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オルガンと歌によるレクチャーコンサート

 先日18日、東洋英和女学院の新マーガレット・クレイズ記念講堂でオルガンコンサートがあり、出かけてきました。

女学院の専属オルガンニストでもある河野和雄先生のレクチャーでIchにとって興味のある内容です。

 「死と慰めの音楽」

 演奏曲目の作曲家はバッハが晩年訪ねて行った北ドイツの作曲家D・ブクステフーデ(1637~1707)、J・S・バッハ(1685~1750)、J・ブラームス(1833~1897)、J・N・ダフィット(1895~1977)そしてG・フォーレ(1845~1924)。

東洋英和高等部3年生の美しいソプラノと共に作曲者たちの最後の曲を主に土曜日の午後、至福の時を過ごさせていただきました。

Ichにとってとりわけダフィットという作曲家は初めて聴く曲で「死は刈り人」によるパルティータという曲、まさに神と人間と悪魔たちの死の舞踏といえる様が音楽化され壮絶な響きとなってIchに迫ってきました。

最後は静かな子守唄で終わります。
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 河野先生は死生学のProfessorでもあり謙虚な方でIchの尊敬するお一人です。Mein SohnのオルガンのLehrerでもあります。素晴らしいパイプオルガンと共にキリスト教の奥深さを知ったような気が致します。
by madamegrimm | 2009-04-26 10:33 | クラシックはお好き? | Comments(0)

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