2017年 10月 31日 ( 1 )

カズオ・イシグロ氏短篇集第二話に爆笑

 カズオ・イシグロ著『夜想曲集』を今読んでいて第二話の『降っても晴れても』`Come Rain or Come Shine'の短篇なのですが、もう可笑しくて可笑しくて笑いが止まらなくなり昨日は寒いので家の中でひとり読み耽っていたのですが、声を出して爆笑になってしまい、(あー、キャフェで読んでいなくてよかったー!)と・・・。

この本、副題が「音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」と記されている意味が納得なのです。

男女の夕暮れ迫るギクシャク関係が実に切羽詰まる状態に陥りそうな話ばかりなのですが見事なそれぞれの立ち位置からの会話表現によって絡みながら読者を惹きつけ、うならせたり爆笑させたりまさにカズオ・イシグロ氏の経験豊かさが筆の立つ力によって表現されているのです。

その『降っても晴れても』ですが、学生の時の女友だちエミリと僕レオそしてチャーリーが絡むそれぞれが社会人になって僕レオナルドはスペインやポルトガル、イタリアなどへ出かけて語学教師で久々にエミリとチャーリーが結婚してずーっとロンドンに住み落ち着いたふたりの生活している場にレオは訪ねる。

出だしが エミリもぼくもアメリカの古いブロードウエイソングが好きだった。
音楽はこのような世界のお話ですがエミリとチャーリーとの仲を元に戻してあげたいレオの奮闘に人様の家の中で留守番しながらチャーリーの電話を受けて事を起こしていく有様、そこにエミリが帰宅・・・

可笑しくなるのは私だけでしょうか・・・読んでみてください。Wunderbar!

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by madamegrimm | 2017-10-31 11:27 | 人間 | Comments(4)

私の日常(madame grimm)


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