作ってしまいました。

買い置きの品々ではありますが、その赤ワインとよく合い、あまり強くない私がボトル半分を空けてしまいました。

贅沢なのか質素なのか、我が腕のなせる技でございましょうか・・・。

メニュー:鶏もも肉のワイン蒸し、アラビアータ、カボチャとさつま芋のグラタン風、フレッシュサラダです。

赤ワインがピッタリ。

カボチャとさつま芋のグラタンは本日の「おしゃべりクッキング」参照です^^

こんな贅沢が出来るのはもう最後かもしれません。

昨今、自分で買いこんだ新本、ここずーっと再読に明け暮れています。

人間の極みのような世界情勢の中でこの国の冷えきった心の数々のニュースを知れば知るほど、辛く悲しく哀れな人々の行為に自然の怒りと並行してどこまで突き進んでいくのか、何とも言えない怖れを感じる日々です。

人間は愚かではないことを祈るばかりです。

少し身体と精神を温めてください。そして幸せとは何か・・・考えましょう。

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by madamegrimm | 2016-09-30 20:07 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(2)

ポークチャップ

葉月最後の日、台風10号傷跡を残し関東は晴天の大蒸し高温日。

昨夕の夕焼け

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夏太りのついでに本日はポークチャップを作りました。

食材:豚肉肩ロース人数分、玉ねぎ、生椎茸、トマト、ピーマン

調味料:塩、こしょう、赤ワイン、ケチャップ、オリーブオイル

作り方:*ポークの切り身に塩コショウを両面にしておく。*玉ねぎは薄めのくし型に切る。生椎茸は大きめにそぎ切り。*トマトはコロ切り。*ピーマンは彩りに千切り。

大きめのフライパンにオリーブオイルをたらし、ポークの切り身を両面焼く。
途中から玉ねぎを入れ、少ししんなりさせたら、しいたけも入れて火を通す。途中でポークを取り出して3切れ位に切りフライパンに戻す。
中火を保ちながらトマトを加え、ピーマンも加え、軽く塩コショウをして赤ワインを入れる。
全体に火が通りましたらケチャップを加えて味を整える。

皿に旬のゴーヤソテーを添え、ポークチャップを盛り付けて出来上がり。

栄養満点、御飯と味噌汁でボンナペティ!

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     ポークが見えなくなってしまいました^^
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by madamegrimm | 2016-08-31 20:20 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(2)

 今日は長崎原爆投下記念の日、毎年6日の広島と同じく暑い暑い悲しい記念日です。

あまりにもの暑さで長椅子に寝そべっていても眠れず、読書にも集中出来ず、爽やかさを感じるフォーレの夜想曲を聞いて涼をとっても、何をしても身体が怠い・・・。

そうだ・・家にあるものでまずはグラタンを作り、夕方涼しくなったら外に出て気分転換して猛暑から気分一新しましょっと・・・。

海老グラタンの作り方

材料は玉ねぎのみじん切り、キノコ類少々角切り、冷凍むき海老、牛乳、薄力粉、バターorマーガリンorオリーブ油、ブイヨン、粉チーズ、パン少々、水。

作り方:
フライパンか厚手の鍋にバター20gを入れ小麦粉同量を入れて焦げないように炒める。
トロッとしてきましたら牛乳200ccと水を加え木杓子と泡だて器でなめらかになるように回し混ぜる。
ホワイトソースの出来上がり、塩コショウブイヨン、白ワインかくし砂糖少々で味を整える。薄味が良い。
別鍋に玉ねぎを炒め、しんなりしましたらきのこと海老を加え炒める。軽く塩コショウを。

ホワイトソースの中へ具を入れ、グラタン皿に流し入れて上にパンをちぎり、あればパセリみじん切りかピーマンの輪切りを少々のせ、粉チーズを振りかけてバターを一かけのせ、オーブントースターで10分、出来上がり!

ジンライムと共にどうぞ^^

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                     オシロイバナ
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by madamegrimm | 2016-08-09 16:29 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(4)

家の餃子

 桜桃(さくらんぼ)より連想で太宰治が云っているようにまるで珊瑚!

珊瑚真珠と名付けたい位瑞々しいさくらんぼを見ているとこの次は私が桜桃ブレスレットを作りましょう、と思ってしまいます。

それはさて置き、昨夜は餃子とわかめのスープで何故か身体もすっきり気分。貧しくてもに気を使って生きることは思考を正しい世界に導くと私は信じています。

正しい・・・なんてそんな言葉を使う事じたいがおこがましいですが、何も贅沢な食材や外食をすることではなく、デフレ気味の街々の食材は工夫をすればいくらでもボンマルシェのものが手に入る。

というワケで、おいしいシンプル餃子とスープを記しましょう。

焼き餃子の材料: 豚ひき肉200g、キャベツ4枚位、にんにく1カケ、長ネギ10㎝、

作り方: 鍋にお湯を沸かし、洗ったキャベツをサッとゆでる。湯を切り、みじん切りにして水気を絞って置きます。
      ボールに挽肉とみじん切りかすりおろすかしたにんにくとみじんぎりの長ネギを入れ、混ぜて少し味付けとして塩、こしょう、酒、醤油をたらし、切って置いたキャベツも加えて、あればオイスターソースをひとたらし加え、少しのごま油を加えよく混ぜて片栗粉を大匙1加えて中味は出来上がり。

餃子の皮は市販のお好きな大きさをどうぞ^^

この餃子の皮で中味の具を入れて包んでいるときの醍醐味、料理好きにはタマリマセン。

20数個出来ましたら、大き目のフライパンにごま油とサラダ油半々を布いて包んだ餃子を並べていく。

始め中火で焼き始め、少し経ちましたら弱火にして焦げ目がつくまで約5分焼きます。

お湯を沸かしておいて、そのフライパンに具がひたひたになるほどの湯を注ぎます。

中火にして蓋をし、水分が無くなり、パチパチと破裂音がしてきましたら、出来上がり!

小皿に酢・醤油・ラー油を入れつけて戴きます。

ワカメのスープは沸かしたお湯の中に鶏がらスープの素を入れ、ありましたらきのこ類の何かを加え、もどして切ったわかめと緑の葉っぱ(この日はクレソンの葉)を入れて塩と酒で味を整え、最後に溶き卵を流し入れて出来上がり!

ボンナペティ!

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by madamegrimm | 2016-06-15 10:56 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(2)

先日、久しぶりに新宿中村屋のインドカレーを戴いてきました。

昔から変わらぬ中村屋独自のカレーは郷愁と共にいろいろな薬味と一緒に食する幸せは気持を落ち着かせてくれる。

カレーとしては少しトレ・シェールではあるが、あの鶏肉骨付きぶつ切りの味わいは単調な鶏肉の味を複雑な味に仕上げている事に独自の伝統が伝わってくる。

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そして少しリッチな気分にさせてくれる自然な店員たちの振る舞い、ゆったりと市民の心をつかんでいます。

舛添東京都知事のリッチ憧れは不適切という言葉の判断が沢山、何がそうさせたのかお可哀そうな方・・・。

都民になろうとしない私の意志にはこんなところにもある・・・。

たまに新宿中村屋のカレーを食べて小さな幸せ気分を教えてあげたいなー。

硬い蕾から咲き始めてくれたシャクヤク

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            シャクヤクの花言葉:はにかみ、恥じらい、謙遜
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by madamegrimm | 2016-06-07 08:55 | 「新」文章で綴る料理 | Comments(7)