旧盆
2010年 08月 12日
少し前のヨーロッパではバカンスの時期で大移動が始まり、フランスのパリは閑散としてアラブ系のお店だけが唯一の買い物の場所でした。
今は歴史も変わりユーロ圏になった国々との関係は本当に難しくなってきていますね。
それでも都会を離れると地方独特の趣きを放ち、伝統的な世界を醸し出して、来る者を拒まず、一緒に仲間に入って楽しむことが出来ます。
20年前でしょうか。プロバンス地方のある山間の宿に泊まったとき、子連れのIchたちを温かく迎え入れ、フランス人独特の心のこもった優しさで接してくださった記憶は今でも忘れることができません。
人間のこころは複雑です。
どこの国でも先祖に対しての気持ちは変わりないと思いますが、ここ昨今の人々の動きは気になる事ばかりです。
一人一人の愛情が薄くなっているのでしょうか・・・。
先達たちへの尊敬も薄れています。
反対に若者たちへの情熱的な導きも薄れています。
みんな自分の立場を維持するために必死になっている。
お金という魔物が世界を狂わせているのです。
先祖に祈り、先達を大切にし、大人は若者へ愛を持って導き、子どもたちへはみんなで大事に大事に育てましょう! なんでもないことなんですが・・・
8月6日、9日、15日、この国にとって大切な祈りの月です。