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この表紙、板の上の意味

 湖の麓で2組のキャンプファイヤー、遠くにはアルプス(日本か欧羅巴か)、静かな湖畔の森の奥からもう起きては如何とカッコウが鳴いています。

この湖は野尻湖か、ボーデン湖か、夏の思い出風景・・・。

しかし、儚い絵姿。

重たい景色はどこへいったのであろう。

生きることとは重たいものを背負ってその重圧に耐えながら経験という深みに魂が到達し、生きる意味を自然と悟り、神から、強い力を与えられて全う出来るかと思いきや、この表紙を開けるたびに、薄ペラな人生が垣間見られ、このキャンバスの上みたいなものが人生なのだと哀しい‘さが’に追いやられている。

よくぞ、静かな湖畔よ・・・。思い出の夏よ・・・。


注:表紙(スキン)「キャンプ」に変更した時のおはなしです。
Commented by k_hankichi at 2013-08-16 08:19
ホイッスラーの風景画の構図、奈良美智の色合いのようですね。単純化していくと、案外そういうものなのかもしれませんね。
Commented by madamegrimm at 2013-08-16 09:10
はんきちさま ホイッスラーも奈良美智氏も人間っぽい深みがありますが・・・。デジタル絵は飽きがきます。最近の人間扱いもデジタル象徴でしょうか。
by madamegrimm | 2013-08-15 19:02 | 未分類 | Comments(2)

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