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今日はベートーヴェン

 通りすがりに映画‘敬愛なるベートーヴェン’を観てきました。
2006年のイギリス・ハンガリーの作品で、時間潰しに丁度よい映画でした。
第9シンフォニー誕生の頃の晩年を主にした内容です。
ベートーヴェンのマエストロ役はハリウッドの大スターである、エド・ハリスという俳優、
相手役の写譜師(コピスト)の女性にドイツ人の女優ダイアン・クルーガーというドイツ美女。
こんなすごい若い美女が、本当にあの晩年怪物ベートーヴェンの傍にいたか、定かではないが、どちらにしても、ドラマティックに彼の迫力を出してくれていました。

あの偉大なベートーヴェンの役をこなすのは難しい。
内面のある、神と魂のハザマを音の世界で極めたベートーヴェンはどんな俳優も演技するのは困難であろう。
ベートーヴェンの音楽を愛している者にとって、音楽からのイメージで充分なのであるが、あらためて娯楽として、観たとき、楽しませてくれると・・・、屁理屈は抜きにして、気分爽快になり、日ごろの憂さ晴らしには最高です。
ついでにベートーヴェンのCD弦楽四重奏(後期の)を探し出し、静かにベルリン弦楽四重奏団などの、重厚なハーモニーで、‘至福の時’を刻むことができました。
今日はベートーヴェン_b0105259_15584547.jpg

by madamegrimm | 2007-04-21 20:11 | クラシックはお好き? | Comments(0)

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