たんぽぽ色
2014年 03月 08日
meine Mutterの家では今日も顔を近づけて耳の傍で歌をうたってあげました。かなり聞こえが悪くなってきています。
それでも、歌詞が思い出せないと言っていた《四季の歌》を大きい字で書いて持って行きましたら大喜び。
この歌は意外とよくできています。
フォークグループの荒木とよひささんという方の作詞作曲です。歌詞を記してみましょう。
『四季の歌』
春を愛する人は 心清き人
すみれの花のような ぼくの友だち
夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく波のような ぼくの父親
秋を愛する人は 心深き人
愛を語るハイネのような ぼくの恋人
冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす大地のような ぼくの母親
ラララ・・・・・・・・・・・・・・
注:この歌の詩の中に「ハイネ」と出てくる秋の場面、歌のイメージでは女性ですが詩人のハインリッヒ・ハイネは男性です。1797~1856の詩人でシューベルトの歌曲『白鳥の歌』に出てきます。
ま、もっともハイネは名字でありますなら女性でも・・、また同性愛でもありえますし・・・。
そして、もっと深く考えれば、この作者のこころは詩人のハイネが語っているような大きな愛からでしょうか^^