戦争はいけない
2011年 08月 15日
ドイツのベルリンでは13日にベルリンの壁にあたっての犠牲者追悼式典が催されたようです。
旧東ドイツが壁を構築して50年が経つそうでウルフ大統領やメルケル首相等が出席し「壁は崩れ去ったのではなく、自由と民主主義のために戦った市民によって倒された」と大統領は強調されました。
どこの国も二度と悲劇を生み出さないでほしい。
Ichたちもフランスに赴任していたころ、今から22年前でしょうか、夏休みの旅で東欧へ車ででかけました。
アウトバーンを走り、ベルリンの西の方よりブランデンブルグ門目指しようやく着いた時は丁度ベルリンの壁が崩壊し人々が自由にブランデンブルグ門を行き来している頃でした。
通り過ぎてよいものかしばし周りを見渡して少し躊躇した記憶があります。ドイツの方たちが喜びの顔で門を通っているのを見て東ドイツの方へ足を踏み入れました。
川の側を歩き何か不思議な心境になったものです。
たしかその日はフリードりッヒStr.駅近くのクラシックなホテルに泊まりました。
趣きのある重厚なホテルでしたがほんの少し従業員の人たちがオドオドした感じがあり、まだまだ解放感まではいっていない複雑な時期でした。
越境者や遺族は今も心に傷を残しているそうです。
この時期は悲しい思いがいっぱいです。