劇的シューマンの出だし
2017年 02月 04日
駆け巡りましたので春の光で寒さをまさに翔るのでした。
毎日毎日いろいろな事があり、このピアノ協奏曲のように波風、浮き沈み、アルゲリッチの感情等、入り混じったシューマンを聴いていると人間の力を信じようよ・・・と言っているよう。
アーノンクールの指揮で1992年頃の録音、アルゲリッチの演奏が少々ピアノに慣れ過ぎている感なきにしも・・・で演奏家の波の感情が聞こえてくるようです。
同じ版にヴァイオリン・コンチェルトD minorも入っていてこちらも激するギドン・クレメルの演奏です。
シューマン先生の苦しみ哀しみが伝わってきます。
人間はどこまで生きたら良いのか・・・生きる苦しみが私に襲ってくる。
本と音楽に助けられています。