緑濃き日々
2009年 08月 02日
この山間に戻ってくるとき、山の尾根伝いが水墨画のごとくかすみ東洋の美をあらためて感じながら家につきました。
今、バッハの「音楽の捧げもの」BWV1079を静かにかけています。
ベルリンの西ポツダムにあるフルートの名手でもありましたフリードリッヒ大王の館サン・スーシー宮殿が思い出されます。
ここでJ.S.バッハがこの曲を大王に捧げ、次男であるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ等と共に王様はこの曲を演奏しています。
「紳士諸君、バッハ老がみえられた!」とフリードリッヒ大王はこう知らせたそうです。
宮殿はブドウの垣根におおわれており、先日、あるワイナリーで種類は違いましたがブドウの垣根をみて、おもわずシャッターをきりました。